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【プロ野球】

貧打G 4連敗

2015年6月10日 紙面から

日本ハム−巨人 7回表2死三塁、空振り三振に倒れる巨人・高橋由。捕手近藤=札幌ドームで(千葉一成撮影)

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◇日本ハム3−2巨人

 日本ハムが連敗を2で止めた。中田が4回に19号2ラン、5回には適時打を放ち、全3打点を挙げた。有原は速球に力があり、7回途中1失点で3勝目。小刻みな継投で反撃をかわし、増井が16セーブ目。巨人は4連敗。

     ◇

 負の連鎖を止められない。巨人の歯車は札幌でもかみ合わなかった。先発のポレダが5イニングで3点を失うと、打線は2点を奪うのがやっと。1点を追う9回もアンダーソンが放った右中間への二塁打を生かせず、今季ワーストタイの4連敗だ。

 「もうちょっと仕掛けを早くというところはありますよ」と原監督。エンジンの掛かりが遅い打線は指揮官にとって悩みの種のまま。四球で崩れたポレダについても「もう少し自分を信用しないとね」と苦言を呈した。

 日本ハム戦はこれまで6連勝中と相性が良かった。しかし、この日は初対戦の有原の術中にはまった。「速い球をしっかりと打つ」という対策はたてていた。しかし、5回2死まで走者すら出せない貧打。ルーキーの快投を助けてしまった。

 「コントロールも良かったし…」とお手上げの表情の原監督。チームにこんな活を入れる。「主導権を握ってというのが大事でしょうね」。先行逃げ切りこそ、巨人の必勝パターン。10日は本来の姿を取り戻して、復帰戦の菅野を援護したいところだ。 (川越亮太)

 

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