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日韓議員がサッカー交流=関係悪化の中、9年ぶり―ソウル

時事通信 6月13日(土)18時34分配信

 【ソウル時事】日韓両国の国会議員によるサッカーの親善試合が13日、ソウルのワールドカップ競技場で行われた。関係冷え込みが続く中、両国約20人ずつが汗を流しながら交流を深めた。
 韓日議員連盟の徐清源会長は「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスで大変だが、日本の議員が予定通り来てくれて国民は喜んでいると思う。(日本に対する)国民感情も少し和らぐのでは」と話した。
 サッカー外交推進議連会長の衛藤征士郎元衆院副議長は「MERS患者たちに少しでも励ましになれば。きょうの試合を日韓新時代のキックオフにしたい」と期待した。衛藤氏は、MERS対策で朴大統領が面会の時間を取れなかったため、安倍晋三首相の親書を持参しなかったことを明らかにした。 

最終更新:6月13日(土)18時39分

時事通信