news every. 2015.06.12


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
群馬と長野の県境にある浅間山の火山活動が活発化していることから、気象庁はきのう、噴火警戒レベルを1から2に引き上げました。
これにより、立ち入り規制エリアは、火口の半径500メートルから、半径2キロの範囲に拡大しました。
気象庁は今後、小規模な噴火が発生して、大きな噴石が飛び散るおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
近隣の観光地などを取材しました。
浅間山のふもとの軽井沢町では、気象庁やふもとの自治体などが集まり、会議を開きました。
きのう、火山の噴火警戒レベルが、最も低いレベル1から、レベル2に引き上げられた浅間山。
レベル2は、入山が規制されるレベル3の1つ手前で、噴火の際、火口から2キロ以内に噴石が飛ぶおそれがあるため、火口周辺への立ち入りが規制されます。
浅間山では、4月下旬から火山性地震が増加。
先月は986回、観測されていました。
また、火山ガスの放出量が先月まで1日当たり推計100トン程度でしたが、きのうは1700トンまで急増していました。
警戒レベルが2に引き上げられ、これまで火口から500メートルだった立ち入り禁止区域が、2キロに広がりました。
2キロ圏内には住宅や観光施設などはありません。
火口からおよそ5キロの浅間山荘。
登山道の入り口に立つこの山荘。
登山は一部規制されたものの、現在も可能です。
生きてる山のふもとで営業させていただいているということで、切り替えて、これからお客様を楽しませるすべを考えたいと思います。
警戒レベルが2に引き上げられるのは5年ぶりです。
今回予想される噴火について、専門家は。
山体が膨張するような動きが見られないんですね。
今回の場合は、多くのマグマが噴出するような中規模、大規模な噴火ではなく、ごく小規模な噴火にとどまるだろうと予測しています。
小規模噴火とは、噴石などの量がおおむね100万立方メートルを超えない規模の噴火をいいます。
噴石が住居のある所まで飛んでくることはありえなくて、灰によって地面がざらつく程度ではないかと思います。
これは、前回・2009年に浅間山が小規模噴火を起こしたときの映像。
火口付近は、火山灰で黒く染まっているのが見えます。
噴煙の高さは一時、2000メートルに達しました。
過去、浅間山は2008年に、レベル2となった2日後に、2009年にはレベル3になった翌日に噴火しました。
火口からおよそ10キロ離れた長野県の軽井沢町。
前回の噴火では、町内に火山灰が降りました。
警戒レベルの引き上げを、
きのう、噴火警戒レベルが2に引き上げられた浅間山。
ふもとの軽井沢では。
これからやっぱり、ちょっとまだ3、4とか、上っていくんじゃないかなと思うんですよ。
それがちょっと怖いですね。
ペンションのオーナーは。
けさ、どんなふうですかって、予約を頂いている方の電話の問い合わせがあって、町のほうは平穏で、私たち、住民の生活も通常どおりで、心配しないで来てほしいと思います。
火口からおよそ13キロ離れた群馬県の嬬恋村。
2004年に浅間山が中規模の噴火を起こしたとき、特産のキャベツなど、農産物が火山灰の被害を受けました。
きょう、嬬恋村の農家を訪ねると。
風の向きがこっちじゃなければいいけどねって、もし風の向きがこっちになると、キャベツがね、ほら、灰でやられるから、心配だけど、キャベツが結球してきて、そこやられると、影響するんですよね。
心配はしてますね、ふだんから。
気象庁は、自治体の指示に従って、危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。
北海道砂川市で、軽ワゴン車がRV車に追突されるなどして、一家5人が死傷した事故で、警察は、RV車を運転していた27歳の男が、赤信号を無視して交差点に進入したと見て、危険運転致死傷の疑いで逮捕しました。
男は事故の30秒前には、赤信号になっていたにもかかわらず、交差点に進入した疑いですが、信号は青だったと主張しています。
男を乗せたと思われる車が今、病院から出ていきます。
北海道上砂川町の谷越隆司容疑者27歳。
一家5人が死傷した事故で、軽傷を負い、入院していましたが、きょう、危険運転致死傷の疑いで逮捕されました。
先週土曜日、北海道砂川市で起きた事故。
谷越容疑者が運転していたRV車が、軽ワゴン車と衝突しました。
警察によりますと、谷越容疑者のRV車は、事故の30秒前には赤信号になっていたにもかかわらず、交差点に進入したことが新たに分かったのです。
しかし。
交通事故を起こしたことは間違いないが、信号は青だった。
信号は青だったとして、容疑を否認しているといいます。
この事故で、谷越容疑者が運転していたRV車は炎上。
乗っていた3人は、外に出ていて無事でした。
一方、谷越容疑者のRV車と衝突した軽ワゴン車は大破。
この車に乗っていた、永桶弘一さん一家3人が死亡が。
次女は重体となりました。
また、車から投げ出された長男、昇太さんは、別の車に引きずられ死亡。
きのう、昇太さんに対するひき逃げの疑いで、古味竜一容疑者26歳が、検察に身柄を送られています。
事故の直前、国道を北上していた谷越容疑者のRV車と古味容疑者のトラック。
時速100キロ以上で走行していたと見られるRV車は、交差点で、永桶さん一家の軽ワゴン車と衝突しました。
このとき、昇太さんは車の外に投げ出されましたが、そこにやって来た古味容疑者のトラックが、息のあった昇太さんを引きずり、死亡させたと見られているのです。
警察の調べに対し、古味容疑者は。
飲酒運転がばれるのが怖くて逃げた。
トラックが何かにぶつかったことは認めているものの、依然、容疑を否認しているといいます。
これは、谷越容疑者のフェイスブックに載せられた写真。
谷越容疑者と古味容疑者が、そろってポーズを決めています。
2人は、中学時代からの友人だといいます。
砂川市内の飲食店街では、2人が一緒に車で酒を飲みに来ているところを、たびたび目撃されていました。
古味容疑車と、あとRV車に乗っていたとされる谷越容疑者、2人のことを見たことはありますか?
見たことは何度か。
飲み屋さんではありましたね、スナック的な感じだったり、居酒屋さん的な所で。
結構、にぎやかな感じで飲んでる。
事故当日のことについて、古味容疑者は。
事故の前に、砂川市内の居酒屋でビールを1杯飲んだ。
その居酒屋には古味容疑者のほかに、谷越容疑者ら4人がいたといいます。
店を出たあと、谷越容疑者のRV車と、古味容疑者のトラックに分乗し、移動。
その後、事故を起こしたと見られています。
これは去年、谷越容疑者のフェイスブックに載せられた写真。
端には、ボトルと水割りのようなものが。
居酒屋で撮影されたのでしょうか。
谷越容疑者の親族は。
酒が好きでね。
酒飲んだのがいけないんだ。
酒飲むと気大きくなるし。
正直に全部、言ってほしいと思う。
信号赤なら赤ということをね。
お酒も飲んでたら、飲んでるっていうことを、はっきり言ってほしいと思う。
警察は、事故の直前まで谷越容疑者も酒を飲んでいたと見て、詳しく調べる方針です。
野村さん。
容疑者は青信号だったと言ってますけれども、このスピードを見れば、それ以前の問題だっていうことは、はっきり分かりますよね。
さらに飲酒をしていたというのであれば、それはまさに論外だというふうに言わなきゃいけないと思います。
この現場というのは、日本一長い直線道路だということなので、スピードは出やすいのかもしれませんが、この2台の車の様子を見てみますと、どうもスピードを出すことを競い合ってたようにも見えますので、そういったところの動機から、きちっと解明をし、糾弾していってほしいなと思いますね。
こちら、突如現れた大きな穴。
実は、ある動物による仕業です。
それは、ヌートリアと呼ばれる体長50センチほどの小さな動物です。
戦後、急激に繁殖を拡大し、今各地で、農作物にも被害を及ぼしています。
島根県出雲市の河川敷。
こちらの穴ですね。
人がすっぽりと落ちてしまうほど、大きな穴が開いています。
河川敷に突如、現れた大きな穴。
深さって今どれぐらいあるでしょうか。
1メートル40ほどありますね。
国土交通省の職員が、河川の点検をしていたところ、穴を発見。
この河川敷の4か所で見つかっているといいます。
その犯人は。
ヌートリアの巣穴が見つかっていますので、その巣穴が浸食等によって拡大して、陥没したということが考えられます。
実は今、このヌートリアが増え続けているというのです。
ここは大阪城公園です。
市の中心部である、この大阪城の周りにも、ヌートリアが出没しているという目撃談が寄せられています。
いるいる。
います。
います?どの辺り?
お堀でも見ましたし。
泳いでるやつ?
普通に、大きいネズミですよね。
カワウソみたいな感じでしたけど。
エブリィは、数々の目撃談のある、大阪城周辺を探しました。
すると。
いました!ヌートリアです!ああ、いた、いた、いた。
今、外堀の水の中を気持ちよさそうに泳いでいます。
わ、すごい愛くるしい顔ですね。
結構、泳ぐスピードは、思ったよりも速いです。
エブリィは、大阪城のお堀を泳ぐヌートリアを発見。
すいすいと泳ぎ、草を食べている様子も見られました。
河川敷などの水辺に出没するこの動物。
京都の中心部、鴨川でも、泳ぐ姿が捉えられています。
今、こちらのほうを向きましたが、全く逃げません。
いました!ヌートリアです!
大阪城のお堀を泳ぐヌートリア。
実はこの動物、全国である被害が増加傾向にありました。
青い所、みんな、食べておりましたね。
ここ、刈ったようになかった。
田植え直後の稲や、野菜を食い荒らしているというのです。
2013年度で、ヌートリアによる農作物の被害は、全国で年間8500万円にも上っているのです。
川や水路など、水辺で生活するというヌートリア。
実は、動物園で展示されていました。
あちらには、動物園で飼育されているヌートリアがいます。
今、ちょうど食事をしているところですね。
食べたり、また水浴びすると、出てきますけれど、休むときはやっぱり土の中で休んでおるというのが大半。
草食性でオレンジ色の前歯が特徴のヌートリア。
外来生物というところの中で、日本では、おってはならないという状況なんですけれど。
特定外来生物とは、海外起源の外来種で、生態系や人間に被害を及ぼすものなどのこと。
環境省は、輸入や飼育を禁止しています。
もともと日本にはいなかったヌートリア。
南米が原産のネズミの仲間で、第2次世界対戦中に軍服などの毛皮用に輸入され、飼育されていたものの、戦後、需要が激減。
野に放たれたものが野生化したと考えられています。
西日本を中心に飼育されていたことから、東海地方より西を中心に分布。
年に2、3回出産するため、繁殖力も高く、徐々に東へと拡大しているといいます。
農作物などへの被害を食い止めようと、捕獲を行う自治体も。
捕獲効率を高めていくことによって、ヌートリアの根絶に向けて、進めていきたいと思います。
ヌートリアを見つけたら、どうすればよいのでしょうか。
わりとおとなしい動物ですけど、やっぱり鋭い爪持ってますので、捕まえたりすると、ひっかかれたり、そういう危険性はあるので、あまりいじらないほうがいいかなと思いますね。
早めに役所なりに報告したほうがいいかなと思いますね。
繁殖を続けるヌートリア。
地方自治体は、捕獲体制の強化を進めています。
労働者派遣法改正案を巡り、審議が混乱しました。
派遣労働者の無期限派遣を条件付きで認める、労働者派遣法改正案を巡り、与党側はきょうの採決を見送りました。
しかし民主党は、与党側が審議を一方的に決めたとして反発し、委員会が始まる際には、もみ合いが起こるなど、混乱しました。
結局、民主、共産両党は、衆議院のすべての委員会での審議に加わりませんでした。
こうした事態を受け、週明け月曜日の正常化に向け、与野党の国対委員長が会談することになりました。
住民たちが土砂崩れの後片づけに追われています。
きのう、九州地方を襲った大雨で、裏山の竹やぶが崩れ、大量の土砂が流れ込んだ熊本県上天草市の事務所兼住宅では、親戚などが総出で、土砂をかき出す作業に追われていました。
熊本県がまとめた県内全体の被害は、軽いけがをした人が1人、2015/06/12(金) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
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