太平洋単独横断挑戦中の米女性冒険家が断念、救助される
2015年6月14日0時9分 スポーツ報知
13日午後2時20分ごろ、太平洋を手こぎボートで単独横断中のアメリカ人女性冒険家ソーニャ・バームステインさん(30)が遭難信号を発信し、付近を航行中の貨物船などを通じて第2管区海上保安本部(塩釜)に連絡が入った。「荒天が予想され心配なので救助してほしい」と要請された貨物船が午後5時ごろ、救助した。バームステインさんにけがはなかった。
2管によると、バームステインさんは、無寄港で太平洋の単独横断を計画し、7日に千葉県銚子市の港を出発。13日午後、福島県いわき市の沖合約250キロの海上で避難信号を出し、貨物船に無線で連絡した。
午後8時55分ごろ、貨物船から2管の巡視船に引き渡された。14日にボートと共に福島県いわき市の小名浜港に到着する予定。