韓国で感染拡大が続くMERSコロナウイルスについて、WHOは感染が大規模でさらなる感染拡大も予想されると発表した。
多くの感染者が出た病院を訪れウイルスの特性を調べていたWHOと韓国政府の合同調査団は先ほど午前11時から会見を行った。
会見で調査団の代表は、人から人への感染力が強まるようなウイルスの突然変異は見られなかったとの分析を発表した。
一方、韓国の保健福祉省によると、MERSコロナウイルスで新たに12人が感染、病院で治療を受けていた67歳の女性が死亡した。
これで感染者は138人、死者は14人に増え、3600人を超える人が自宅などでの隔離対象となっている。
このうち新たに感染がわかった70歳の救急車の運転手は、最初の患者から2人を媒介したいわゆる4次感染だったことがわかった。
4次感染が確認されたのは初めて。
さらに7歳の小学生にも感染の疑いが報告されるなど感染の拡大に歯止めがかからない。
厚生労働省が所管する3つの団体で職員のパソコンがウイルスに感染した疑いのあることがわかった。
情報の流出は確認されていないとのことで厚生労働省は日本年金機構へのサイバー攻撃と関係があるかどうかを含めて調べている。
ウイルス感染の疑いが見つかったのは健康保険組合連合会など3つの団体。
厚労省によると、健康保険組合連合会では昨日までに職員のパソコン2台がウイルスなど悪意のあるソフトウェアに感染しているのが見つかったほか、国立医薬品食品衛生研究所でも研究者のパソコン1台に同様の感染が見つかった。
また国立精神・神経医療研究センターではセンターのネットワークから外部への不審なデータ通信が行われていたとのこと。
いずれも昨日から職員のパソコンを外部ネットワークから遮断していて、情報の流出は確認されていないとのことだが、厚生労働省は日本年金機構へのサイバー攻撃との関係も含めて調べている。
一方、新潟県の工業技術系の情報ネットワークもウイルス感染した可能性があることがわかった。
新潟県の工業技術総合研究所と県内6カ所の支援センターをつなぐネットワークで、昨日夕方、データを県庁のコンピュータに送信中、一部のファイルにウイルス反応があったとのこと。
仮にネットワークがウイルス感染していた場合、新潟県内の企業情報や独自技術の情報が漏えいするおそれもあるとのことで、現在、新潟県がウイルス感染や情報漏えいの有無を調査している。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉についてアメリカのオバマ大統領に強い権限を与える法案が議会下院で可決された。
ただ、セットで可決される必要があった関連法案が否決されたため、来週、改めて調整されることになった。
下院で採決された政府に通商権限を一任する貿易促進権限法案=TAP法案は必要な過半数をわずか1票上回るギリギリで可決された。
ただ、同じパッケージとして上院を通過してきた国内の雇用支援を強化する法案が大差で否決されたため法案成立は持ち越されている。
TPA法案をめぐっては与党・民主党側が雇用に対する打撃への懸念から反対の姿勢を崩さず、採決直前にオバマ大統領が議会で執行部に協力を要請。
異例の訪問のかいもあって、TPA法案は可決されたものの全体がすんなりと通らなかったことに対してホワイトハウスの報道官は手続上の混乱だと強気の姿勢を繰り返している。
ただ、TPP交渉参加国は最大の経済を誇るアメリカの本気度をにらみながら交渉に臨んできただけに終盤でのもたつきが交渉全体の勢いに影響を与える可能性もありそうです。
アメリカ議会でTPA法案の結論が持ち越しになったことについて、甘利TPP担当大臣はこのように述べ、関連法案の早期成立を促した。
また、甘利大臣はTPPの大筋合意に向けた12カ国による閣僚協議を今月中に開催するのは難しくなったという認識を示したものの、TPP交渉全体のゆくえについてはそう悲観的にならなくていいと述べている。
今日未明、静岡がんセンターの循環器内科部長が妻の知り合いの男性を暴行し、ナイフを突きつけて金を要求したとして逮捕された。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、県立静岡がんセンターの医師で循環器内科部長の飯田圭容疑者47歳。
警察によると、飯田容疑者は今日午前1時頃、自宅近くの路上や駐車場で妻の知り合いで近所に住む40歳の男性会社員を蹴りつけ、脇や背中などにケガをさせた上、ナイフを突きつけて、50万円をよこせと金を要求した疑いが持たれている。
調べに対し飯田容疑者は容疑を認めているとのことで、警察は、犯行に至ったいきさつなどを追及している。
今回の事件について、静岡がんセンターは事実関係を確認中とコメントしている。
新潟県柏崎市の小学校で昨日、保管されていた防犯用スプレーを児童が誤って噴射し、20人が病院に運ばれた。
いずれも症状は軽いとのこと。
学校の説明によると、昨日午後2時頃、新潟県柏崎市の剣野小学校5年生の教室で、男子児童2人が担任の机の中にあった防犯用スプレーを天井に向かって噴射したとのこと。
スプレーにはトウガラシ成分が入っていて周りにいた児童20人が目の痛みを訴えたり咳き込んだりして病院に運ばれた。
いずれも症状は軽く、入院した児童はいなかったとのこと。
防犯用スプレーは、不審者侵入に備えて保管されていたものだったが、学校は児童にスプレーの保管を伝えていなかったとのこと。
炭疽菌が日本に送られていた。
アメリカ国防総省は12日、アメリカ軍の研究施設が2005年に神奈川県の米軍基地、キャンプ座間に炭疽菌を送っていたことを明らかにした。
検知機器のテストをするためで、テストが終わった後の2009年に処分され現在、日本国内に炭疽菌はないとしている。
炭疽菌はこれまでイギリスや韓国など5カ国とアメリカ国内の合わせて69カ所の研究施設に送られたことがわかっている。
アメリカ・ニューヨーク州の刑務所から殺人罪などで服役していた受刑者2人が脱獄し逃走している事件で、刑務所に禁制品を持ち込み脱獄を手助けしたとして刑務所職員のジョイス・ミッチェル容疑者が逮捕された。
ミッチェル容疑者は刑務所の職業訓練担当で訓練を通じて知り合った逃走中の受刑者との親密な関係が疑われ、2015/06/13(土) 11:45〜11:58
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