ゆうがたLIVE ワンダー【ギネス認定!世界一甘〜い桃▽集団的自衛権を考える】 2015.06.11


気をつけていただきたいと思います。
天気予報は以上です。
◆片平さん、ありがとうございました。
さて、この後、5時台では、偶然見つかった80年前のフィルム、激しく劣化したこのフィルムから果たして当時の映像を≫気象庁は先ほど長野県と群馬県の県境にある浅間山の噴火警戒レベルを1から2の火口周辺規制に引き上げました。
浅間山は4月下旬後から山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震が多い状態が続いています。
また二酸化硫黄の放出量が6月8日の観測で1日あたり500トン今日の観測では1700トンと急増しています。
こうしたことから浅間山は火山活動が高まっていると考えられ今後は火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する恐れがあるということです。
気象庁は火口からおおむね2kmの範囲では飛散する可能性のある大きな噴石に警戒すること。
また、登山者などは地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らない。
更に風下側では降灰や風の影響を受ける小さな噴石に注意するよう呼びかけています。
浅間山は数年ごとに噴火を繰り返していて2004年や2008年2009年にも噴火しています。
長野県と群馬県にまたがる浅間山ですがお伝えしたように火口周辺への立ち入りを規制するレベル2に噴火警戒レベルが引き上げられました。
おおむね2kmの範囲、噴石が飛散する可能性があるということです。
≫次です。
局地的豪雨による被害が九州で相次いでいます。
土砂災害に住宅への浸水。
熊本県では31万人以上に避難の呼びかけが行われています。
≫未明から激しい雨が降り続く九州。
日が昇ると街の風景は一変していました。
≫午前7時です。
宇土市中心部なんですが至るところでこのような川があふれ出していまして、完全に空き地が冠水しています。
歩行者用の橋もまもなく濁流にのまれそうな状況です。
≫道路は至るところで冠水。
≫上天草市に来ています。
あの山の斜面の排水路からも猛烈な勢いで水が噴き出しているんですがその右側、排水路ではない山の部分からもかなり大量の水が流れ出しています。
≫水が噴き出す斜面では一部で表面が崩れたためなのか茶色の土がのぞいていました。
あふれ出した水は住宅にまで流れ込みます。
≫あっという間に畳の上まで水が上がったといいます。
≫更に、別の土砂崩れ現場では…。
≫こちらの現場では国道沿いの店舗の裏山の法面が崩れています。
およそ1時間ほど前から崩れ始めたということで現在も土砂が上のほうから落ちてきています。
≫現場は、国道沿いのから揚げ店兼住宅。
一見すると建物自体に大きな被害は内容に見えたものの崩れてきた土砂で建物が道路側に押し出されていました。
この数分後現場の空気は一気に緊迫。
≫中に人がいるようだということで現在、窓を破壊して地元の方々が捜索にあたっています。
119番通報をしているんですがなかなか救助隊が到着しない状態です。
≫近所の人々が窓から家具を運び出し真っ暗な部屋の中でライトをつけると…。
大量の土砂が浮かび上がりました。
崩れてきた土砂は、家の壁を壊し大量に中へと流れ込んでいたのです。
その後連絡が取れなくなっていたこの家に住む2人は別の場所にいたことが判明。
≫土砂崩れのあった熊本県宇城市の三角では昨夜の降り始めから234ミリの雨量を記録しました。
九州に大雨をもたらしたものは活発化した梅雨前線。
積乱雲が次々に発生するバックビルディング現象という雲の動きが狭い範囲に大雨をもたらしていました。
レーダー画面のこの部分赤で示された非常に強い雨雲が次々に生まれ筋のように流れていくのがわかります。
この積乱雲の相次ぐ発生がもたらした今回の大雨。
この雨の影響で熊本県ではおよそ31万人に避難指示や避難勧告が出されました。
九州では今夜遅くまで非常に激しい雨が降る恐れがあり十分な警戒が必要。
また、西日本、東日本で今夜から明日の朝にかけて雨が強まる見込みです。
≫次です。
少年がペットボトルを落とした理由はストレス解消のためでした。
≫東京・中央区の高層マンションからペットボトルを投げ妊婦の女性に怪我をさせた疑いで逮捕された16歳の高校生の少年。
怪我をさせる可能性があることはわかっていたと容疑を認めていましたが動機について、家庭内でトラブルがあった。
ストレス解消のためペットボトルを落としたと供述していることが新たにわかりました。
周辺では瀬戸物やたんすの引き出しも落下していたことがわかっていて警視庁は余罪についても調べる方針です。
≫台湾製のアートメイクの機器を無許可で売りさばいていた疑いで警視庁は中国人のハン・チセイ容疑者、54歳を逮捕しました。
ハン容疑者はおととし5月から去年10月にかけて都内の美容サロンに台湾から輸入したアートメイクの機器を無許可で販売した疑いが持たれています。
女性に人気のまぶたなどに色素を注入するアートメイク。
医療行為にあたり医師以外は行えませんが機器を購入した都内11のサロンでは医師以外が施術を行っていて経営者らが書類送検されています。
ハン容疑者は2009年ごろから販売を始め、去年までの5年間に少なくとも全国およそ1640店舗に販売しおよそ8000万円を売り上げたとみられています。
≫アイドルグループモーニング娘。
の元メンバー加護亜依さんを殴って怪我をさせた疑いで逮捕された47歳の夫が今朝、送検されました。
傷害の疑いで逮捕された加護亜依さんの夫の加護陽彦容疑者は先月12日東京・港区六本木の自宅マンションを訪れた加護さんを、殴ったり蹴ったりし全治10日の怪我をさせた疑いが持たれています。
陽彦容疑者は加護さんと口論の際怪我をさせたということで加護さんの体には複数のあざが見つかっています。
調べに対して陽彦容疑者は容疑を否認しているということです。
≫今度は、別の交際相手への殺人未遂の容疑で3度目の逮捕です。
夫の勇夫さんと交際相手の本田正徳さんに青酸化合物を飲ませ、殺害した罪で起訴されている筧千佐子容疑者。
警察は、千佐子容疑者が10年前に知り合い交際していた末広利明さんについても殺害しようとした疑いが強まったとして強盗殺人未遂の容疑で今日、再逮捕しました。
末広さんは、2007年千佐子容疑者に貸していたおよそ4000万円の返済をめぐり千佐子容疑者と会った帰りに倒れ1年半後に死亡しました。
警察は、千佐子容疑者が借金の返済を免れるために殺害しようとしたとみて捜査しています。
≫海水浴シーズンを前に上越市の海水浴場で、ドローンを使って離岸流の調査が行われました。
新潟県上越市の谷浜海水浴場で今日、上越海上保安署と長岡技術科学大学が共同でドローンを使って離岸流の調査を行いました。
水難事故につながる離岸流は1分あたり15mから20mほどの速さで沖に流れていくことがわかりました。
海保では遊泳禁止区域で泳がないことや子どもの遊泳への注意。
また危険を感じたら118番へ通報してほしいと呼びかけています。
≫犬山さんドローンで調査をした。
こうしてみるとドローン、利用価値も大きいなという感じがしますね。
≫最近ネガティブなドローンの話ばかりだったのでこういう有用なやり方は広まってほしいなと思います。
≫江上さん、どう規制してどう利用するか。
≫ああいう馬鹿なドローン少年みたいな利用は徹底して規制してほしいですけども科学とか事故のための調査とかこういったものはきちっと今後もしていってほしいです。
≫技術革新、進化を妨げないルールを作ってほしいです。
≫日本海で珍現象です。
富山県沖で今年に入って相次いで捕獲されているのは高級食材キャビアで知られるこの魚でした。
≫富山沖にロシアからの珍客が次々?取材班は、その現場の海へ。
≫水揚げの報告が相次いでいるのは≫主にロシアなどに生息するチョウザメが日本海で捕獲された。
そんな情報をもとに向かったのは、富山県魚津市。
≫いました、いました。
捕獲されたチョウザメが泳いでいます。
かなり大きいですね。
私が両手を広げたぐらいの大きさがありますよ。
≫水族館で目にしたのは体長およそ1.6mとがった鼻が特徴のダウリアチョウザメです。
チョウザメといえば、そうその卵が高級食材キャビアとして知られる実に価値のある魚です。
≫富山県では去年チョウザメの水揚げはゼロ。
ところが、今年に入って水揚げの報告が相次ぎ、おととい、4匹目が捕獲されました。
≫水族館の館長も首をかしげるチョウザメラッシュ。
一体どのような状況で発見されたのか。
取材班はおとといチョウザメを捕獲した漁師、宮村さんとの接触に成功。
実際にその現場に連れていってもらうことに。
≫風があって気持ちがいいです。
岸からどんどんと離れていきますね。
この辺りですか。
≫そこ、そこ。
この網でとれたの。
≫そこなんですね。
≫波に揺られること5分。
船は、魚津市沖の黄色い浮きに囲まれた場所に止まりました。
≫なんと、世界三大珍味の1つキャビアを産むチョウザメが富山の名物ホタルイカの漁場で定置網に引っかかっていたというのです。
絶滅危惧種にも指定されているダウリアチョウザメ。
本来は富山からおよそ1800kmに位置するロシアのアムール川流域などに生息している魚です。
≫なぜ、遠く離れた富山の海に現れたのか。
チョウザメの研究をしている北海道大学の足立伸次教授に聞くと…。
≫ロシアから日本に流れている海流の流れが今年は非常に強いため今年は、それに乗ってチョウザメが富山まで南下してきた可能性があるといいます。
今回のチョウザメに水揚げに魚津市の観光課は私たちの取材に最初は、キャビアに期待したが食用に適さない種だと聞いた。
ただ、珍しい魚なので展示品として観光の呼び水になることを期待するとコメントしています。
チョウザメには申し訳ないですが食用に適しないと聞いた瞬間ガクッと我々してしまいました。
ただ犬山さん流れが速いせいでどうも潮流で来たようだという話がありました。
≫最近、イルカがきたりとかいろいろありますよね。
海、怒ってるのかなと不安になっちゃいますね。
≫富山湾といえば江上さん本当においしいものがいっぱいあるんですが≫寒ブリとか有名じゃないですか。
魚津のチョウザメ名物になりませんかね。
≫ただ、今お伝えしたとおり食用には適さない種だったと。
≫でも食べてみたらおいしいかもしれませんよ。
≫観光の目玉にという思惑もあるようですがチョウザメが天然の有名な富山湾に入り込んでる。
潮流の影響ということのようです。
≫次です。
労働者派遣法改正案は明日、衆議院の厚生労働委員会で採決されますが維新の党が採決を容認したことに民主党が反発を強め野党間できしみが出ています。
厚生労働委員会では年金情報の流出問題に関する質疑が行われましたが民主党は欠席しました。
与党は夕方の理事会で労働者派遣法改正案を明日、採決することを決める予定ですが維新の党は採決を容認する方針です。
◆再び、関西テレビのスタジオ、「ワンダー」に戻ってまいりました。
5時台最初は特集からです。
岡安さんが行ってくれています。
お願いします。
◆よろしくお願いします。
実は、「ワンダー」宛てにある依頼が来まして、それに基づいて私、今回取材に行ってまいりました。
まずこちらをごらんください。
いかにも古そうな缶がありますよね。
これフィルムのケースです。
実は、番組に戦前に撮影された古いフィルムが見つかったと。
しかもただのフィルムではありません、今で言うホームビデオのフィルムです。
◆おうちのもの、どなたかの?何が映っているんだろう。
それ以前に、これは果たして復元できるのかどうかということで、私、取材に行ってまいりましたので、ごらんください。
◆尼崎の閑静な住宅街にやってまいりました。
ここに貴重なフィルム缶を保管されているおうちがあるということで、早速お邪魔しようと思います。
◆こんにちは。
◆どうも。
よろしくお願いします。
◆こちらが今回連絡をくださった井上さん、ご夫婦です。
◆貴重なフィルムがあると聞いて。
◆出てきたんですよ。
◆そう祖父ですね。
◆ひいおじいさんですね。
◆フィルムは、直子さんの母親の遺品を整理したときに偶然見つかりました。
◆ひょっとして、ブリキのカンカンに。
おお〜!◆歴史を感じますでしょう。
◆よく史料ではこういうのを見たことがありますけど、実際に見たのは初めてです。
えっ!?幼稚園運動会、昭和8年…。
あっ、中山と宝塚ってありますよ。
こんなん見たいですよね。
宝塚って、昭和6年当時、どうやってたんですかね…。
東京見物、これ見たいなあ。
昭和12年。
としま園で遊ぶ。
豊島園でそんな昔からあったんですか。
これを中を見ると。
おお!これ、再生できますかねえ…。
◆私もこんなフィルムを見たのは初めてだったので、ついついはしゃいでしまいました。
フィルムを残したのは、大正11年から昭和2年まで、阪神電鉄の経営のトップを務めた三崎さん。
あの甲子園球場の名づけ親でもある三崎さんは、昭和4年に亡くなりますが、家族が機材を受け継いで撮影しました。
◆まずはこのフィルム自体がどんなものなのかを知るために、古いフィルムを研究している神戸大学の板倉准教授を訪ねました。
◆すごいですね、これは。
◆9ミリ半、つまり、9.5ミリフィルムはフランスのパテ社がつくりました。
日本では大正12年ごろから太平洋戦争に突入する直前までのわずか十数年間だけ流通したということです。
◆そして、幼稚園の運動会の映像にも研究的な価値があると話します。
◆「旗に春風」というのは…。
◆たかが幼稚園運動会だと思っていたら。
これは…。
◆ただ、フィルムが余りにも傷み過ぎて、このままでは映像を見ることはできないということで、日本屈指のフィルム修復技術を持つところに修復をお願いしました。
今回、担当してくれるのは修復の達人。
◆東京見物というものなんですが、ちょっとこれをごらんいただきたいんですけど。
◆僕ら、よくワカメと言ったり、ワカメ状にふにゃふにゃになっているのが、こういうフィルムの典型的な劣化症状なんですけれども、平明性が全然保ててないんですよね。
◆撮影されてから80年。
その後、永らく放置されていたことでフィルムの劣化が進み、曲がったり、縮んだりしてしまっていました。
◆これ想像以上に悪そうですね。
◆そうですね。
いろいろこちらも工夫していかないと、当然すぐには見れる状態には◆今すぐにはとおっしゃいましたね。
ということは、何らかの手を加えればひょっとしたら、これ、いけるかもしれない。
◆果たしてフィルムは、再び命を取り戻すことができるのでしょうか?◆80年前に撮影されたフィルム。
激しい劣化で修復作業は困難をきわめました。
◆粉のように落ちているものが多くなればなるほど、見た目にはどういう…。
◆テレビで見ていただいたときに、画像の欠落、人物のこういうところがぽこっとなったりとか、そこが光が通ってしまうので、広く出てくると思います。
内容はきちんと見ていただけると思いますが、欠落は少ないほうがいいので、手はかけたいけど、かけ過ぎは禁物だなというのが今の印象ですね。
◆フィルムの劣化が想定を超えていたため、修復する機械自体を改造するという非常手段に打って出ることになりました。
◆どうもどうも。
おはようございます。
できましたか。
◆お待ちしておりました。
◆あれから1カ月弱。
◆そうですね。
ちょっとお時間いただいてしまいましたね。
◆ちょっとものを見せていただいていいですか。
あれっ!?こんなに小さいんですか?◆お預かりした段階では、ちょうどこれぐらいの大きさのリールに巻かれてまして、変形していましたので、巻がぼわぼわになっていて、緩くなっていたので、大きく見えたんすけど、平面性を回復してあげて、きゅっと巻くとサイズ的にはこれぐらいに。
◆今回は9.5ミリフィルムの状態が悪く、映写機にかけられないため、映画館で使われる35ミリフィルムに映像が複製されました。
◆御無沙汰しております。
待ちに待ったおひろめのとき。
3月の後半にお預かりして、2カ月お待たせして、ようやく何とか見られそうだとという状態になったんですよね。
◆はい、大変お待たせしました。
◆どうもありがとうございました。
◆何とかなったと思います。
◆フィルムに映っているかもしれないという直子さんのおばの藤川さんも来てくださいました。
◆この2015年になって見られるというのは思ってらっしゃいましたか。
◆そうですね。
恥ずかしいんやわ、どんなんなってるか…。
◆今お幾つになりましたか。
◆85。
◆劣化が激しかったフィルムは、家族の生き生きとした笑顔ははっきりと復元されました。
◆また、80年前の関西の姿も…。
◆おそれ入りました。
もう本当に。
◆こちらの職人さんが。
◆東京に行って、豊島園に行ったことは思い出しましたか。
東京へね。
◆そのころはお金持ち…。
よみがえった80年前のフィルム。
これからもずっと家族が受け継いでいきます。
◆ということで、何とか東京見物も復活させることができました。
◆すばらしい!◆頑張ってくださいました。
◆感動しました。
あの映像は絶対に見ることができないと思ったんですよ。
正直、あの状態を見たときに、それを今の技術をもってしたら、何かしら見ることができると、こんな機会に恵まれて、ありがとうございました。
◆珍しい映像だったんですけど、実は歴史を知る資料としても非常に貴重なものも含まれていたので、幾つかご紹介しようと思います。
VTRに出てきた摩耶山のケーブルカーの映像がありました。
実は現在のケーブルカーの運営会社に問い合わせたんですが、この会社自体も、この映像を持ってないんですって。
昭和6年のケーブルカーの映像はこれしかないと。
◆すごい。
こう見ると、あんまり変わってない印象がありますけれども。
◆物すごいお上手に撮られていますね。
私ら撮ったら、ぶれない、装置がなかったらぶれますやん。
◆カメラワークが上手ですよね。
◆背景の入れ方とかもね。
◆お好きだったんでしょうね、撮ることが。
◆運動会は、みんな持っていくもんなんですね、昔から。
◆多分持っていかれる方も少な方と思いますけど、この運動会、幼稚園の運動会の映像なんですが、神戸大学の板倉准教授も80年前の幼稚園の運動会というのはほとんど見たことがないと。
日本を探しても、余りないんじゃないかと。
ホームビデオだって、当時から持っていた人はごくごくわずかですからね。
見ていると、今ではあんまり見かけなくなった、競技があったので、ちょっとごらんいただきたいですね。
これ。
どんなのだろうと思って見たんですが。
かわいい。
◆台車を使ってだるまを引くという。
◆今でいう大玉転がしみたいなものなのかなと。
◆これ昭和6年、8年当時の映像なんですけれども、これ、台車が変わるんです。
進化するんです。
◆速く走れるようになりましたね。
◆お子さん、多いから幾つも撮ってはるんだ。
また、だるまはだるまなのね。
◆それとか、幼稚園の運動会だけじゃなくて、当時の生活の様子で言うと、例えば、これ、当時のティータイムですわ。
◆ティータイム!◆芦屋の大豪邸でティータイム。
そして家の庭には滑り台もあるという。
◆すごい!◆映像を残してくれているのが、すごいですよね。
◆おかっぱちゃん。
かわいらしい。
◆プロの方の映像じゃなくて、アマチュアの方の映像が見つかるというのは、珍しい。
これ、芦屋浜の海岸なんですよ。
今こんな泳ぐことはできませんからね、一般の方が。
そういうのがこうやって再現することができたということなんです。
◆すごい!◆2カ月取材期間がかかったんですが、何とかお楽しみいただけましたでしょうか。
◆自分の家族でもないのに、ずっと見てられますね。
◆すごいな。
「ワンダー」だからできたんですかね。
「ナイトスクープ」にも出してほしかったな…。
◆ちょっと残りのやつを出すのはやめてください。
◆時間がかかるかな…。
ということで、大切にまた保管していただきたいと思います。
以上、特集でお送りしました。
◆岡安さん、ありがとうございました。
この後はニュースです。
立ち退きの最後通告が出されました。
◆退去を命じられている梅田地下道の老舗串カツ店などに対して、大阪市は、明日までに立ち退かないと店舗を強制撤去すると最後の通告を言い渡しました。
◆昨日、退去命令の期限を迎えた串カツ店の「松葉」ですが、きょうも変わらず営業を続けています。
◆退去命令を不服とし、営業を続けている老舗串カツ店「松葉」には、きょうも大勢の人が訪れています。
しかし、この姿を見ることができるのはきょうまでかもしれません。
大阪市はきょう、立ち退きを拒んでいる梅田地下道の5つの飲食店に対し、あすまでに立ち退かないと、店舗を強制撤去すると最後の通告を言い渡しました。
梅田の地下道の道幅を広げる工事に伴い、立ち退きを迫られている「松葉」などの5店舗。
営業を続ける店に対して、大阪市は不法占拠として、一連の行政命令を行っています。
◆「松葉」など5店舗は、異議申し立てを行い、強制撤去されるまで営業を続ける方針です。
◆この後は、世界屈指のフルーツが旬を迎えているという話題です。
◆桃の産地といえば、岡山県などが有名ですが、大阪でもおいしい桃がつくられています。
その1つがこちらなんですが、今回、この桃の生産者がある栄誉を手にしました。
◆大阪の南部にある岸和田市。
包近という地域では、長年、桃などの果物をつくってきました。
◆こう話すのは、岸和田で農業を営む松本隆弘さんです。
全国的には余り知られていない大阪の桃でしたが、松本さんがつくった桃が、先月、物すごい称号を得ました。
何とギネス世界記録に世界一の糖度を持つ桃として認定されたのです。
◆一般的な桃の糖度はおよそおよそ11度から12度だそうで、糖度22.2度はおよそ2倍の甘さです。
世界一の称号を手に入れた松本さん。
しかし、認定までの道は甘くはなかったそうで…。
◆新しく果物の糖度のカテゴリーをつくってもらうのに3年の期間を費やしたそうです。
晴れて大阪の桃がギネス世界記録に認定されたということで、大阪府の松井知事も…。
◆ご満悦の様子です。
ところで、世界一甘い桃はどうやってつくっているのでしょうか。
◆ここまでして世界一の桃をつくった松本さんにはある思いがありました。
◆今年も収穫の時期を迎え、気になる桃の糖度をはかってみると、既に18.3度。
梅雨が終われば、今年も必ず20度を超える桃を狙えるそうです。
◆おいしそうな桃の名前が、失礼しました、「まさひめ」です。
とてもおいしい「まさひめ」なんですけれども。
スタジオにも松本さんの育てた桃をご用意しました。
◆ありがとうございます。
桃の旬はまだまだこれからということなんで、今ちょっと、とりあえず食べてみてください。
とりあえず食べてみてください。
◆どうかな、みんなの桃は。
◆甘っ!◆これは甘い!◆甘い。
◆すごいでしょう?◆もう1個食べていい?◆どうぞ、どうぞ。
◆これよりもさらに甘くなるということですね。
◆今はまだ旬のピークではないのに、この甘さなので。
◆これはすごいですね。
◆それでも十分甘いんですが、ここからさらに旬を迎えたらどうなっちゃうのか。
一般的な桃の糖度が、VTRでも言ったように、11から12度ぐらいなんですけど、今の桃、旬はまだなんですよ、それでも15度以上はあるということなんです。
15度といったら、マンゴーと同等ぐらいの、甘いマンゴーと同じぐらいの甘さのある桃ということなんです。
◆でもわずかに酸味もあるから、爽やかですよね。
◆爽やかさは確かにありますよね。
この糖度はピークを迎えると20度を超えるということですので…。
◆桃って特有のえぐ味というか、あるじゃないですか。
それがほとんどないぐらい。
◆よかったです。
この桃は岸和田市内にある愛彩ランドできょうから販売しておりますということです。
≫噴火警戒レベルが1から2へ。
火山活動が活発化する日本列島。
今度は、浅間山の周辺が新たな緊張に包まれることになりました。
≫長野と群馬の県境。
雲に覆われ白くかすんだ、今日の浅間山。
その噴火警戒レベルを気象庁は先ほど火口周辺への立ち入りを規制するレベル2に引き上げました。
浅間山では4月下旬ごろから山頂直下のごく浅いところを震源とする火山性の地震が多い状態が続いています。
また、二酸化硫黄の放出量が今月8日の観測で1日あたり500トン。
更に今日の観測では1700トンにまで急増。
このため、浅間山の火山活動が高まっていると考えられ今後は、火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるというのです。
浅間山からおよそ4km離れた宿泊施設では早くも予約のキャンセルが出ているといいます。
≫鹿児島県の口永良部島では先月爆発的な噴火が発生。
また、箱根山の一部地域でも噴火警戒レベルが2に引き上げられるなど最近、国内では各地で火山活動が活発化しています。
浅間山が前回噴火したのは、2009年。
数年ごとの噴火を繰り返していて2004年や2008年にも噴火しています。
気象庁は浅間山の火口からおおむね2kmの範囲では大きな噴石に警戒し登山者などには危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。
≫では現在の浅間山の周辺の状況について中継です。
宮本さん、お願いします。
≫こちらは浅間山から直線でおよそ12km離れた長野県の御代田町です。
今日は午後から雲がかかり今の山頂の様子ははっきりわかりませんが噴煙が上がることは珍しくなく、地元の州民は最近も特に変化は感じられないと話していました。
また、警戒区域となった火口から2km圏内に、観光施設や住宅はないため地元は落ち着いています。
気象庁の警戒情報を受けて登山口のある小諸市は火口からおよそ2kmの賽の河原分岐点より上の立ち入りを禁止しました。
2km圏内に≫高知市のサンゴ店で時価総額7000万円相当の赤サンゴが盗まれました。
≫犯人は店内のこちらの窓を破って侵入しそして、ここのショーケースに置いてあった時価7000万円のサンゴを盗んだということです。
周りにはガラスが散乱していて手荒い犯行に感じます。
≫午前3時半ごろ高知市の高知サンゴ工房で赤サンゴ像が盗まれているのが見つかりました。
盗まれたのは高さ15cm重さ1.2kg布袋様をかたどった赤サンゴの像で、時価総額およそ7000万円です。
盗まれた赤サンゴ像は40年間、店の看板商品として飾られていたということです。
≫次は連日お伝えしています安保法案は憲法違反かどうかについての議論です。
今日、国会に登場したのは自民党の高村副総裁と民主党の枝野幹事長。
実は、この2人憲法ももちろん詳しい弁護士資格を持つ法律の専門家。
この2人が、今日も合憲か違憲か火花を散らす論戦を繰り広げました。
≫平和な暮らしを守るのは憲法学者ではないと主張した自民党の高村副総裁。
かたや、民主党の枝野幹事長は…。
≫違憲ショックに揺れる安保関連法案について弁護士資格を持つ2人が出席し今日も論戦を繰り広げました。
事の発端は先週の憲法調査会で与党側が推薦した憲法学者を含む3人の参考人全員が憲法違反だと指摘したことでした。
今週月曜日には…。
≫枝野幹事長が憲法違反ではないと指摘する高村副総裁らを名指しし批判しています。
自民党側の参考人の人選ミスという予想外の誤算をきっかけに荒れ模様になってきた安保法案の審議。
法案の成立のめどは立っているのでしょうか。
安倍総理は先のアメリカ訪問の際夏までに成立させると約束していることから今月24日までの会期を大幅に延長してでも今国会で成立させたい考えです。
法案をすぐに成立させることに賛成か、それとも反対か。
東京・渋谷と砂町銀座で50人に聞いてみました。
≫もっと時間をかけて議論すべきだと答えた人は、50人中41人。
一方…。
≫すぐに成立させるべきと答えた人は条件付きを含めて4人。
わからないと答えた人は5人でした。
安倍総理が描く今後の戦略について政治アナリストの伊藤惇夫氏は…。
≫こちら、ずらずらっと名前が出ているんですが安保法案を廃案にと大学教授など憲法の専門家が集まったグループこのように現在、220人が名を連ねています。
このグループは集団的自衛権の行使について憲法9条が定めた戦争放棄、戦力不保持交戦権否認の体制を根底から覆すものであるとして廃案を訴えているわけです。
そしてこの一方でこちら、今日自民党の平沢勝栄議員が明らかにした安保法制は合憲だとする合憲派の研究者名前を出せない方もいらっしゃるということですが現在明らかになっているのはこの10人。
この中の1人日本大学の百地章教授は合憲とする理由について国際法上全ての国に固有の権利として集団的自衛権を認めていて憲法9条は集団的自衛権の行使や保持を禁止していない。
このようにしております。
犬山さん人数のインパクトもあると思うんですがただ、専門家の見解が割れている。
これは間違いないと。
≫いろんな見方があるから不保持といってるからやっぱり違憲なんじゃないのと思いきやそんな国際法とか出されると私は正直どっちか全然、わからないですね。
でも人数はこっちのほうが多いですよね。
≫というところもありますよね。
関係ないという説明もあるわけですが江上さんこうした中で強行採決は避けたい。
どう丁寧に進めていくか。
≫まず人選ミスという言い方は長谷部さんという学者さんからすれば僕は失礼だとまず思いますね。
それと信なくば立たずという言葉がありますよね。
国を守るのはやっぱり政治に対する国民の信頼ですよ。
こういった議論はきちんと国民の信頼を得るような形で議論を尽くしてもらいたいと思います。
≫一連の動きで合憲か違憲かについて、ここまでの議論のある法案なんだと改めて多くの人が。
≫特に中国の脅威というのは間違いなく我々、実際感じてる面もありますからそういったものには具体的にどう対処するか。
個別的自衛権で対処できるのか集団的自衛権で対処できるのか非常に難しい議論ではあるんですけどどういう形で我々を守るのかというのをやっぱりそういったところをきちっと議論してもらいたいですね。
≫ここまで意見が割れているということが≫山口県下関市の知的障害者支援施設で利用者に暴行を加えた疑いで逮捕され、今日、送検された元職員の柳信介容疑者。
≫去年2月、柳容疑者による虐待が行われていたのがこの室内でした。
室内には多くのものが置かれていて圧迫感を感じます。
利用者が書いたのでしょうか。
柳容疑者の似顔絵が残されています。
≫部屋に飾られた施設を利用する知的障害者が描いた柳容疑者の似顔絵。
この密室の空間であの虐待は行われていました。
≫虐待事件が明るみに出た内部告発映像。
実は、柳容疑者以外にも少なくとも2人の職員が施設利用者に対し暴言や暴行を加える様子が映っていました。
≫意味もなく男性を呼びつけ暴言を吐く職員。
今度は、はさみを手に取り…。
≫振り下ろすそぶりを見せ脅迫。
そして、もう1人の職員は…。
作業中の男性の頭を何度もたたきます。
無抵抗な男性らに繰り返し行われていた虐待。
警察は、暴行が日常的に行われほかの職員による虐待がなかったかについても調べを進めています。
≫こちらは全て国産のワインなんですがこちらのワインが国産の原料を使っているのに対しこちらのワインは輸入果汁が使われています。
輸入果汁を使っていても国産というややこしい現状があるんです。
≫国産ワインのはずなのに原料は輸入ブドウ?ラベルをよく見ると意外な実態が明らかになりました。
≫国産ワインコーナーが設けてあります。
国産ワインということなんですが表記を見てみますとこのように輸入ブドウ果汁使用と書かれています。
更に、別のメーカーの表記を見てみましても輸入果汁、輸入ワイン使用と書かれています。
≫国産ワインの棚に並ぶ輸入ブドウを原料に使ったワイン。
こちらの店では国産ワイン35種類のうち実に21種類の原料に輸入のブドウ果汁が使われていました。
≫日本にはワインの産地表示に明確な規定がなく例えば原料に国産ブドウを全く使っていなくても日本で製造していれば国産ワインとの表示が可能です。
国税庁によると国内で作られたワインの原料の75%は輸入されたブドウ果汁です。
≫こうした中日本のブドウを使った純国産の日本ワインをブランド化しようとする動きが加速しています。
自民党は国産ワインのブランド力を高めるためラベルへの表示ルールの策定に向けた協議を開始。
原料に国産ブドウだけを使い国内で作られたワインのみを日本ワインと表示できるようにする方向で検討に入りました。
≫国産ワインの産地山梨県甲州市に広がるブドウ畑。
江戸時代創業の歴史ある酒蔵がおよそ50年前からブドウの木を植えワイン作りを開始しました。
≫白ワインはすでに100%地元産ブドウを使用していますが赤ワインには一部商品に海外原料を使用。
新しい表示ルールができると日本ワインには分類されなくなります。
このワイナリーでは将来的には全商品100%地元産ブドウのワインを作る計画です。
日本のワインをめぐる新たな動きに対しては…。
ツイキュウ。
安倍総理大臣はことし4月、国会での議論も始まらないうちに、安全保障関連法案を成立させるとアメリカで宣言。
先月、その法案が国会で審議入りしました。
これで抑止力がどうして高まるのか。
総理の明確かつ具体的な答弁を求めます。
集団的自衛権の行使が、限定的に容認されることにより、抑止力が高まり、わが国への攻撃に発展することを防ぐことができます。
アメリカなどの同盟国が攻撃されたとき、助けるために反撃する集団的自衛権。
その行使を認めるかどうか、激しい議論が交わされています。
どこか基準がないと判断できないです。
中谷大臣です。
中谷大臣です!
安倍総理大臣。
中谷大臣です。
これは重要なことでありますから。
総理、ちょっと待って。
ちょっと待って。
中谷大臣に今、聞いてるわけです。
さらに憲法審査会では、自民、公明などが招いた参考人を含む3人の憲法学者全員が、集団的自衛権の行使容認は憲法違反という認識を示しました。
そんな中、もしこの法案が成立すれば、日本が攻撃されたとき以外は武力を使わないという、戦後70年間続いた政府の方針が、大きく変わることになります。
大賛成。
もっと軍事力でね、他国と連帯して、立ち向かえるような体制をつくらな。
絶対反対に決まってるやん!
孫が男の子2人やから、戦争に行かせたくないもん。
よく分からないです。
何がしたいのか。
関西テレビの調査では、行使容認に賛成24%、反対44%、分からないが32%という結果に。
集団的自衛権とは何か。
日本はどこへ向かうのか。
きょうは徹底追及します。
さあ、ゆうがたライブワンダーに戻ってまいりました。
木曜日は特集、ツイキュウからです。
村西さん、お願いします。
きょうは歴史的転換点を迎えている、日本の安全保障について考えていきたいと思います。
国会は今、安倍政権が考えた新しい安全保障の枠組みを巡って、もうもめにもめていて、連日、ニュースでもお伝えしているんですが、きょうはその中でも最も議論になっていることについて、お伝えしたいと思います。
ツイキュウポイントはこちらです。
日本の平和を守るため、集団的自衛権は本当に必要なの?これを考えていきましょう。
まずは集団的自衛権とはそもそもなんなのか、こちらをご覧ください。
国際社会では自衛権というものが2つ認められています。
一つは個別、個別的自衛権、自分の国が攻撃されたら、国を守るために、反撃をしていいよという権利です。
これに対して、集団的自衛権というのは、自分の国が攻撃されていなくても、仲間の国が攻撃をされた場合、仲間の国を守るために、一緒になって反撃をしていいよという権利です。
谷口さん、これ、国連憲章に2つとも書いてありますので、当然、国連に加盟している日本も、権利としては2つあるということなんですよね。
そうですね。
国連憲章の51条というのを見ていただくと、個別的自衛権も集団的自衛権もあるというふうに書いております。
ただ、一つその前に確認が、国連憲章というのは、武力行使を禁止するという原則を持ってますので、第2次世界大戦後っていうか、国連が出来てから行われた紛争とか戦争はすべて自衛のための戦争だというふうに認識しておいていただきたいんです。
日本というのは、憲法9条で戦争放棄というのをうたってるので、個別的自衛権はまあ殴られたら殴り返すというものなので、反撃するものなので、認められるという政府見解を持ってきました。
だから自衛隊も存在しているということになっています。
ただ、集団的自衛権は、ほかの国の敵の国が仲間の国をやったから、やり返すということなので、敵の国が例えば、弱いとか、貧乏だとか、そういうのは関係なく、仲間だからやり返すっていうことになります。
同じ憲法の下、それから同じ実は理屈のもとでやってきたにもかかわらず、安倍政権が集団的自衛権は、きのうまで使えなかった67年間使えなかったものを、68年目のきょう、いきなり使えると言い出したからには、なんか理屈の転換がすごいあったんだろうなと思うんですが、その理屈がなんなのかなというところですよね。
そうですね。
ここで個別的自衛権と、集団的自衛権。
分かりやすく、大真面目に、紙芝居で説明したいと思います。
どうぞおつきあいください。
参ります。
今から70年前、ニホンウサギはけんかに負けて、アメリカライオンから、もう絶対誰ともけんかしたらだめと、誓わされ、自分も、もうけんかはしたくないと思っていました。
もうけんかはしないと誓ったニホンウサギ。
ただ、ほかの動物が家を荒らしにやって来たら、家を守らないといけないので、トレーニングを積んでいました。
さらに、家にライオンのトレーニング施設を作って、餌も与えて、いざというときは、ライオンに守ってもらおうとしました。
ただ、あくまでもほかの動物が家の中に入ってきたときに限って、けんかをしようと決めていました。
たとえライオンがほかの動物とけんかをしても、家の外のけんかに加わるのは許されないので、家でじっとしているだけ。
けんかが終わったあとに、よその家が壊れているのを、直しに行ったりはしました。
ほかの動物は、ニホンウサギがけんかのために家から出ないことが分かっていたので、けんかの相手だと見なしていませんでした。
ところが最近になって、近くに住む中国トラや北朝鮮キツネが、家の周りをうろうろするようになって、ニホンウサギはいつか家を荒らされるのではないかと、恐れるようになりました。
だからアメリカライオンにトレーニング施設や餌を与えるだけでなく、もっともっと協力して、家を守らないといけないと考えるようになりました。
ニホンウサギは考えます。
もし家の外で、アメリカライオンが、中国トラや北朝鮮キツネとけんかをすることになったら、どうするか。
家の外ではけんかをしないと決めたけど、中国トラや北朝鮮キツネは危ないので、好きなようにさせたくないから、アメリカライオンといっしょにけんかをするべきか、それともけんかに参加すると危険な目に遭うから、今までのように、家の中でじっとしておくか。
紙芝居はここまでです。
今、日本はこのウサギのように、考えている状態ということなんですが、谷口さん、ここまでで何か付け加えることはありますか?
まずトラとキツネに家の中、攻め込まれたときは、攻められそうになったときに対応するのは、個別的自衛権なんですね。
この柵の中に入ってきたときですね?
そうです、そうです。
中に入ってきたときですね。
それからウサギではなくて、ライオンが攻撃されたときに、どうするかということを考えるのが、集団的自衛権です。
それから実は、動物たちの学級会というのがあって、それが国連という場ですね。
これが集団安全保障というのもありますから、本来の集団的自衛権というのは、自衛権っていうのは、国連が動き出すまでの間の、暫定的な措置だというふうにして、作られているんです、国連憲章上は、ということはあります。
このウサギのようにですよ、どっちが平和に暮らせるのか、今、意見が分かれているところなんですが、ここで一緒にけんかして、助けにいったほうが平和につながると考えている専門家に話を聞いてきましたので、VTRでご覧ください。
安全保障関連法案の成立を目指す安倍総理大臣は。
万全の備えをすること自体が、日本に戦争を仕掛けようとするたくらみをくじく大きな力を持っている。
これが抑止力です。
日本が戦争に巻き込まれるおそれは、一層なくなっていく。
集団的自衛権の行使容認が抑止力になると主張。
安全保障の法的基盤について話し合う諮問機関、安保法制懇のメンバーの一人、京都大学の中西寛教授に話を聞きました。
東アジアでは、北朝鮮が核を開発する、あるいはミサイルも開発中であると、それから中国が軍事的にも力を伸ばしているということで、やはり、その2つの国への対応というのが、今、集団的自衛権を議論する大きな背景になっていることは、間違いないと。
アメリカもリーマンショック以降、軍事予算が減っていると。
東アジアだけに兵力を張りつけておくのは、難しくなってきたということもあります。
その抑止力を下支えするような力として、日本の自衛隊の力を使おうというのが、今、議論されていることですね。
例えば、グアムの米軍基地であるとか、あるいはもっと近く、日本の近海の米軍に向けて、北朝鮮のミサイルが発射された場合には、日本側は、それへの対応に参加できないというのが、法的な形になっているわけです。
個別的自衛権しか日本は発動できないから、ミサイルが発射されて、数分から、場合によっては何十秒っていう単位で、対応を決めなければいけないので、そのミサイルが、どこへ向かって撃たれているのかというのを、正確に判断している余裕っていうのはない場合が十分考えられるわけですよね。
中西教授によると、例えば、アメリカに向かっているミサイルを、日本が個別的自衛権と称して撃ち落すことはできないといいます。
国際法上は、自衛権というのは、かなり厳密に定義されていて、他国からの攻撃があって、初めて自衛行動っていうのが取れるというのが原則なわけです。
むしろそういう意味では、集団的自衛権というのを正式に認めて、国際社会できちっと説明できるような形で、軍事力を使うというほうが、世界にとっても、日本にとっても、より安全なやり方だと思いますね。
例えば、銀行に預金するのと、株を買うのとだと、株のほうがリスクが高いわけですよね。
ハイリスク・ハイリターンというふうにいうわけですけれども、そういう意味で、従来、日本の個別的自衛権だけっていうのが、一種、こう預金しかしてこなかった、それで済むんだったら、そのほうがいいっていう考えは成り立ちうると思いますけれども、やはり日本を取り巻く環境が厳しくなっているので、ローリスク・ローリターンというのではなくて、ローリスクでいくと、結局、大きなリスクというか、問題をあとで起こすかもしれないと。
その点、やはり政府は、国民にできるだけ率直に、しっかりと説明して、納得を得るという必要はあると思います。
賛成派の専門家の方のお話を聞くと、集団的自衛権はいいのかなという気もしますが、やっぱりその専門家の方も、最後にハイリスク・ハイリターンのようなことをおっしゃってたように、戦争するリスクが高まるんじゃないかなという不安は、やはり拭えないような気がするんですけれども、竹山さん、どのようにお考えですか?
やっぱりハイリスクっていうかぎりは、何かがね、起こるわけですから、やっぱりそこがやっぱり、一番怖いところじゃないかなとは思うんですけども、単純にちょっと、僕もそんな詳しいわけじゃないですけど、単純に思うのは、そういうものを外交でどうにかならないのかなって、いつも思うんですけど、ならないもんなんでしょうか?こういうのは、無理なんですか。
そういうふうにしてきたのが、日本の外交なんですよね。
だから今まで、日本の外交、ちょっと実は頭ごなしに否定しているような感もなくはないんです、これ。
例えば、よく引き合いに出されるような、中国とか北朝鮮っていうのは、やっぱり話し合いでは納得してくれないところがある国というふうに捉えてるということですよね、政府は?
そういうことですよね。
やっぱり今、北朝鮮や中国は、この日本が集団的自衛権をじゃあ、本当に認めるのか、認めないかっていうのは、国会の動きまで全部注視しているとは思いますね。
そうでしょうね。
どうするんだっていうのはね。
そうなったら、よけいに…こっちがもしそういう気だっていうことを示したときに、向こうもそうなのかってなるんじゃないかという。
それもそうですし、それが抑止力になるという考え方もありますよね。
あっちの体制が整ったので、下手なことはできないなと思わせることができるかもしれないと。
今までの70年間っていうのは、さっきの紙芝居でいうと、中国、韓国、キツネとかオオカミっていうのは、そこまで強くなかったわけじゃないですか。
家の周りをうろうろすることもあまりなかったわけでしょ。
それが最近は、家の周りをうろうろしだしたから、じゃあ、アメリカ、要はライオンの力も弱くなっている。
そのライオンに対して、僕のことは守ってね、でも、あなたのことは守りませんけどっていう姿勢でいいのかって話じゃないですか。
ただ、それがね、集団的自衛権っていうのが、果たして今まで認めてこなかったものを、その認識を変えようというね、そのきっかけになっていいのかっていうところですよね。
この集団的自衛権っていうのは?
やっぱり個別的自衛権の範囲であるわけですから。
谷口さんはどう思われますか?
集団的自衛権は、私はずっと、ヤンキーのけんかやというふうに呼んでるんです。
ヤンキーのけんか?
つまりね、連れがやられたら、無条件に連れから助けてって言われたら、連れの味方をするんですよ。
結局、それって、連れが優しいやつなのかどうか、ええやつなんかっていう判断は、なかなかできないことになっちゃう、同盟国っていうことなんで。
だからそれに加担するというと、結局、イラク戦争のときみたいな形になっていく、イラク戦争って、国連ではちょっとだめって言われたけれども、仲間だけで行ったっていうやつなんで、そんなことになりかねないよねっていう、そういう意味では、ハイリスクかなって、そういう意味でもね。
ここで、ちょっと政府がいう集団的自衛権行使の要件、条件ですね、これをおさらいしておきますと、日本と密接な関係にある他国、まあ、アメリカですね、これが武力攻撃されて、ただ、なおかつ日本国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合、ほかに適当な手段がなく、それも必要最小限にとどめるということで、安倍総理なんかはもう、これは限定的ですと、国際的にも例がないくらい厳しい歯止めをかけると。
歯止めをかけるということですね。
歯止めをかけている。
これを憲法9条の解釈から、なんとか絞り出してきたんですと、こういうふうに説明をしています。
つまり集団的自衛権という考え方は、仲間がやられてたら、仲間を助けるためにという、基本的な考え方なんですけど、日本はそこまでじゃなくて、仲間に危険が及んでて、それが自分にも及びそうな場合はというふうに限定をしているということなんですよね。
でも、それは個別的自衛権では、カバーしきれないということですか?その今の、自分のところに被害があるんだったら、やりますよっていうのは、個別的自衛権では、カバーできないんですか?今の政府の考えでは。
それが昨今の情勢が大きく変わっているので、それではもう対応できないという解釈です。
これね、議論は尽きないんですが、CMのあとは、今の国会の議論が、じゃあこれでいいのかということについても考えたいと思います。
いったんCMです。
さて、きょうのツイキュウは、日本の安全保障について考えています。
これまで集団的自衛権について、いろいろ議論してきましたが、ここで、谷口さんからひと言言わせてというフリップをお願いいたします。
裏口っていうの、解釈を変更ではなくて、やりたいなら正面から、憲法改正の議論をすべきなんですよ。
今の国会議論についてですね。
今の国会で。
だから結局ね、今出てる安保法制の憲法改正の11法案っていうのは、まともにという言い方はあれですけど、法学者としてはやっぱりあれ、裏口なんですね。
9条があるんだからできないっていうことをやるんだったら、9条の議論をしましょうよ、真面目に。
出ないと、解決つかないですよ。
それは憲法違反って、言われちゃうよっていう話なんです。
だけどそこを、なんとなくごまかしていこうとするところに、嫌らしさが隠れてるなという気は、気は、私はすごくします。
堂々と正面から憲法改正して、9条で、集団的自衛権行使容認できるようにしましょうと。
それは私とは考え方違いますけども。
でもその議論をしましょうっていう話ですね。
9条の議論をしましょう。
それを9条、変えないほうがいいという方が多かった、それは民意だし。
そうですね、変えるのか、変えないのかの議論をしようと。
議論になってないから、議論をするのが、最初でしょっていう話ですよ。
そういう意味で、集団的自衛権について、今、憲法にはいいよともだめとも書いてなくて、だから、書いてないからいいっていう人と、書いてないからだめっていう人がいるっていう。
そうですね、だから最高裁の判決があって政府側は集団的自衛権を否定されてないじゃないかと言うんですけれども、その最高裁の判決をどう読んでも、集団的自衛権OKというふうにはこれ、ちょっと無理があると。
砂川事件ですよね。
砂川事件。
砂川事件の判決っていうのは、日本の裁判史上、ちょっと最悪ともいわれる判例で、アメリカからの圧力があって出た判例だというふうに、いわれていますので、出てきてて、いろんな論文も出てますので、ちょっとあれを持ち出すということ自体が、かなり危ない気は。
だから憲法学者を中心に、やっぱりこれは憲法違反ではないかという声が多く上がっていると。
そういうことですね。
いずれにしても今の与党・自民党と公明党が数を合わせれば、今の国会では、衆参共に過半数ありますので、強行採決しようと思ったら、今の法制というのは通ってしまうわけですよね。
なので、本当にこの安保法制が、日本に必要なのかどうかっていうのは、私たち国民も本当に今、一人一人が真剣に考えないといけない時期に来ているということが言えると思います。
議論は尽きないんですが、きょうのツイキュウ、大きな岐路を迎えている日本の安全保障について考えました。
ありがとうございました。
このあとはスポーツコーナー、ワンスポ!です。
ワンスポ!は、中島めぐみアナウンサーです。
こんばんは。
まずはメジャーリーグの話題から。
青木宣親選手は、1試合4安打と絶好調。
そして、イチロー選手は、走って走って。
6月に入り、7試合で11安打と絶好調の青木は1回。
ライト前ヒット。
3回の第2打席は。
一気に1塁を駆け抜け、足でヒットをもぎ取ります。
さらに7回。
そして9回と、打って打って、青木は4安打。
6月の打率は4割8分と、勢いが止まりません。
一方、イチロー。
打球がセンターの横を抜けると、3塁へ激走。
今シーズン2本目の3塁打。
41歳の衰えない足は、相手チームにとって、脅威です。
次です。
きょう開幕した女子ゴルフのサントリーレディースオープン。
4年ぶりに出場した宮里藍選手に、石田キャスターが迫りました。
関西テレビのワンダーといいます。
どうぞよろしくお願いします。
久しぶりの関西ということで、われわれも楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いします。
笑顔で登場した宮里藍選手。
4年ぶりの出場となったサントリーレディースの初日。
正確なショットで、ギャラリーを沸かせました。
あちらこちらで、関西弁が聞こえてくるので、それがすごい新鮮というか、さすがにやっぱり4年もたってるので。
宮里選手の4年間、それは、平たんなものではありませんでした。
2006年にアメリカツアーに挑戦し、ことしで10年目。
2010年には、日本人女子として歴代最多となるシーズン5勝を挙げ、世界ランキング1位も経験しました。
しかし。
なかなか、もうワンステップ上に行くっていうところで今、足踏みをしている状態かなっていう形で。
今の世界ランキングは、100位以下まで落ち込みました。
自分のゴルフができない中、宮里選手には、ある変化が生まれています。
ゴルフもありますし、自分自身の人生に対しての考え方とか、今後、どうしていくのかっていうことも考え始めたりしているので。
20代前半のころは、もうゴルフ一色で、自分の幸せとつながってたと思うんですけど、やっぱり体力的にも、少しずつ落ちてきて、なかなかそのバランスを保つことが難しくなってきている中で、じゃあ、どういうふうに新しく取り組んでいったほうがいいのかなとか。
自分の中での方向性っていうのは、見えてきつつありますか?
うーん、まあ、これもまたゴルフを長くしていくうえでの一つの課題なのかなっていうふうには思いながらやってるので、あまり、それを自分の中で焦りに変えないようにはしてます。
宮里選手の持ち味は、正確なショットとパッティングを生かした、ショートゲームという堅実なプレースタイル。
苦しいときに選んだのは、自分の原点に戻ることでした。
パワーゲームありきでは、やっぱり試合は勝てないので、そこに自分のゴルフがまだ通用する可能性が残っているのかなというふうには思っているんですけど。
一つ、かみ合ってくれれば、すっと上に行けるような感じもしてますし、でも今は我慢する時期なのかなっていう。
サントリーレディースは、宮里選手が14歳のときに、初めて予選を通過した、思い出の舞台です。
初日のきょう。
ショットとパットがかみ合ったという宮里選手。
3つのバーディーを奪い、26位タイでスタートしました。
もちろん結果は残したいという気持ちはあるんですけど、でも自分自身がたぶん楽しめないと、そこにはたどりつけないと思ってるんで、まずはこの久しぶりの日本のツアーと、この関西の方のエネルギーをちょっと頂いて、それをうまくプレーにつなげられたらなというふうに思ってます。
サントリーレディースは、きょうから4日間、神戸の六甲国際ゴルフ倶楽部で行われます。
宮里選手の活躍に期待しています。
以上、ワンスポ!でした。
このあとは片平さんのお天気です。
あすのポイントはこちら。
朝・夕、雨に注意。
あす朝にかけては、激しい雨に十分ご注意ください。
そしてあす夕方は、もう一回、山沿い中心に雷雨のおそれがあります。
お天気情報、片平さんから伝えてもらいます。
よろしくお願いします。
お願いします。
さあ、大阪市内は雨、降ってますね。
近畿でも雨が降り続いているようですね。
そうですね。
皆さんも傘を差しているということで、雨がこれからあしたの明け方くらいにかけて、さらに強まるおそれもあるんですね。
大阪府内にも、先ほど、大雨注意報と洪水注意報が発表になったということで、雨の降り方、このあと、どしゃ降りになるおそれもありますから、お気をつけいただきたいなと思います。
現在の雨雲の様子を見ていただくと、この時間、近畿地方に雨雲はもう、しっかりかかってきていて、雨の降っていない所を探すほうが大変なくらいになっているわけなんですよね。
ところどころ濃い青の表示もあちこちにありますし、例えば、南のほうの地域には、黄色い表示の所もありますから、これは雨足が強まっている場所ということなんです。
そのあと西のほう、四国ですとか、九州のほうにも雨雲があって。
この辺ね。
鹿児島の辺りには、また発達した雨雲がかかってきているところなんですね。
この雨雲も、だんだん近づいてきますし、あとは島根県のほうにも、また雨雲がまとまってきているので、この雨がやむのは、あしたの朝になってからかなといったところなんです。
今夜からあしたの明け方にかけては、雷を伴って、どしゃ降りの雨になるおそれがありますから、注意していただきたいと思います。
家の近くに、例えば崩れやすい崖があるとか、あとはよくあふれているような川があるとか、そういう地域って結構、ありますよね。
そんな地域にお住まいの方は、きょうは例えば、崖から離れた部屋で寝ようとか、あとは1階じゃなくて、2階に上って寝ようかとか、早め早めの対応をしていただきたいなと思います。
あしたの雨はお昼前には上がってくる所が多いんですが、まだ油断はできないんです。
というのも、あすの天気図を見ると、雨を降らせる低気圧は、関東地方まで離れていきますし、梅雨前線も今、実は近畿地方の真上ぐらいにまでいるんですが、少し南に離れていますよね。
いったん、天気は回復しそうなんですが、要注意なのは、ここにある小さな低気圧。
この低気圧の空高い所には、冷たい空気が実は流れ込んできていて、藤本さん、天気予報で、大気の状態が不安定って聞いたことありますよね。
よく聞くフレーズです。
あれっていうのは、お天気が急変するおそれがあるという意味なんですけれども、そういう状況に、あした、なりそうなんですね。
ですからあした朝で、いったん雨がやんだとしても、夕方ぐらいにもういっぺん、山沿い中心に雷雨のおそれがあるんです。
ですから特に、山沿いにお出かけの方、お住まいの方は、あしたは折り畳みの傘ぐらいは持って、出かけていただきたいなと思います。
詳しくお願いします。
あすの3時間ごとのお天気を見ていただくと、雨は朝9時ぐらいまでにやむ所が多くて、日中は晴れてくる見通しなんです。
ただ、このへん、午後3時から午後6時くらいにも、曇りマークがまだついていて、ここは夕立の可能性ありと思ってください。
天気の急変するおそれがありますから、念のため、気をつけていただきたいと思います。
では、全国のあすのお天気です。
あすは東日本から北日本では、天気が崩れて、雨の降る所が多いでしょう。
きょう、梅雨明けの発表があった沖縄は、あしたも夏空になりそうです。
近畿地方の予報は、雨後曇り、あるいは雨後晴れという所が多いんですが、夕方はもういっぺん、あめのふるかのうせいがありますから気をつけてください。
雨の降る確率は、午後になっても2、30%という所もあるんですね。
広い範囲というわけではありませんが、山沿い中心に、夕方前後のにわか雨にも気をつけてください。
あす朝の気温は、けさとあまり変わらず、20度前後の所が多いでしょう。
昼間の気温はきょうより高くなって、京都では31度。
あしたは暑くなりますから、熱中症にも気をつけていただきたいと思います。
そしてこの先、あさって土曜日は、晴れて暑くなりそうです。
そのあと日曜から月曜は雨で、この雨も大雨のおそれがあります。
大阪府議会では、大阪都構想の対案として、自民党が提出していた、大阪戦略調整会議の条例案が、きのうの大阪市議会に続いて、可決されました。
自民党が提案した、大阪戦略調整会議は、二重行政の解消策などを話し合うことを目的とし、大阪府と大阪市、それに堺市の、それぞれの首長と、議員9人が委員を務め、30人で構成されます。
大阪府議会では、条例案は大阪市議会に続き、維新や公明などの賛成を得て、可決されました。
一方、松井知事と橋下市長が提案し、調整会議の事務局機能も担うと主張していた、大阪府と市の職員で作る府市連携局については、維新以外の会派の同意を得られず、議案が取り下げられました。
事務方が設置できませんから、だから、どうやって物事を進めるか、全く見えない状態です。
堺市議会でもきょう、同様の条例案が自民党から提案され、今月下旬に可決する見込みです。
提案した自民党は、夏ごろにも会議を始めたいとしています。
大阪弁護士会に所属する男性弁護士が、裁判所の判決文などを偽造し、依頼者から着手金などをだまし取った疑いがあることが分かりました。
大阪府太子町の建設会社は、顧問だった大阪弁護士会所属の男性弁護士に、複数の訴訟を依頼し、着手金として、10年前から5年間で、およそ1700万円を支払っていました。
その後、弁護士は裁判所が作成したとする、判決文などのコピー数点を、建設会社に渡していましたが、具体的な成果がないことを不審に思った建設会社が調査したところ、大阪地裁などで、裁判が始まった記録はなかったということです。
建設会社は、弁護士が裁判をしたように見せかけ、着手金をだまし取ったとして、およそ2000万円の損害賠償を求めています。
大阪地裁は、判決文などが偽造された疑いがあるとして、捜査機関に相談をしているということです。
このあとは、ワンダーのおともだちです。
さあ、きょうはどんなおともだちかといいますと、
(櫻井)さあ本日6月11日ということで…。
2015/06/11(木) 17:00〜19:00
関西テレビ1
ゆうがたLIVE ワンダー[字]【ギネス認定!世界一甘〜い桃▽集団的自衛権を考える】

大阪市の「退去期限」過ぎる…梅田“地下道”名物のあの店はどうなるの?▽80年前に撮影された貴重な“フィルム”に何が…?復元に挑む!

詳細情報
番組内容
【本日のコメンテーター】
■谷口真由美(大阪国際大学准教授・法学 「全日本おばちゃん党」代表代行) 
■カンニング竹山(お笑いコンビ「カンニング」結成 相方を亡くしピン芸人として活躍)
番組内容2
月曜から金曜まで毎日ゆうがた、その日のニュースや情報を素早くお届けするLIVEな3時間生情報ワイド!

5時台の「ワンダー」では、いま話題の注目ニュースを深く掘り下げて徹底解説するほか、旬な話題の特集をお届けします。
6時台の「ワンダー」では、曜日ごとにテーマを設け、視聴者のギモンや世の中の出来事をツイキュウいたします!

月曜)「気になるわ〜ド」藤本景子や記者らが気になっているワードを徹底取材
番組内容3
火曜)「織田信成のすべらないスポーツ」未来のオリンピック候補選手らを取材
水曜)「みんなのギモン」堀田アナが素朴なギモンなどを体を張って調査
木曜)「ツイキュウ」いろんな問題や話題を記者が徹底追及・追求・追究します
金曜)「うぃーくワンダー」岡安キャスターが一週間のニュースを総まくり
出演者
【司会】
藤本景子(関西テレビアナウンサー)
【ニュースキャスター】
岡安譲(関西テレビアナウンサー) 
村西利恵(関西テレビアナウンサー)
【フィールドキャスター】
坂元龍斗(関西テレビアナウンサー) 
新実彰平(関西テレビアナウンサー)
【お天気】
片平敦
【みんなのギモン】
堀田篤(関西テレビアナウンサー)
出演者2
【スポーツ】
石田一洋(関西テレビアナウンサー) 
吉原功兼(関西テレビアナウンサー) 
中島めぐみ(関西テレビアナウンサー)
【コメンテーター】
(月)木暮太一、宋美玄、しりあがり寿 
(火)織田信成ほか 
(水)萱野稔人、ブルボンヌ 
(木)谷口真由美、カンニング竹山 
(金)犬山紙子、藤井聡 
【解説デスク】
(月火)橋本崇 
(水木)江口茂 
(金)神崎博
出演者3
(*コメンテーター、企画とも出演者により毎週、隔週、不定期あり)
スタッフ
【チーフプロデューサー】
澤田芳博
【プロデューサー】
川元敦雄
ご案内
【番組テーマ曲】
槇原敬之さんの「超えろ。」

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