11時になりました。
ニュースをお伝えします。
北海道砂川市で、軽ワゴン車が乗用車に衝突されるなどして家族4人が死亡した事故で、警察は、乗用車を運転していた27歳の男が、赤信号を無視して猛スピードで交差点に入った疑いが強まったとして、危険運転致死傷の疑いで逮捕しました。
男は信号は青だったなどと供述し、容疑を否認しているということです。
今月6日、北海道砂川市の国道12号線の交差点で、軽ワゴン車が乗用車に衝突されるなどして、歌志内市の会社員、永桶弘一さんの家族4人が死亡し、12歳の次女が意識不明の重体となっています。
これまでの調べで、現場にはブレーキの跡がなく、軽ワゴン車が50メートルほど飛ばされており、警察は現場付近の防犯カメラの映像を分析するなどしていました。
その結果、乗用車が赤信号を無視し、100キロを超える猛スピードで交差点に入って、事故を起こした疑いが強まったとして、警察は、運転していた上砂川町の建設業、谷越隆司容疑者を、危険運転致死傷の疑いで逮捕しました。
調べに対して谷越容疑者は、事故を起こしたことは間違いないが、当時、信号は青だったなどと供述し、容疑を否認しているということです。
警察は、谷越容疑者の身柄を、入院していた病院から警察施設に移して、本格的な調べを進めることにしています。
捜査関係者によりますと、谷越容疑者は、軽ワゴン車の外に投げ出された長男へのひき逃げの疑いで逮捕された知人の男らと、事故の前、一緒に酒を飲んでいた疑いがあることも、同乗者の話などから分かったということです。
警察は、事故の状況や当時の行動について、調べることにしています。
政府はきょうの閣議で、1人暮らしの高齢者を対象にした、意識調査の結果を盛り込んだ、ことしの高齢社会白書を決定し、このうち、幸福感を尋ねた調査で、幸せと感じる人の割合は、男性が女性のおよそ半分にとどまったことが分かりました。
中国の裁判所はきのう、共産党最高指導部の元メンバーで、収賄などの罪に問われていた、周永康前政治局常務委員に無期懲役の判決を言い渡し、聖域とされた最高指導部経験者を厳罰に処したことで、習近平国家主席の権力基盤はさらに強化されるものと見られます。
中国・天津の裁判所がきのう、周永康前政治局常務委員に対し、無期懲役の判決を言い渡したことについて、国営テレビは、周被告がみずから法廷で、共産党には損失を与えた。
罪を認め、罪を悔やんでいると述べる様子を昨夜、伝えました。
中国の最高指導部経験者が汚職などで有罪判決を受けるのはこれが初めてで、習近平指導部としては、判決を通して、公安部門のトップを務め、いわゆる石油閥の大物としても知られた周氏が、党内で広げていた権限や影響力を一掃しようという思惑もあったと見られています。
今回、聖域とされた、最高指導部経験者を厳罰に処したことで、習主席の権力基盤はさらに強化されるものと見られます。
来年、日本で開かれる伊勢志摩サミットに向けて、警察庁は、町内に警備対策委員会を設置し、テロ対策を中心に警備計画の作成など、本格的な準備作業を始めました。
では全国の天気、雲の動きです。
梅雨前線や低気圧に伴う雲が本州付近にかかり、東日本で雨になっています。
2015/06/12(金) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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