サタデープラス【丸山隆平(関ジャニ∞)ほか★あなたのカラダとお金を元気に】 2015.06.13


あなたの体とお金、元気にします!サタデープラス。
今週のプラスな人といえば、この人。
サッカー男子日本代表、本田圭佑選手。
おととい行われた試合では、開始早々に先制点を挙げるなど、何度もチャンスを作り、スターとしての存在感を見せつける大活躍。
これで勢いづいた日本は、終わってみれば、4対0で圧勝。
来週16日に行われるワールドカップアジア2次予選に、弾みをつけました。
若い選手が育ってきてるなという印象があるんで、いい競争をしたいなと思います。
そんな本田選手が今週、なんとオーストリアのクラブチームを買収。
これについて本田選手は、日本人が海外でプレーするための門戸を開くためとコメント。
これぞまさにスターたるゆえんですね。
一方、なでしこジャパンも好発進。
ワールドカップ1次リーグ初戦を、勝利で飾りました。
この試合で澤穂希選手は、世界初のワールドカップ6大会連続出場。
日本代表200試合目を記録。
今大会が最後と明言している澤選手は。
いよいよだなっていう雰囲気がすごくあるので。
ちょっと緊張はありますけど、でも、すごく楽しみです。
続いてはメジャーリーグ。
故障者リストから復帰した田中将大投手。
これぞマー君。
力強い投球が帰ってきました。
味方の援護にも助けられ、今季4勝目。
マー君の快進撃、ことしも期待できそうです。
そして世界に挑戦するニュースがもう1つ。
それは近藤真彦さん。
なんと50歳にして、トライアスロンの日本代表に。
マッチさんといえば、カーレースで有名ですが、実は、いわゆるジャニーズ体型を維持して、後輩たちの模範となるように、以前からランニングに取り組んでいたんです。
丸山さんも、もちろん維持できていますよね?
それは、皆さんの満足いくように頑張ります。
トライアスロンとの出会いは6年前。
友人の勧めで初挑戦。
それをきっかけに、これまでに14もの大会に出場。
4年間で、なんとタイムを1時間以上縮めるなど、年を重ねるごとに驚異的な成長を遂げているんです。
ちなみに、マッチさんの自転車の値段はなんと150万円!タイヤだけで30万円もするんだとか。
50歳にして成長を続けるマッチさんですが、
おはようございます!皆さん、今週も始まりましたよ。
サタデー!
プラス!
今週のゲストを紹介しましょう。
鳥越俊太郎さん、そして、渡辺真理さんです、よろしくお願いいたします!
よろしくお願いいたします。
きょうは90分ですけれども、よろしくお願いいたします。
さあ、…。
分かりますでしょう、マッチさんの好物は?
いや、僕だからもう、大先輩なんで、あんまりちゃんと知識入ってないんですよね。
でも、なんかカレーみたいな出てたから、カレーの中に入っているほくほくしたジャガイモ?
じゃがいも?
納豆とか言ってくださると、ちょっと親近感沸いてうれしいですよね。
あるもんね、納豆カレーとか。
健康にもいいですしね。
さあ、正解はなんでしょうか?こちらです。
これがないと夫婦げんかになるという、近藤真彦さんの大好物とは。
それは福神漬け。
カレーのごはんの部分を真っ赤に覆い尽くすほど大好物。
カレー屋さんに行くときは、マイ福神漬けを持っていくんだとか。
そんなマッチさんはことしで歌手デビュー35周年。
来月51歳の誕生日に、新作アルバムをリリース。
そして同時に全国ツアーもスタート。
トライアスロンに歌手活動と、ジャニーズのプリンスは挑戦し続けています。
そして、下町のプリンスといえば?
いやー、暑いですねー。
どうも、福沢諭吉です。
今週のマネープラスは、お金といえばこの方。
下町のプリンスこと、東貴博さん。
18歳で父が他界。
親からのお金0円でお金持ち?おぼっちゃまキャラの意外な事実とは?大物芸能人に愛される自宅を公開。
頂いたベビーカーですよ。
浅草出身の東MAXだからこそ知る、浅草芸人が愛する取って置きのテッパングルメを食べまくる。
うまーい。
そんな東貴博さんに学ぶ、賢いお金の使い方。
これから浅草に来ようという皆さん、もう鉄板グルメツアーですから、ここに来たら間違いないってものを、ちょっとご紹介していきますよ。
一緒に名店を巡るのは。
おはようございます。
ふだんどおり待ってましたよ。
全然ふだんどおりじゃない、気合い入り過ぎでしょう?これ。
失礼な、そういうこというと、げんこつしちゃう!オゲ…、やらしてくださいよ。
私の…。
早いでしょう、まだ。
どういう人物かも分かってない。
分かってないから。
いいことがあったという後輩にごちそうするのだとか。
カトゥーは、あの大ヒット、北野映画に出演。
てめえ、年取ったかまだね。
そんなとこで、誰に断って商売してんだ?
山さんがね、このたびめでたく離婚が決まった。
やっと言える日が来ましたね。
昨年のクリスマスイブに離婚が成立しました、ありがとうございます!
そうなんですよね。
きょうは一心不乱に、食べて飲んでください。
行きましょう。
東さんお勧めの焼き肉の名店、本とさやへ。
特にお勧めは、やっぱりこの特上カルビ。
いえい、いえい!
カルビといっても、すごい分厚さ。
ステーキみたいですやん。
いいねぇ。
うわっ。
もう返します?
もう返すんですよ、これね。
うわぁ!
うわ、これすごいな。
これですよ、箸で持った感じのこの重たさね。
ねえ。
見て、これ。
うまーい!
ほんまのやつ出た。
本当、柔らかい。
正蔵師匠なんかも、若手のときに来て、いつかは、この特上カルビが食べられるように、頑張るんだっつって、普通のお肉を食べてたんだって。
で、売れてから食べるんだって言ってたんだけど、俺は子どものときから食べてた!
先輩、先輩。
カルビを食べたところで、もうお会計?どういうこと?
えっ、次行きますよ。
ですから、お店っていうのはね、やっぱ、そのお店のおいしいメニューってのがあるんですよ。
だからいろんなお店のおいしいものを次々と食べていきたいと。
東MAXお勧めの浅草グルメツアー。
続いては、すしの名店、すし游。
天然物しか握らないという、こだわりのお店。
失礼します。
こんにちは。
いいでしょ?これ。
すみません、ここ、ドレスコード大丈夫ですか?
大丈夫、大丈夫。
ここはね、またね、まぐろにものすごい力を入れてるんですよね。
紀州勝浦産のマグロのヅケから握ってもらいます。
どんだけ生きがいいんですか?
生きがいいですよ。
これ、手渡しで頂くんですよ。
なるほど!
もらったらすぐ。
あー!
イェイ!
うーん!ヅケの具合が最高でしょう。
いい感じだわ、本当。
そう!もらったら、もう2秒で頂く。
もうここのおすし屋さん、何がすごいって、握り方がすごいんですよ。
もう空気をまとって、握ってるので、置いたら、本当にね、沈むんですよ、ごはんが。
へぇー!だから、手渡しなんですね?
そうそう、手渡しで置いちゃいけない。
大トロ。
すじをはがして。
こういう所、惜しげなく捨てちゃうんだよね。
だからね、手で握ったものは手で頂くというね、そのほうがおいしいんだ。
これよ。
きれいでしょう、ほら。
うーん、もう次行くからお会計してください。
東MAXお勧めの、浅草名店グルメ。
続いては、浅草芸人を育てたくじら料理のお店です、捕鯨船。
たけしさんが愛した煮込みは、歌の歌詞に出てくるほど。
東さんが頼んだのは?
野菜炒めちょうだい、野菜炒め。
野菜炒め。
なんで知ってるの?
それは、うちのおやじがね、昔よく食べてたっていう。
これはね、誰にも知らせてないよ。
俺、聞いたよ!
言ったっけ?
5回ぐらい聞いてる。
くじらと野菜を炒めて、しゃきしゃきのキャベツにケチャップをかけた一品。
これをね、こう一緒に混ぜて食べるの。
このたれが、まためっちゃうまいわけよ。
これですよ。
丸ごとよさそうな。
うん!
どうかねぇ?
おめでとう。
えっ、何?
めっちゃうまい。
日本一のコメディアンの食べてる、野菜炒め。
あそこに書いてあるのが、あの、おとっつぁんのことば。
えっ、どこ?
きょうのくじらは、あすへの力。
これは、おとっつぁんが教えてくれた。
あっ、そう。
へー。
たけしさんが前通ったりすると、うちの親父が、おい!たけって入ってきて、喜んで、ほらもう、貧乏芸人だから、みんな。
今のたけしになったのは、誰のおかげだと思っているんだよ。
たけしさんのおかげ。
ばかやろー!ばかやろー!なんでこれ。
なんでこれ。
じゃあ、さっさと帰ろう。
ちょっ、もう帰っちゃうの?
帰ります、帰ります。
これまで、その様子を撮ってきてもらいましたよ。
この日のメニューは和風ラタトゥイユ。
本当簡単なんで、パプリカなんかもね、この大きいほうがいいですから。
カットした野菜をごま油で炒めて。
だしをとってあります。
これとものすごいこのトマトの相性がいいわけですよ。
炒めたニンニクと鶏肉、そしてセロリを加えて、トマトソースを入れます。
もしね、ちょっと足りないなって方は、うちの場合はこういうトリュフ塩なんですけども、ちょっとね、いれて加減していただいて。
いやー、本当すてきなパパですやん!また、自宅には有名人から出産祝いがたくさん。
これなんか、立派でしょう?薬丸さんから頂いたベビーカーですよ。
最新式のやつ買ってくれましたよ。
三宅ゆうじさんの夫婦から頂いた、酵素玄米を炊く専用のお釜ですよ。
このおかげでものすごく母乳が出ています。
ほかにもですね、たくさんのブランド品を頂きましたよ。
もちろん、小堺さんからも頂きました。
と、ここでモリタククイズ。
小堺さんが東さんに贈った出産祝いとは、なんでしょう。
さて、鳥越さん、なんだと思われますか?
なんだろう?
分からないな、僕は直近で贈ったのはやっぱりベビーカーなんですよね。
とりあえずベビーカーと考えるんだけども、もうベビーカーは来てるからね。
そうですよね。
違うんだよね?
なんでしょうね。
なんだろう。
真理さんはどう思われますか?
なんだろ、でも、小堺さんだから。
スタジオもずっとVTR中、爆笑じゃないですか。
小堺さんの。
ということは、赤ちゃんのガラガラとか、なんていうの、赤ちゃんがきゃー!って笑うような、なんかそういうもの。
回るやつね。
そうそう、そういうのとか。
ということで、正解は意外なもの、こちらです。
なんだろう。
もちろん小堺さんからも頂きました。
なんとこちらですよ。
さすが分かってらっしゃる。
コメントもね、八郎似ベイビーちゃんへということで、中身は言えないんですけども、まぁー、相当ねぇ、汗が拭けます。
言っちゃなんですけど、こじるりちゃんの年収ぐらいです。
さすがの小堺さんです。
ありがとうございます。
まだまだ続く、浅草グルメツアー。
4軒目はイタリアン。
ここのお店の人気ナンバー1、クアトロ・フォルマッジォ。
おしゃれ。
だから、4種のチーズをね、ここで使ったピザなんですけど。
天然酵母を使い、3日間かけて発酵させた生地に、モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、マスカルポーネ、パルメジャーノの4種のチーズを載せ、石窯で一気に焼き上げれば完成!
あとからこの蜂蜜をつけてもいいかもしれない。
もう日本でこの食べ方を教わったんですけど、イタリアに新婚旅行に行ったときに、これやったら絶品だってね、イタリア人もびっくりしましたよ。
うーん!あー、うまい!
5軒目。
創業70年の洋食店。
ナポリタン史上最高のナポリタンです、これ。
いやだ。
もうね、これ断言できます。
ハードル上げちゃって大丈夫ですか。
タマネギ、ピーマン、ハムと、具材は普通のようですが、ケチャップと一緒に加えるのが、2週間もかけて作るという自家製のデミグラスソース。
普通のナポリタンとは違う、深い味わいに。
おしんこうが出てますよ。
えー!おしんこう?
そうなんですよ、だから箸休めに落ち着く洋食屋さんです。
おいしい!
昔から変わってませんか?
本当にのど越しのいいというか、…の麺に、洋食屋さんならではの、いい味してますよ。
6軒目。
釜飯専門店。
早いなあ。
オープン!
うわー!
この旬のあなごの釜めしです。
この旬の、今はあなごがおいしいということで。
軽く混ぜてね。
てりとつや、たまらない。
お焦げがおいしいんですよ、また。
うーん!あー、うまい!甘みが絶品ですよ。
ここね、本当に子どものころから大好きで、もう釜飯はここでしか食べたくないんですよ。
師匠の欽ちゃんも連れて来たことがあるんだとか。
うまいな、東、うまいな、東って、俺、初めてお前褒めるよって。
お前、うまいもの知ってるな。
20年以上たってやっとよ。
よく連れて来てくれたなと。
芸人は後輩によくおごるといいますけど、おごり過ぎちゃいますか、東さん。
実はこんなお金遣い、師匠のひと言がきっかけだったのだとか。
人生っていうのはなんですけど、思い出の数がその人の人生なんだと。
やっぱ確かにそうなんですよね。
どっちかっていうと、自分にお金をかけても、そんな思い出に残らないです。
いい洋服買ったりとかね、高いかばん買っても、やっぱ人が話してくれるということが、やっぱ思い出なんですよね。
そういったものにお金を使おうと思って。
思い出を作るためにお金を使う。
奥さんとの思い出ももちろん、後輩とのはしごグルメも思い出。
後輩が話のネタの一つにできればと考えたもの。
また毎年正月には、東会という会を開き、後輩にお年玉と食事をおごるという。
でもこれって、お坊ちゃまだからできるんじゃないの。
そこで、東さんをよく知る土田さんが、東坊ちゃんの本当の姿を教えてくれました。
ボキャブラ天国って番組とかのときに、みんな、なんだかんだボキャブラ出て、ちょっとたったら仕事が増えて、生活できたんですけど、なぜか東MAX、ずっとバイトしてましたね。
浅草のカラオケボックスで、ずっとバイトしてるっていう。
それでテレビカメラが回ると、お金持ちだって言ってたんで、八郎さんがお亡くなりになられてのお金、たぶんね、MAX、全然使ったことないと思います。
実は東さん、18歳のとき、親からお金をもらうのはやめようと決めたんだとか。
なんで毎日、同じ洋服着てるの?
なんだよ、ちくしょう、このやろう、ばか野郎、いいだろう、お前、勝手だろう。
ボキャブラ天国でブレークした東さんですが、そのころ、深夜、カラオケ店でバイトをし、合間の時間でネタを考えていたんです。
そう、東さんのお金持ちキャラは、みずから稼いだお金で作り上げたものだったんです!18歳のときに父が亡くなったため、お金の使い方は学ばなかったという東さんですが、お父さんの遺志を継いで、今、行っているのが、お笑い養成所、笑塾。
3期生を募集していたときに、お父さんは亡くなりました。
それを継いで東さんが3期生を募集し、27年ぶりに再開したんです。
やっぱり授業料がただっていうところが、すごい引かれました。
受講料はただ。
講師料も自腹で払うなど、若者の芸能界へのきっかけ作りをお手伝いしているんです。
こちらでございます。
まだまだ続くグルメツアー、7軒目は雷門すぐそばのシーフードレストラン。
あわびのステーキ。
ここはね、肝ソースで頂くんだけど、これは絶品なんで。
よろしければ、お好きなのを1つ。
あわびが選べるんですよ。
動いてますよ。
全部生きてる、生けすがありますから、ここは。
選んだあわびを、強火のフライパンで熱し、白ワイン、バターを入れて、蒸し焼きに!うわぁ!僕もこのグルメツアー、連れていってほしいわあ。
あー、特製の肝ソース。
どんな味?どんな味!
うん!この肝ソースがまたね、こくの塊ですよ。
うん、バカウマックス。
バカウマックス?
ここで、モリタクチェック!
東MAXはふだんからお財布を持たないで、お札を直接、ポケットに入れてるそうで、そのほうが逆になくさないそうなんですよね。
ただカードだけは、パワースポットの鳥取県の金持神社って、これこれ。
金持神社ね。
持ってるそうなんですけど、やっぱりこれ、御利益があるんでしょうね。
ということで続きをどうぞ。
グルメツアー最後のお店は?
きょうは特別に、俺だからっていうんで開けてくれたお店です。
こちらです。
浅草MJっていう。
僕とカトゥーのバイト先やないですか。
えっ?働いてるの?
僕とカトゥーのバイト先ですよ、ここ。
ご存じ、東さんがオーナーの人気もんじゃ焼き店。
働いているのは、ほぼ芸人か、元芸人というお店。
もんじゃのコース料理の中でも評判なのが、国産牛のランプ肉ステーキ。
牛脂とニンニクをたっぷりトッピング。
八軒目もあって、これが食えるって、相当おいしい。
きょう、お前ひと言もしゃべんなかったね。
全部、カットになるじゃないですか。
後輩との思い出に残るお金使いでした。
いやー、どれもおいしそう。
朝から、おなか減ったー!
泣いてる人いますよ、きっと。
食べたいって泣いてる人います。
おなか鳴ってましたよ。
おなか鳴ってました。
ごろごろごろって。
でも気前がいい先輩で。
思い出のために、お金を使うってことば、響きましたね。
すてきや。
1日で撮ったの?
そうです、1日。
1日?
1日で。
ちょこちょこちょこちょこ、おいしいとこだけ。
おなかいっぱいになって大変だったと。
おいしそう。
スタッフさんともども、おなかいっぱいになって。
ああいうロケに僕たち、一緒に行きたいです。
ぜひ。
皆さん、ぜひ試してみてください。
続いてはドクタープラスです。
がんから命を守る7つの知恵を、皆さんにプラスしたいと思います。
2015年、この半年で、多くの著名人がこの病に倒れた。
がん。
役者が舞台を降りるっていうのは、本当に悔しいです。
そして先週、今井さんと親しかった梅沢富美男さんにもポリープが見つかった。
結果は良性。
今回、今井君がね、大腸がんであんなことになっちゃって、彼からのことばがあってね、あしたから僕は抗がん剤と闘ってきますから、先輩は病院に行ってよということだったんでね、じゃあ今井君と、男どうしの約束があるので診てもらったら、ポリープがあったと。
先生に、放っておいたらがんだったですよ。
早く、早期発見してよかったですねと、それ聞いたときに、ああ、今井君に助けてもらったんだなと思いましてね、彼のひと言がなかったら、僕は病院なんて絶対行かなかったし。
置き土産をしていってくれてったんだと、俺の命を助けてくれたのかなと。
今井さんが命をもって教えてくれたこと、それが、がんの早期発見の大切さ。
日本人の死因第1位、がん。
国民の2人に1人がかかるといわれる、身近な病だ。
もしある日、突然、あなたや家族ががんを宣告されたら。
あなたは正しい知識で命を守れますか?ここに、壮絶な闘病の末、がんから復活を果たした人物がいる。
ジャーナリスト、鳥越俊太郎さん。
おなかを40センチ近く切る大手術で、大腸がんを摘出。
しかし、がんは転移を繰り返し、4度もの手術を経験。
一時は、5年生存率20%にまで進行した。
うめき声が、うぅぅーっと出るし、震えが止まらない、なんとかして!ひょっとしたら、死ぬんじゃないかなと。
それでも鳥越さんは復活を遂げた。
最初の手術から10年。
死の淵をさまよった男は、ホノルルマラソンを完走するまでに。
一体どうやって、がんから命を守ったのか。
僕のがんの歴史が始まるから、全部映像で押さえてくれて、くたばるまで全部を撮ってくれと。
そう、実は鳥越さんは、3年半に及ぶ闘病生活のすべてを、カメラに収めていた。
その記録をひも解くと、がんから命を守る7つのポイントを発見。
さらに当時の共演者、赤江珠緒さんが、今初めて明かす、闘病中の鳥越さんの姿。
ネガティブな感じとかを一切出されなかったので、もう、悲壮感とか、そういうのが全然なかったんですよね。
転移がんを乗り越えた鳥越さんが、その体験から訴える、希望のメッセージ。
まず助かります。
がんから命を守るために、知っておきたい7つのこと。
これは、鳥越さんの闘病記録から学ぶ希望の物語。
鳥越さんが大腸がんに気付いたのは65歳。
そこに至るまでには、ジャーナリストとしての過酷な人生があった。
京都大学を卒業後、毎日新聞社に入社した鳥越さん。
記者として常に締め切りに追われる毎日だった。
夕刊にはなんとか間に合わせます。
まさに夜討ち、朝駆け。
そんな緊迫した毎日を40年以上繰り返して65歳。
これはすごい。
仕事はさらに多忙を極めていた。
まともに食事をする時間もなく、夕食はいつもあり合わせのもの。
そして大好きな缶ビールを飲む。
これが長年のスタイルだった。
食生活はひどかったね。
自分で夕食を作ることもあったんだけども、面倒くさいということもあるし、時間もないし。
僕の中では、ビールが飯代わり。
そんなある日、鳥越さんの体に、ある異変が。
毎晩の楽しみだったビールが、全くおいしくない。
おかしいな。
さらに。
排便後、トイレの水が赤黒く染まっていた。
なんだ、これは…。
おかしいと思った鳥越さんは、すぐに病院で精密検査を受けることに。
実は、この迅速な判断こそ、がんから命を守る大きなポイントだった。
がんから命を守るポイント1、体に異変を感じてから精密検査までの早さ。
鳥越さんの執刀医で、がん治療の世界的権威、河野先生は、こう指摘する。
もう鳥越さんは本当に売れっ子でお忙しい中で、なんとか都合をつけて、自分の健康のために精密検査を受けたということが、いい結果につながったと思います。
症状が出たり、健康診断で異常が指摘されていても、1年以上ほっとくような人も結構多い中で、鳥越さんはやっぱり早くから対処したという、その姿勢がよかったんだと思いますね。
血便が出て、すぐに検査を受けた鳥越さん。
モニターで医師と共に自分の腸の内部を確認。
内視鏡は肛門から直腸へ。
すると。
先生。
これは。
このときの実際の画像が残されている。
中央に赤く腫れた塊。
腫瘍がモニターにくっきりと映し出されていた。
これは良性じゃないですよね。
そうですね。
やっぱりがんか…。
あなたなら、がんを知ったとき、どうしますか?この直後の鳥越さんの実際の様子が残されていた。
ビンゴだ、ビンゴ。
ビンゴ?検査結果、出たんですか?
もう見た目で分かるでしょう。
月曜日に、もう入院しますから。
即入院。
どう見てもこれは良性ではないと。
診断書にはそのものずばり、直腸がんって書いてあった。
思わぬ形で、がんという現実に直面した鳥越さん。
だが、その反応は意外なものだった。
がん患者である自分を徹底的に取材する。
こういう人間ですから、好奇心が非常に強い人間なので、がんと分かったときから、絶好のチャンスだから、がんに関する本を書こうというのはもうありましたから。
だからテレビにカメラも頼んでるんで。
取材をするという気持ちはもう、ありましたね。
がん患者である自分自身を取材する。
一見、職業柄ともいえるこの行動にも、大きなヒントが。
がんから命を守るポイントその2、必要以上に落ち込まない。
どういう意味なのか、スタジオの河野ドクター。
先生、これはどういうことなんですか。
鳥越さんは、自分自身を取材するという非常に客観的で、前向きな姿勢であったわけです。
これが結果的にはよかったんだと思います。
こちらご覧ください。
これは体の中にあるNK細胞・ナチュラルキラー細胞というものなんですが、体の中には、このNK細胞という、ウイルスやがんと闘う面積細胞があります。
これが前向きで明るかったりしますと、活性が上がって、がんと十分闘えますし、また後ろ向きで暗い気持ちになったりしますと、なかなか活性が悪くなって、十分働かなくて、がんと闘えないということがあります。
すごい闘ってるんだ。
そしてもう一つあるんです。
ガンが発覚しても、くよくよしないで、前向きにがんと闘っていこうという気持ちを持つことは、われわれ医者のほうから見ましても、一緒になって闘っていこうという気持ちになって、非常にいいんです。
最近はこうチーム医療というのがいわれておりますけれども、いろいろな医者とか、看護師とかが、チームになって患者様のがんを治そうというよりは、できたら患者さんも、このチームの中に入っていただいてですね、一緒になって、
今から10年前、精密検査で自分が大腸がんに冒されていることを知った鳥越さん。
手術までの間に、鳥越さんが取り組んだことがある。
それは、大腸がんの研究だった。
自分は今、どういう状態なのか、大腸がんにはどんな治療法があるのか。
この取材者としてのふるまいも、誰もが応用できる大事なポイントだった。
がんから命を守るポイント、その3、プロのがん患者になれ!
鳥越さんが行っていたがんに対する情報収集というのは、それでがんに対する理解を深めるということができると思います。
この病気のこととか、治療とかいうことに、イメージを持っていただきますと、私どもも一緒になって、闘っていこうということが、十分できると思います。
やり取りが円滑になると思います。
それで、特に進行がんだった場合なんかには、情報収集しますと、死亡率のほうに目が向きがちです。
例えば調べていきますと、30%の死亡率があるとかいう声が出てきますが、それはつまり、70%は助かるということですので、情報収集するときに、生存率のほうに注目して、情報収集していただくといいんじゃないかと思います。
前向きな気持ちになれます。
そんな鳥越さんが次に取った行動、それは、がんの公表。
当時、レギュラー出演していた朝の生番組で、なんと、がんを電話で生告白。
その貴重な音声が残っている。
えーとですね、あのー、週末から検査をいろいろしていたんですが、腸の内視鏡でですね、直腸にがんが見つかりましたので、きょうから本格的に入院しまして、今週中に手術して、その部分を切除するということになりました。
電話を受けたのは、当時、この番組の司会者だった赤江珠緒さん。
そのときの様子を、こう振り返る。
悲壮感とか、そういうのが全然なかったんですねぇ。
当然、人間なんで、不安に思ったこともおありになったと思うんですけど、本当に、いろんな取材先に、いや、ちょっと行ってくるよみたいな感じで行かれてしまったので。
そういう怖さみたいなのを、仕事にしてしまったほうが、平気に思える方だったんだなあ、やっぱりと。
こうして始まった長く険しいがんとの闘い。
このあと、がんから命を守るための病院選び。
そのポイントは、×××にあった。
何々にあった?
今回はね、予防というよりは、がんにどういうふうに向き合っていくかということで、進めてますけれども、これ、早速なんですけども、鳥越さんの担当医で、がんの世界的権威でもある、河野ドクターにお話を伺っていきたいと思います、よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
僕、肺の手術を全部。
肺の手術。
同じチームで闘ったということですよね。
同じチームですね。
がんから命を守る7つのポイントのうちの3つをここまで紹介してきました。
そうですね。
こちら、3つ、紹介しましたね。
続いてですね、ポイントは7つあるんですけれども、4つ目は病院選びということなんですけれども。
これ、どういう基準で、鳥越さんは病院を選ばれたんですか?
選んだわけじゃなくて、僕は耳鼻咽喉科に、耳が悪かったので行ってたので、そのまま虎ノ門病院で人間ドッグ受けたら、そのまま内視鏡やったという流れなんで、選んだということはないんですけれども、ただね、大腸がん、腹腔鏡というね、おなかに4つ穴開けてやる手術があるんですけれども、そのときにさわだ先生という先生に、執刀医の先生に、先生、ちょっと悪いなあと思ったんだけど、先生、症例はどれぐらいお持ちですかって聞いたんですよ。
今までの経験ですね。
症例数。
何例ぐらいやってるのか。
それはちょっと、聞いたらまずいと。
聞きづらそうですよね。
普通はね。
でも先生はね、平気で。
750例って言われたの。
ほんで、750ならいいかと。
安心しました。
分かりやすい基準になりますもんね。
5例と言われたら、ちょっとね、うーん、どうしようかなと思ったかもしれない。
河野ドクター、こういうのは伺ってもいいものなんですか?
そうですね。
もちろん大事な情報ですので、聞きたいことは、なんでも遠慮なく聞いていただいていいです。
でも聞かれることありますか?よく。
実はあんまりなくてですね。
いないでしょうね。
正直、患者としてはね、聞きにくいんだよ。
聞きにくいですよね。
気になるけど、聞けないところですよね。
そうですね、1年間の間に。
聞いてないもん。
1年間の間に本当に1回か2回ぐらいしか聞かれないですね。
でも、聞いてもいいってことだし、聞いたほうがこっちも安心ということなんですよね。
そうですね。
大切なことですからね。
自分の命を。
それは、さっきおっしゃった、チームってことですよね。
こっちからも言えるし、先生からもこう回るようになるという。
コミュニケーション大事ですね。
ほかになんかこう、病院選びのポイントとかってございますか?
そうですね、このがんを含む悪性しんせいぶつなんですけど、分かりやすい説明ですね。
つまり、専門用語をあまり使わないと。
患者さん思いといいますかね、ここも一つのポイントだと思いますね。
大事やな。
結構、専門用語、分からないですもんね。
医学用語って難しいんですよね。
でも、先生は別にね、悪気があって、専門用語なんじゃないでしょうけど。
自然に言ってるんですけど。
僕ら分からないですから。
そうですね。
今になって、思うとね、河野先生と僕の関係は、もちろん先生と患者という関係なんだけれども、なんとなくやっぱり、一緒にチームとして、一緒に闘ってるみたいな、そういう関係に、もうなってるんです、今でもそうだけど。
だから一緒になんかね、やってくという感じでしたね。
そう思いますね。
チームっていいですよね。
ちなみに、キャスターの渡辺さんから見て、生放送で、自分はがんなんだって告白されるのはいかがですか?どう思われますか?
いや、これはやっぱり鳥越さんならではと思いますし、勇気がいることだと思うんですよね。
やっぱり、私が代弁できることではないけれども、見てくださってる、もしかしたら毎日見てくださってる方に対しての、一番の誠意としては、自分の病気っていうのは、私事だから言わないという選択もあるけれども、でも言って、で、一緒に治していくっていうことも、一つの大きな選択。
鳥越さん、ジャーナリストでいらっしゃるので、そこは、その姿勢というのがはっきり出たところだなと思います。
いつも僕は人のね、痛みとか、都合の悪いところを取材しているわけじゃない。
自分がそうなったときにね、俺は隠すよっていうのは、これはやっぱり、ちょっとね、卑怯だろうと。
そうですよね。
見てる側の方と一緒に闘うっていうのも、やっぱり伝える側としては大事なのかもしれません。
それでは鳥越俊太郎さんの復活に学ぶ、がんから命を守るための7つの知恵、引き続きご覧ください。
やっぱりがんだったんだなあということが分かって、僕のがんの歴史が始まるから、それをずっと撮ってくれと。
全部映像で収めてくれて、くたばるまで全部撮ってくれと。
3年半に及ぶ、がんとの闘い。
その全記録。
それをひも解くと、がんから命を守るためのヒントが隠されていた。
何が起こるか分からないんで、不安は不安ですよね。
手術当日、オペ室に運ばれる直前まで家族が付き添う。
テレビの生放送でも、ここまで緊張しないよ。
いよいよですか。
じゃあバイバイ。
このときの手術は、下腹部に小さな穴を開けて行う腹くう鏡下手術。
おなかにメスを入れる開腹手術に比べると患者の負担が軽く、術後の回復も早まる。
4時間に及ぶ手術は、無事成功。
祈るように待っていたご家族が鳥越さんに駆け寄った。
あなたの名前は?えっ?
あほ。
あほ。
じゃあ大丈夫だ。
その後、順調な回復を見せた鳥越さん。
それを後押ししたのは、家族の献身的な支え。
こんなに親として幸せなことないよ。
娘に頭シャンプーしてもらったり、マッサージしてもらったりさ。
手術から2週間で退院。
定期的に経過を観察することに。
がん公表の反響は大きかった。
退院を待ち構えたかのように、出演依頼が殺到。
さらに、次女のさやかさんとがんのチャリティーコンサートも開催。
がんは治ったかに見えた。
しかし、運命は非情だった。
手術から1年以上が過ぎた2007年。
自宅に一本の電話が。
もしもし。
相手は主治医。
鳥越さん、あした、病院に来れますか?
分かりました。
翌日、すぐに駆けつけると。
鳥越さん、肺に転移の可能性があります。
すぐに手術しましょう。
がんが肺に転移した可能性。
転移。
それは、大腸にあったがんが、リンパや血管に入り込み、肺や肝臓など、ほかの臓器にばらまかれた可能性があることを意味する。
そうなれば、今後いつどこでがんが芽を出すか分からなくなってしまう。
この肺の腫瘍、転移がんではなく、良性のものであってほしい。
7センチもの腫瘍を切り取って検査。
しかし。
願いもむなしく、腫瘍は悪性。
肺に転移したっていうことは、血管の中にがん細胞が入って、それが全身を回っていると。
やはり、それは一番ステージの中で、一番進んでしまっている状況ですから、非常に深刻な状態。
がんの進行度は、4段階で最悪のステージ4。
5年生存率は僅か20%。
それを裏付けるかのように、がんは猛威を振るい始める。
手術から僅か半年後、今度は右の肺に転移。
せめて肺でとどまればとの願いもむなしく、2年後、肝臓に転移。
それでも鳥越さんは治療に臨んだ。
転移を繰り返すと、病院を変えてしまう患者もいるという。
しかし、鳥越さんは主治医を信じ続けた。
そう、ここにもがんから命を守る大きなポイントが。
がんから命を守るポイントその後。
医者を疑わず信頼しろ。
これは、命を守るうえでどう影響するのか?
がんの治療は、手術が終われば終わったというわけじゃなくて、その後も長く続くんですね。
その中で転移が続いていくと、医師との信頼関係を失って、ほかの病院に転院してしまうという方もいらっしゃいます。
どんどんどんどんがんは進行していきますので、鳥越さんは主治医を信じて、転移の発覚から治療まで早かったのが、よかったことにつながったんじゃないでしょうか。
僅か2年の間に、3回の転移と手術。
終わりの見えないがんとの闘い。
懸命に支え続けてきた家族にも、限界の色が見え始めていた。
いや、もう本当に、ああ、だめなのかなって。
だめなのかなっていうか、死んでしまうのかもっていう。
本当に二度と会えなくなるんじゃないかとか、もうこれで最後なのかもしれないとか。
震えるというか。
これでなんか、死んじゃったら、後悔するよーと思って。
中でも鳥越さんの頭をよぎっていたのは、同じ時期に、肺がんと闘っていたキャスター、筑紫哲也さん。
敬愛する先輩ジャーナリストも、がんの全身転移で世を去ってしまった。
享年73。
このとき鳥越さんは68歳。
死の一文字が頭をかすめる。
しかし、鳥越さんは生きる気力を失わなかった。
その原動力はなんだったのか。
実は闘病中、鳥越さんが肌身離さず持ち歩いていたものが。
それは、娘たちの幼いころの写真。
手術前、不安に押しつぶされそうなとき、術後、激痛に襲われたとき、どんなときも、そばで明るく支えてくれた娘たち。
掛けがえのない存在は生きる原動力となっていた。
死ぬことの一番悔しさとか悲しさはですね、この娘2人と別れなければいけない。
やっぱり娘2人が、私にとっては、命と同じぐらい大事なもの。
がんというね、闘いの戦場に行くわけですから、一番大事な命に代わるものを、写真として持っていったというのは、そういう思いだったと。
2009年、4回目の手術前日。
実はこのとき、次女、さやかさんのおなかには新たな命が宿っていた。
生きて孫に会いたい。
希望を胸に、鳥越さんが挑んだ最後の手術。
それはおなかを大きく切り開くものだった。
たび重なる転移で消耗しきった体には、あまりに過酷な手術。
この手術で、肝臓の一部を70グラムも摘出。
その壮絶さを物語るのは、みぞおちから背中に及ぶ38センチの傷。
そんな手術から1か月後、鳥越さんのもとへ、うれしい知らせが。
右利き、左利き、どちらですか?
大丈夫、大丈夫。
その手で抱き上げたのは、初孫、りうくん。
はい、握手、握手、はい、握手した、握手した。
すごくいい顔してるじゃない。
イケメンだよ。
命と向き合ったからこそ、分かる命の重み。
そして最後の手術から6年が過ぎた、ことし5月。
5年生存率20%といわれた鳥越さんに、がんは見つかっていない。
現在、鳥越さんは全国各地で、がんと向き合うための希望のメッセージを伝えている。
1年にいっぺん、2年にいっぺん、結婚記念日であるとか、誕生日であるとかという日を決めて、がん検診に行く。
そうすればまず助かります。
がんから復活した鳥越さんが、通い始めた場所がある。
それはトレーニングジム。
残りの人生を実りあるものにしたい、その思いから、70歳を超えて、週3日、通うようになった。
通常の75歳ぐらいの方って、このメニューって、こなせるんですか?
いや、これは結構大変だと思いますよ。
こういう75歳に慣れてしまってるんで。
75歳って新聞で見ると、死んでますよ。
死んでますよ。
極め付きは、75歳にしてこの肉体。
ぴゃっ。
いや、まだまだ。
この辺の筋肉がついてないもん。
そんな鳥越さんが今、一番幸せな瞬間。
それは。
はーい、りう!
孫のりうくんと過ごすこと。
最後の手術直後に生まれた、りう君ももう6歳。
鉄人、鳥越さんもでれでれ。
たまに間違えてね、おじいちゃまのことをパパって言っちゃうんだよ。
するとここで、りうくんからお手紙が。
これ何?ハワイ楽しかったね。
また行こうね。
一緒に泳ごうね。
おじいちゃまかっこいいよ。
ありがとうね。
りう君ありがとう。
何気ない幸せも命あればこそ。
そして、がんから命を守るポイントも最後の一つ。
4度のがん手術を乗り越えた鳥越さんが、何よりも大切だと訴えるメッセージ。
闘病生活の集大成ともいえる珠玉のひと言。
がんから命を守るポイント、最後の1つは、このあとスタジオで!
早速ですけども、すごい壮絶なVTRを見せていただきましたけども、7つ目の一番大切なポイントというのを教えていただいても。
そうですね、やっぱりね、がんって、どんどん進行する病ですよね。
早い段階で、キャッチして、早い段階で手術をするとかいう処置をすれば、助かる病気なんですよ。
ところが、がんというのは自覚症状がないんですね、初期においては。
だからみんな分からないわけですよ、がんになってることが。
それで基本的には手遅れになって、追い込まれて見つかると。
そのときは、もう遅いんですね。
だから亡くなる人が多いというのは、そういうことなんです。
ほかの病気はみんな熱が出るとか、痛いとかなんとか、なんか自覚症状があるから病院に行くじゃないですか。
がんだけないんですよ。
だから、やっぱりある程度の年齢になったら、病院に行って検診をして、がんであるかないかということを、ちゃんと調べる、がん検診というのをやっとかないと、手遅れになる可能性があると。
これはね、意外にあんまり言われないんですよ。
がんに自覚症状がないってみんな、知らないの。
だからその間に大変なことになってしまうから。
ですよね、先生。
肺がんなんてほとんど自覚症状ない。
症状出ないですね。
ほとんど出ません。
早期発見が大事だということなんですよね?
そうですね。
症状が出てからでは間に合わない。
間に合わないですよね。
おっしゃっているように、定期的に検診を受けて、早期発見をできるような態勢にしておくということが大事。
だから、そういうふうに、習慣づけて、1年にいっぺんぐらいが一番いいんだけども、2年にいっぺんとかね、定期的に、結婚記念日とか、誕生日とか、そういう記念日に行くのが一番いい。
いろんな検診の方法もありますもんね。
ぜひとも皆さん、習慣にしてみてください。
ご自分のためといえば、家族への。
家族というのもチームですからね。
その中のための検診でもあるということ。
これはいつも言ってますけどもね。
ぜひとも本当に、皆さん、お試ししていたければと思います。
本日は河野ドクター、本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
泣いて笑って、デトックス。
ハートプラス。
生まれ育ったふるさとを遠く離れ頑張るわが子へ。
母ちゃんが突然現れ、愛情たっぷりのお弁当と、ちょっと変わったお手紙を届けちゃうというサプライズ企画。
ある日突然…母ちゃん弁当。
今回は4年前、あの東日本大震災が起きた年に、被災地、仙台に向かい、消防隊員になった息子へ届けます。
母ちゃん弁当の山下真司です。
きょうはどんな母ちゃんに会えるのかな。
母ちゃん?
はじめまして。
おー、きれいな母ちゃん。
あっ、あー!
よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
今回お弁当を届けたい母ちゃんは、岩手県盛岡市で不動産屋に勤務する、山崎幾子さん。
長男が小学校4年生のときに離婚。
それ以来、母ちゃん一人で2人の子どもを育てました。
これが好きで、よく食べてました。
輪切りにしたナスを揚げて、ぽん酢をかけて食べる、揚げナスポン。
早起きして作る、5年ぶりのお弁当。
大好物ばかり作っちゃいました。
そして、サプライズの主役は。
18歳で岩手を離れ、仙台で消防士として頑張っている息子、健太郎さん。
実は4年前の3月11日に起きた東日本大震災。
その2週間後に、仙台への引っ越しを控えていました。
私も不安でしたし、たぶん本人も不安だったと思うんですけど、仙台に行くまではなんか、あえて触れない、お互い触れないで、当日迎えたような気がします。
そして、引っ越し当日、母ちゃんも手伝うため仙台へ。
ガスはまだ全然通ってなくて、メドも立たなくて、お風呂にも入れない状態の部屋。
そういう所に、なんか置いてこなきゃいけないというので、不安はありました。
いつ復旧するか分からない被災地に、息子を残していく母ちゃん。
不安でたまらず、思わず抱きしめて、精いっぱいの声をかけました。
大丈夫、健太郎は大丈夫だから。
健太郎は大丈夫だから、大丈夫って、一生懸命うなずいて、子どもを巣立たせるのって、こんなにつらいのかなって思いました。
それは本当に大変な時期だもんね。
でもよく勇気出してまた行かせたね?あなたも。
でもねえ、本人の夢なので。
一人ふるさとを離れ、小さいころからの消防士になるという夢をかなえた息子。
そんな息子が初任給で買ってくれたティファニーのネックレスは、母ちゃんにとって、何よりの宝物です。
すみません、どうも、山下です!きょうはご苦労さまです。
ようこそしょうだい消防署へいらっしゃいました。
きょうのことは絶対に。
消防の業務に密着する取材と言ってありますので。
どうですか?今の心境は。
どきどきです。
初めて見るんだもんね、仕事のね。
健太郎さんは消防士の中でも、エリートが集う特別救助隊に所属。
この日は訓練があるということで、母ちゃんもばれないよう遠くから見守ります。
あっ、あれが山崎健太郎君です。
健太郎君。
よろしくお願いします。
どうも山下です。
あっ、健太郎だ!
よく顔見せてよ。
きょう一日頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、見てます。
この日、最初の訓練はビル7階、地上35メートルからの降下訓練。
締めつけよし!バックアップ!
バックアップ。
バックアップよし!降下します。
降下!
あー!あっ。
足を踏み外してしまった息子を見て母ちゃん、思わず声が出ます。
あー!あっ。
お母さん、すごい心配そうな顔して見てましたね。
なんかおっこってきたら、どうしようって思って。
俺もそう。
はらはらしますよね。
もちろん本番での失敗は命取りになりかねない。
だからこそ、厳しい指導の下、毎日繰り返し訓練するのです。
レスキュー隊としてどう?実際に役に立ちそう?
やはり人を助けたいという熱い気持ちを持ってますので、山崎君は非常に救助向きだなというふうに。
使命感に燃えてる感じが伝わってきますか?
はい。
隊長のことばに、思わず泣いてしまった母ちゃん。
技術はまだまだ。
しかし、レスキュー隊として何より必要な、人を助けたいという気持ちが人一倍強いと、隊長は言います。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
命懸けですね。
そうですね。
怖い?
いや、最初は怖かったんですけども、現場のほうがやっぱり怖いので。
本当にもう困ってる人を、その場に駆けつけるレスキューでしょう。
このオレンジの。
これをずっと着たくて。
こういうのが着たかった?
はい。
聞くところによると、3・11の直後にここに赴任したんでしょう?
そうですね。
お母さんとか反対しなかった?
反対はしなかったんですけど、やっぱり自分よりも親のほうが心配しましたね。
そうだよな。
そして、母ちゃんが息子に一番聞きたかったこと。
震災後に、2週間後でしょう。
そうですね。
迷いはなかったの?
迷いはなかったですね。
早くもうこっちの力になりたいなと思いまして。
かっこいいな、お前。
とんでもないです。
お前、結構かっこいいな…。
泣きそうだね。
まいったな、もう。
本当、あれだよ。
そういう人じゃないと来れないよな。
はい。
心配していたよりも、何倍もたくましかった息子。
あの震災から4年、本当につらかった別れを経て、自分の道を歩き出した息子に、いざ、4年ぶりの母ちゃん弁当。
て…、屋上部分に要求者あるとの情報。
はしご車による救出訓練を実施する。
活動開始!
よし!
今回、消防署の皆さんに特別にご協力いただき、人命救助訓練の中で、サプライズを決行。
母ちゃん、一体どこに?
要救助者発見。
要救助者発見。
今、行きますからねー!分かりますか?はい、頑張って、今行くからね。
大丈夫ですか?分かりますか?分かりますか?はい、要救助者確認!はい、
被災地で消防士になる夢をかなえた息子へ、5年ぶりに愛情いっぱいのお弁当を届けたい。
そして、サプライズはもう一つ、一度でいいからむすこのくちから聞きたい、母の本音をたっぷり込めた手紙。
愛のブーメラン・レターを添えて、いざ母ちゃん弁当。
はい、要救助者発見!今行きますからね。
はい、反応なし!分かりますか?頑張って、今行くからね。
大丈夫ですか?分かりますか?分かりますか?要救助者確認。
要救助者確認!…、取り付けよし。
ではこちらに来てください。
はい。
あれ?あれ?あれ?
お疲れさまです。
お疲れさまです!
いやー、どうも、どうもどうも。
いや、ちょっと、全く気付きませんでした。
集中してたから。
母ちゃんの顔、忘れた?
いや、全く気付かなかったです。
母ちゃん弁当です。
はい。
ありがとうございます。
いただきます。
おいしそうだな。
おー!
おー。
どうですか?
いやー、懐かしいですね。
弁当箱も。
ねっ、そのまんま。
お母さん、何年ぐらい、ずっと作り続けたの?
幼稚園と中学校と高校がずっとお弁当だったんで。
ずっと作ってたの。
それでこの立派な体格に。
そうですね。
おふくろの飯、超久しぶりっす。
いや、うまいっす。
懐かしい味が?
懐かしい。
母ちゃんに対する感謝の気持ちをつづった手紙を、母ちゃんが書いてきた。
はあ、なるほど。
俺が書いた体で…。
おかんが…。
そうです。
おかんが書いてきたってこと。
おかんへ。
早いもので盛岡を離れ、4年がたちましたね。
仙台への出発を2週間後に控えた、3月11日、東日本大震災、仙台往復のガソリン調達も厳しく、新しい部屋はガスの復旧のメドも立たない状況。
入校式も延期と、不安のスタートでしたね。
別れ際、人前で泣くことのないおかんが、泣きながら、大丈夫。
健太郎は大丈夫だから。
自分の信じた道を進みなさい。
大丈夫!と何度も言ってくれたよね。
不安なとき、へこみそうなときは、そのことばが俺を支えてくれました。
消防士になったことを、誰よりも喜んでくれたおかん。
もう盛岡で一緒に暮らすこともないんだねと、さみしそうに言うけれど、大丈夫、いつか必ず仙台に呼ぶから。
その日を楽しみに、元気で頑張ってください。
健太郎より。
ありがとうございます。
どうですか?おかんの気持ちが。
そうですね。
ずしんと。
ずしんと。
心に響くでしょう。
はい。
震災のとき、大丈夫と言われたことはよく覚えてますか?
自分に言い聞かせてるのかなっていうような。
でもそのことば聞いて私も安心しましたし。
この4年で大きく成長した息子を、久しぶりに抱き締め、母ちゃん、ようやく笑顔。
かっこいいです。
お母さん、大満足だよ。
はい。
ちょっと危なく泣くところでした。
渡辺さん、どうでした?
いやーもう、すばらしい消防士さんですよね。
だって入り込んでるわけですから
次週のサタデープラスは。
歯周病、認知症、尿漏れからあなたを守る、スーパードクターの習慣に密着。
さらに芸能人のだめ習慣を徹底チェック。
勝間和代の賢いお金遣いも。
あしたの予告を教えてやる。
生田斗真さん主演の映画、予告犯が大ヒット上映中。
社会をしんかんさせたネット犯罪サスペンス。
二転三転する物語のクライマックスをお見逃しなく。
黙って見てろよ。
斗真君、かっこいいな。
かっこいいな、斗真君。
すみません、東日本はね、梅雨入りしましたけど、今週の気になる天気のほうは。
週末は北日本と九州で局地的に雨の所があるんですね、ご注意ください。
東日本と西日本は高気圧に覆われて、晴れるでしょう。
晴れの日は日ざしが強く、気温も平年より高くなりそうなんですね。
2015/06/13(土) 08:00〜09:25
MBS毎日放送
サタデープラス[字]【丸山隆平(関ジャニ∞)ほか★あなたのカラダとお金を元気に】

関ジャニ丸山隆平&小堺一機&小島瑠璃子MC▼感涙…鳥越俊太郎がん闘病物語と命守る名医の知識▼森永卓郎解説!たけし欽ちゃん愛した浅草名店巡り▼被災地へ母ちゃん弁当

詳細情報
●Dr.プラス
「がんで死なない為の5つの方法」
10年前、ステージ4の大腸がんを患い、肺・肝臓に転移しながらも4度の手術を乗り越えた鳥越俊太郎から、がんで死なない為の5つの方法を学んでいきます。転移ガンを乗り越えた鳥越さんの体験を元にガンから命を守る方法、そしていつまでも若々しくいられる秘訣をプラスします!
●マネープラス
世のトップランナーによる「賢者の選択」を通し、お金の使い方や人生の教訓をお伝えします。
今回は、お金と言えばこの方、浅草出身?ぼんぼんキャラの東貴博さん。
18歳で父が他界した東貴博さん、おぼっちゃまキャラの意外な事実とは?
うまいものだけ食べる!アズマックスおススメの浅草グルメをはしごしながら賢いお金の使い方を学びます!
●ハートプラス
「ある日突然・・・母ちゃん弁当」
お母さんが大人になった我が子の前に手作り弁当を持って突然現れるというハッピーサプライズ企画。お供するレポーターは山下真司。
今回の母ちゃんは岩手県盛岡市で働く山崎幾子さん(46歳)。弁当を届けられるのは、宮城県の消防学校に行くため実家を離れ、消防士として働いている息子・健太郎さん(22歳)。母ちゃんの本音がたっぷり詰まった、「愛のブーメラン・レター」もお楽しみに!
◎この番組は…
毎週土曜日あさ8時生放送スタート!
土曜の朝の顔に丸山隆平(関ジャニ∞)&小堺一機&小島瑠璃子。
TBS/MBSの土曜の朝が12年ぶりに生まれ変わります!
出演者
【MC】
丸山隆平(関ジャニ∞)
小堺一機
小島瑠璃子

【ゲスト】
鳥越俊太郎
渡辺真理

河野匡(今朝のスーパードクター 虎の門病院呼吸器センター外科部長)

木下博勝(医師)
森永卓郎(お金コメンテイター)

【情報プレゼンター】
西村麻子(MBSアナウンサー)
◎この番組は…
テーマは「健康」「お金」「心」。各世代を代表するMCの3人がアプローチします。
生活に『プラス』になる情報をあなたにお届けします!
お楽しみに!!
おことわり
※番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – トークバラエティ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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