所さん!大変ですよ「世にも不思議な“目覚まし装置”」 2015.06.11


朝どうしても起きられない。
そんな悩みを持つ人から注目を集める不思議な目覚まし時計があるという。
え〜?驚きなのはその起こし方。
安らぎをぶち壊すんですよ。
一体誰がどうして買っているのか?取材で浮かび上がってきたのは日本人の睡眠に起きているある異変。
(アラーム)目覚まし時計でしょう?随分テーマが狭くないですか?でも10万円の目覚まし時計が売れてる。
10万円ってすごいよね。
一個で10万なの?
(久保田)一個で10万円っていう事だと思いますよ。
今日も狭いように見えてグッていきますから。
本当?グッてまいりますから。
本当に?これはご安心下さい。
目覚まし時計だよ?タイトルこちらでございます。
ジャン!これね数年前からの話なんですけどいろんな意味で不思議な目覚まし時計が注目されている。
人とは違うものが欲しいんじゃないの?その特徴が値段ですねまずね。
10万円?しかも欲しいと言って届くまでに数か月かかるというのにそれでも欲しいという注文が殺到している。
注文生産なの?そう。
さあどういう事なのか想像しました。
富裕層かなと。
最初はね。
秒針台やら文字盤にダイヤジュエリーいっぱい入れてキラッキラの超高級ブランド目覚まし時計。
逆にね。
10万じゃ買えないでしょう。
それともそれともロボット型の目覚まし時計でもう朝になると「起きて下さい」って優しく…。
いろんな事を考えたんですがこの目覚まし時計の謎買っている人の事情いろいろ見えてまいりました。
所さん!大変ですよ。
4月下旬。
都内のある家に10万円の目覚まし時計が届くと聞きディレクターが向かった。
購入したのは一体どんな人なのか?
(取材者)あっどうも。
初めまして。
出てきたのは一見普通の女性。
特別ぜいたくな暮らしをしているようには見えないが…。
そうなんですよ。
こちらの女性来年薬剤師の国家試験を受ける。
2か月前この目覚ましの存在を知り早起きして勉強しようと注文したのだという。
(チャイム)あっ。
来ました!すいません。
よろしいですか?ありがとうございます。
しかも…。
一体どんな時計なのか。
更にホースの先には細長い袋が。
え〜っと…。
悪戦苦闘して組み立てる事10分。
えっ?起きる時間をセットして袋を背中に敷いて寝るらしい。
すると…。
袋が膨らんできた!空気が送り込まれ強制的に体を持ち上げる仕組みのようだ。
(笑い声)朝の目覚めにしてはちょっと苦しそうだが…。
目覚まし時計というより目覚まし装置。
確かに起きられるかもしれないがこれで一つ10万円。
この目覚まし装置を作っている会社で話を聞いてみる事に。
わあ〜。
どうも初めまして。
従業員70人の小さな電気機械メーカー。
こちらがですね…。
電車一台を…80トンの…すごい技術だが目覚まし装置とは何の関係もなさそうだ。
鉄道会社の宿直室では始発電車の運転士など絶対に遅刻できない人たちが一緒に寝る。
起床時間は業務によってバラバラ。
そのため近くの人を起こさない目覚まし時計が必要だったというのだ。
こちらの方で製作を。
実際に作っている現場を訪ねてみると…。
数人が手作業で一つ一つ組み立てていた。
注文を受けてから作るため大量生産の設備は整っていない。
更に体重80キロの人でも静かに持ち上げる独自の技術を使っている。
それが一つ10万円する理由だという。
長年鉄道会社だけに販売してきたが6年前試しにネットで注文を受け付けたところ個人からの希望が殺到。
そういった部分で…会社も驚く大ヒット。
一体どんな人が買っているのか?会社の協力を得て緊急アンケートを実施。
購入者に買った理由を聞いてみた。
するとこんな気になる答えを発見。
「値段が非常に高くためらいにためらいましたが万感の思いを込めて購入を決心しました」。
一体どんな思いだというのか?直接聞いてみる事に。
こんにちは。
こんにちは。
こちらが万感の思いで買ったという石井さん。
失礼しま〜す。
あった!半年前に購入したというがその理由とは?Tシャツ…。
はい。
子どもの頃からず〜っと朝が弱かった石井さん。
大学時代は何度も授業に遅刻し付いたあだ名がギリギリの石井。
それなのに2年前就職する時に彼が選んだのは…。
最も時間に厳しいといわれる…ところが入社早々…。
しかし石井さんの仕事は激務。
月に2回は週末にツアーの添乗。
深夜までの残業も多く朝起きられる自信が全くなかったという。
絶対に遅刻できない大事な会議の前日。
部屋にカメラを設置して実際に起きる様子を見せてもらった。
朝6時半。
目覚まし装置が作動。
背中の下の袋が膨らみだした。
起きるまで何度も膨らんだりしぼんだりを繰り返す。
作動から1分で目覚めた。
今回取材に応じてくれた購入者は52人。
(取材者)行ってらっしゃい。
数日後。
取材ノートを見ていたディレクターある事に気が付いた。
なぜか3月や4月など春先に購入している人が多い。
何か理由があるのか?去年の春目覚まし装置を購入した男性に会える事になった。
ああどうも。
初めまして。
堀江です。
初めまして。
待ち合わせ場所にやって来たのは堀江正俊さん。
どうしても春に買わなければならない理由があったという。
それは…。
就職して1人暮らしを始める娘を心配しての事だった。
(取材者)わっ洗濯機も大きい。
1人暮らしに必要な全ての電化製品を買いそろえてあげた堀江さん。
中でもこだわったのがこの目覚まし装置だったという。
娘の美晴さんは管理栄養士。
病院で450人分の食事を作る仕事をしている。
早番の時には朝の3時半に起きなければならない。
しかし子どもの頃から朝一人で起きられなかった美晴さん。
ず〜っと両親が起こしてあげてきた。
そこで…。
まだ膨らむんやんね。
「自分たちの代わりに起こしてあげて!」。
そんな思いで両親が買ってあげたのがこの目覚まし装置だった。
目覚まし装置を贈ったもののまだまだ心配だという堀江さん。
何かと理由をつけ身の回りの世話を焼きにやって来る。
毎日父の代わりに娘を起こしてくれる目覚まし装置。
今回の取材で就職して1人暮らしを始めた息子を心配して何台もこの目覚まし装置を買ってあげた母親も見つかった。
取材を進めるとある深刻な悩みから目覚まし装置を購入した人がいる事が分かった。
このあと多くの日本人を悩ませている睡眠に関する問題が明らかに!みんな起きるの困ってるみたいね。
所さんは朝はすっきり起きられる方ですか?すっきり起きるも何も目が覚めたらドンと起きますよ。
だからもうダラダラないね。
バビン!
(久保田)すごい。
ディレクターが試したんですって。
のけぞるじゃないですか。
最初のけぞると気持ちいいかなと思ったんですけどその域を軽く超えていくんですって。
どんどん息苦しくなって目が覚めると。
大体多かったのは親が買ってる。
社会に出たばかりの息子さん娘さんのために買ってあげると。
でも娘さん息子さんは痛い目に遭わないと駄目なんだよ。
いやいや。
中にはこんなお母さんもいて。
何なの?「しかももう一台!!!」って。
2台買ってあげたというお母さんまで見つかりまして。
何?2台って。
1台が壊れてちゃいけないから2台。
2つね!あっそう!20万。
(笑い声)スタジオには今日も3人の専門家の方にお越し頂いています。
この目覚まし時計についてお話のある方?
(3人)はい!
(久保田)では犬山さん。
私の世代30代だったりあと20代の人たちからすると親が買い与える事だったりするのは本当よく聞いていて私の30代前半の友人も…自分で何か工夫しようとかなんとかしようってないんだ?あんまりそういうのは…。
…で母親の方も「あの子毎朝起こさなきゃいけないのよ」とかって周りに…目が覚めないと「お母さんの責任よ!」って言うの?これ。
(犬山)逆ギレする人たちも結構…はい。
でも脳科学的に見たら…あっよくないの?
(澤口)もちろん。
リズムを作んなきゃいけないんでスイッチを入れるんですよ。
目覚めのスイッチっていうのが脳にあるのでそのスイッチをオンにすればそれだけでいいんですよ。
どうやればオンになるんですか?顔を洗うとかですか?それも効きますよ。
でも一番は光です。
あっ光ね。
(澤口)光こそ一番いいのでですからもしやるんであれば…更にいいのは…目からの光と…耳に光って感じるってご存じです?あっとにかく光を当てればいい?睡眠の問題は世界的にものすごく注目されていましていろんな国で毎年のようにユニークな目覚まし時計が開発されています。
これをご覧下さい。
起きる時間になるとアラームが鳴って同時にセットしておいたコーヒーのドリップが始まってコーヒーのいい香りで目が覚めるという。
さみしいねこれ!誰か伴侶とか奥さんがコーヒー入れてくれて「朝ですよ」って言われたら幸せだけど。
だってこれ夜セットするんでしょ?悲しいじゃないですかその時に。
豆を入れて。
こちらは…時間になると足裏のマッサージが始まり刺激で目が覚めるそうなんですね。
より快適になっちゃうんじゃないの?
(モーリー)だよね。
まだ続きがございます。
まとまりそうでしたけど…。
今よくまとまったじゃない。
今まとまったなって思ったので続き続き。
VTRのさっきの最後思い出して下さい。
男性の方が出てきました。
この人も10万円目覚ましを買ったんですけれどもどうして買ったんですかと話をしていくと実は深刻な事情を抱えている事が見えてきました。
いきます。
所さん!もっと大変ですよ。
この日ディレクターが会ったのは横浜に暮らす34歳の男性。
(取材者)今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
男性が抱える悩みとは一体何なのか。
部屋の中にも…。
至る所に目覚まし時計が置かれている。
数えてみると…。
最後の砦として2年前に買ったのがあの目覚まし装置。
しかし今でも全ての目覚ましをセットしない限り確実に起きられないのだという。
その理由とは?今や日本人の5人に1人が睡眠障害だとする報告もあり多くの人にとってひと事とは言えない問題だ。
こちらの男性睡眠障害が重くなったのは7年前の事だという。
(取材者)夜間っていうと…。
当時の仕事は踏切の信号や線路の点検。
最終電車のあと明け方まで作業し昼間眠る生活を4年間続けた。
その後日中働く事務職に替わったが夜満足に眠る事はできないのだという。
実際にカメラを据えて寝ている時の様子を見せてもらう事に。
起きる予定は翌朝の7時半。
7時33分で。
深夜0時に布団に入った。
しかし1時間たってもなかなか寝つけないようだ。
午前4時ごろまで何度も寝たり起きたりを繰り返す。
午前5時を過ぎてようやくぐっすり眠ったようだ。
その2時間半後男性が起きる予定の7時半に訪ねてみると…。

(アラーム)部屋の外まで目覚ましの音が鳴り響いていたが起きている気配はない。
その時目覚まし装置が作動。
何度も膨らんだりしぼんだりを繰り返したがなかなか起き上がれない。
5分後ようやく起きたが…。
取材の結果目覚まし装置の購入者の中にはこの男性のように睡眠障害に悩む人が数多くいる事が判明。
一台10万円の目覚まし装置。
取材で浮かび上がってきたのは眠れない国日本の姿だった。
はあ〜…大変な暮らしですね。
いやつらいと思いますよ。
あれが続いちゃうと本当まずいんですよ。
なのでいい方法があります。
やりました!朗報です!いい方法があります。
脳科学的にはまずあの方もそうだと思うんですけど…なので…しないでしょ?しない。
今日はこうあったとか明日どうしようかとか。
起きれないんじゃないかとか。
そういう不安感…。
これは全てパス。
えっやっちゃいますね。
それ駄目。
それやると…手を洗う?
(澤口)そうそうそう。
朝起きる事ってそんなに大変なんだ。
大変です!もう遅刻する夢を何度見たか分かりません。
その不安がよくないんだよね。
足がもつれてスタジオにはっていくみたいな夢を。
そんな夢見るの?それも勤務時間に入れてほしいよね。
その夢の。
2015/06/11(木) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
所さん!大変ですよ「世にも不思議な“目覚まし装置”」[字]

朝起きられない。そんな悩みを持つ人から密かに注目を集める不思議な目覚まし時計。奇妙な形に驚きの起こし方。取材で浮かび上がる日本人の睡眠問題とは?

詳細情報
番組内容
朝どうしても起きられない。そんな悩みを持つ人からひそかに注目を集める不思議な目覚まし時計がある。奇妙な形に驚きの起こし方。もともと、鉄道会社の職員用に作られた、その目覚まし装置。一体、誰が、なぜ、購入しているのか?取材で浮かび上がったのは日本人の睡眠問題。
出演者
【司会】所ジョージ,久保田祐佳,徳永圭一,【出演】澤口俊之,犬山紙子,モーリー・ロバートソン,【語り】吉田鋼太郎

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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