趣味どきっ! 美しい文字で 心をつかめ!第二回「思いを伝える短文を書こう」 2015.06.11


公開が楽しみですね。
実現すれば。
柳澤伊佐男解説委員でした。
次回のテーマは、こちらです。
担当は二宮徹解説委員です。
ぜひ、ご覧ください。

(優木)あっヤバイ。
右肩に上がりそうになってます。
下げます!下げます。
至急下げましょう。
冠婚葬祭だけでなくビジネスの場でも意外と出番が多いのが手書きの文字。
読みやすく洗練された美しい文字を書ければ印象が良くなり自分の気持ちもしっかりと伝える事ができますよね。
タレントの優木まおみさんがそんな美しい文字を目指してレッスンに励みます。
自分のクセを知るっていうのがやっぱり美しい文字になる基本なので。
美しい文字を書きたいあなた。
願いをかなえる秘けつをお教えしますよ。
教えて下さるのは京都で活躍する…書の本場中国でも数々の賞を受賞し「今の暮らしに溶け込む書」をテーマに作品を制作しています。
番組ではボールペンから筆ペン筆と日々の生活で役立つ心が伝わる美しい文字を書くポイントをお伝えします。
今日は川尾さんからこんなものが届きました。
おいしそうなクッキーとメッセージカード。
こんな美しい文字で書かれたメッセージカードが届くとうれしいですよね。
私も書けるようになりたいな〜。
優木さんが今回学ぶのは短い文章を小さな便せんなどに書く事。
使う機会は多いですよね。
先生これありがとうございました。
今回みたいにメッセージを添えてどなたかにプレゼントして頂けたらいいなと思ってます。
ちょっと入ってるだけですごく気持ちが伝わるしうれしい。
ほんとにその人の顔が見えたり声も聞こえたりするような感じで一筆せんを送って頂けたらなと思います。
今申し上げた「一筆せん」っていうのが一筆っていうだけあって「ひと言書く」っていう事ですね。
ちょっとしたお礼状などで使われる事の多い一筆せん。
短冊形で5〜6行書けるものが一般的です。
冒頭に宛名を書き伝えたい内容をそのあとから書いたら最後に自分の名前を書き添えるのが普通の使い方。
少し余白を残しておくと全体のバランスが整います。
いろいろ出ているので季節や使う目的送る相手に合わせて選ぶといいですね。
今日はまず一番よく使うであろう言葉「ありがとうございました」という言葉を優木さんに書いて頂こうかなと思います。
必ずメッセージには出てきますもんね。
「ありがとうございました」。
優木さんひらがなばかりの文章をどう書くのでしょうか。
漢字が入らないとかえって文字のあらが目立ちそうですよね。
まだまだ後半ちょっと…。
は〜い。
あっでも今見てたらすごい丁寧に一文字一文字書かれててすごくいいバランスで書けてますね。
ほんとですか?はい。
ただひらがなの特徴として「やわらかさ」っていうのがあるのでそこにもう少し。
確かにちょっとカクカクしてるというか力が込められ過ぎて角張ってますね少し私の文字。
「が」とか。
やわらかいひらがな。
どんなふうに書くのでしょうか。
川尾さんのお手本です。
優木さんのと見比べてみましょう。
「ご」ですね。
ちょっと角度が違いますね。
また右肩上がりのクセが。
「ま」もちょっとまたこれが右肩上がりになっていて下の線の方が長くなってる。
確かに。
「た」の方も一番最後の画が長く下におり過ぎちゃってる。
そういうポイントを踏まえるのとあとペンに手がなじむようにもう少しペンで練習というか準備運動をしてもらおうかなって思います。
字を書く前に準備運動で手をほぐします。
さまざまな線を書いてペンを走らせる感覚をつかみましょう。
ジグザグ。
リズムを変えて遅くなったり速くなったり。
手首を柔軟に動かすように意識するといいですよ。
ひらがなの基本の形をおさらいしておきましょう。
例えば「あ」。
最後の3画目がポイントです。
一度止まってから上に上げてまた止まりそれから大きく曲げてゆっくりと払います。
続いて「い」。
1画目のはねは2画目につなげる気持ち。
2画目は1画目とほぼ平行になるように書きます。
「う」は1画目の右端と2画目の右端をそろえます。
「え」は書き終わりを意識しながら真下に下ろしたら曲げて止めます。
他のひらがなも美しい文字をお手本に基本の形を何度も書いて手に覚えさせましょう。
ふぅ〜じゃあ書いてみます。
はい。
注意された所はなかなか意識してできたかなと思うんですけどそれ以外がまたちょっと…。
「ご」とか「ま」とか良くなってると思いますね。
「た」が意識しすぎて…。
意識して短くなっちゃった。
下が長すぎるのを意識すると今度上が長くなっちゃったっていう。
「あ」なんかも難しいですね。
考えだすと。
きっちり止まる所は止まって止まって回る。
ここの最後の画の…クルッと回る所の空間をとるっていう。
1文字ずつお手本に近づくように練習を重ねましょう。
次は連綿で書いて頂こうと思います。
「連綿」って何ですか?あのうまい人たちがやってるやつですね。
そうです。
あれは…でもちょっと見させてもらいます。
ひらがなの曲線の美しさが生かされる連綿。
文章を縦に書く時一部でも連綿を使うと行の流れがスムーズになり文章全体が美しく見えます。
例えばなんですけどあんまり連綿の線が…つながってる線が長くなりすぎないようにするのとあとは文字の最後と最初がちょっと変形したりもするのが連綿の特徴になっていて。
これは難しそう。
これを今すぐ一発に全部書けないと思うのでなので分けて練習して。
そしたらつなげて書きやすくなるのでまずは「あり」と「がと」「ました」っていうのを練習してみましょう。
はい。
まず「ありがとう」の「あ」と「り」をつなげてみます。
「あ」の払いと「り」の1画目が一つの文字と思って書くといいでしょう。
また中心線を意識するとバランスが整います。
「あ」に対して「り」は少し右側に書きます。
続いて「が」と「と」をつなげます。
「か」の最後の画から「と」の1画目へできるだけ垂直に下ろすとうまく書けます。
「が」の濁点はあとでつけましょう。
「ました」は「し」で「ま」と「た」をつなげる感覚で書きます。
よく使うフレーズは何度も練習しましょう。
「し」…「し」はまっすぐいったかと思ったらちょっと横にいって「た」。
あっまた伸びちゃった。
「し」がもはや「し」じゃない。
この「ま」を…。
「ま」をここまで書いて…。
「し」…まっすぐ書いて左下に行き戻り次に。
ふぅ。
ちょっとバラバラで練習しましたけど一度同じようにこちらの一筆せんに「ありがとうございました」で連綿で書いてみましょう。
は〜い。
優木さんいよいよ連綿で一筆せんに書いてみます。
全体を美しく見せるには縦のラインにも気を付けないといけません。
難しい〜!全然駄目だ。
まあもうちょっと…。
毎日欠かさず美しい字を意識して書けば川尾さんのような滑らかなひらがなも夢ではありませんよ。
ひらがなは46文字なんですよね。
漢字はすっごい膨大な量あるんですけど46文字を一日1個ずつ形を覚えてもらったりあとは連綿のパターンも10個ぐらい覚えてもらったらこういった一筆せんを気軽に「書きたい」っていう気持ちで書いて頂けるようになると思うので是非練習してみて下さい。
う〜んそうですね。
こういう美しい連綿で書けるようにちょっと練習してみます。
ここで少し美しいひらがなを見てみましょう。
こちらはひらがなの美しさが極められた平安時代の作品。
「かなの名手」と称えられた歌人紀貫之が「古今和歌集」を書き写したと言われている…高野山に伝わった事からそう呼ばれています。
春を待つ思いを歌った和歌が連綿を用いて流れるように書かれています。
こちらも紀貫之が古今和歌集を書き写したと言われています。
かな文字の美しさに加え空間の使い方も見事です。
余白をうまくつくる事で文字を際立たせています。
更に今回江戸時代に活躍したある有名な女性が書いた手紙を特別に見せて頂ける事になりました。
運ばれてきたのは徳川幕府三代将軍家光の乳母春日局の手紙です。
(優木川尾)おお〜。
春日局といえば江戸城の大奥で権勢を振るった人物。
しかしこの手紙からは春日局の違った一面が見て取れるというのです。
(大喜)これで「十二日」と。
日付だやっぱり。
これが「かすか」ですね。
これが差出人ですね。
上のここが今でいう封筒の宛名ですね。
これは今でも当然の事ながら封筒の宛名書きと同じ…。
大体どんな事書いてあるか簡単にご説明しますと春日局のもとにお医者さんがいたんですよ。
そのお母さんがどうも体調を崩してしまって京都の方に来て何してたかと…どうもここの西本願寺で勤めてたみたいなんですよ。
それを春日局の方に「私お母さんの所に行きたい」と。
つまり「西本願寺の方に行きたい」という事を説明して春日局がそれ聞いて手紙を一筆書いて西本願寺の方に頼んであげようというのが内容になってます。
紹介状じゃないですけどそういう…。
お願いみたいな。
なかなかお願いしてもらう事もあんまりない事ですからね。
そういったあれでこれちょっと珍しい中身なんですよ。
優しい方なんですね春日局。
結局そういう事になりますね。
ずっと厳しい人みたいなイメージがあったけど。
実は僕もこれ発見するまでそう思ってたんですね。
当時手紙には今とは違う書き方や文言のルールがありました。
それらを身につけて美しくしたためたこの手紙からは春日局の教養の高さも感じられるのだそうです。
江戸時代の人って基本的に墨で書くしか…メモはないので書く事がないので字を書くというのは多分僕らと違う技術持ってましてわざと濃くしたり薄くしたりバランスよく文字をパッと見てどういうバランスで書いていくのかっていうのをやっぱりかなり慣れてるというかもう経験的に分かってて僕らみたいにとにかくきれいに書けばいいというんじゃなくてかなりバランスよく書けてるという感じが。
なんか文字からもそういった自信だったりとか体全体使って「バーッ」って線書いたりして自分のエネルギーが出てるのとでも「かすか」って最後に名前はちょっと女性らしくひらがなできれいに書いてるっていうなんか二面性が見えて私はすごい…女性の魅力を感じましたけど。
人柄が出るって事だから文字を習って上手になりたいという気が余計増してきました。
じゃあまたこれから…。
そういう部分を文字から感じ取ってもらえるような人になりたいですね。
今ひらがなについて少し勉強して頂いたので次はよく使うと思うんですけどカタカナについて少し学んでいこうと思います。
カタカナは漢字の一部から来てる事が多いんです。
ちょっと例を見て下さいね。
「イ」ですね。
「イ」はここのまあ人偏ですね。
人偏から来てるんですね。
読み方も「伊」が「イ」に…。
「呂」も「ロ」。
「ハ」はまあ「八」で「ハ」。
こういうふうに漢字から来ているのでカタカナは漢字を書く時と似ていて直線的。
直線的。
…に書いて頂くとより整ったバランスで書いて頂けると思います。
川尾さんが書いたお手本の文章。
漢字とひらがなの中にカタカナが交じっています。
カタカナを書く時は漢字と同じように「払い」と「止め」をしっかり意識しましょう。
「チケット」っていう字が今回ポイントなんですけど…。
何となく注意を聞いていたのでちょっと力強くというか直線もまっすぐ下ろすとかその辺は意識して書いてみたんですけど。
曲線と直線の交わった字なので…。
でもよく書けてると思いますね。
実際使って頂くメッセージなどは横書きの方がよく書かれたりすると思うんですよね。
ノートなんかもほとんど横で書きますし横の方が身近かもしれないです。
ですよね。
なのでちょっと横書きについてメッセージカードを書いてきました。
かわいい。
縦書きと違って横書きは連綿ができませんので基本的には文字をしっかり書いて頂くっていうのは縦書きと変わらないです。
ずっと斜めになってたりしたらやっぱりかっこ悪いですし。
やっぱり横の方がなじみがあるからかすごくカジュアルな感じもするしでも伝わってくる感じもあるし。
そうですね。
それはもうシーンによって使い分けて頂いて「今日は縦書きの連綿を使って書こう」っていう日もあったり。
「きちんと」というかね。
手書きの文字で書くというのが一番大事なことだと思うので目的に合わせてカードも文字も書き方も選んで頂いたらいいと思います。
優木さんも横書きのメッセージを書いてみます。
うわ〜!出来ました。
先生どうぞ。
ありがとうございま〜す。
名刺みたいに渡しちゃった。
すっごいきれいですね。
考えながらもまああんまり考えすぎず。
ちょっと空間も空けたりして。
そうですね。
基本に倣って書けていてよくできたと思います。
ありがとうございます。
気持ちです。
ありがとうございます。
今回はいろいろひらがなありカタカナありそして春日局の手紙も見たりして…。
やっぱりメッセージっていうのをメールだけじゃなくて手書きできっちり気持ちを込めて書いて送るっていうのは心が伝わるんじゃないかなと思いますね。
ですね。
なんか奥ゆかしさといいますかそこに気持ちを乗せる事で人間も近づいたりっていうのもあるからなんか文字ってすごく人柄が出るというか…。
そうですね。
もっとひらがな一つ一つカタカナ一つ一つを更に練習したいなって気がしてきました。
すごくいいですねその感じは。

(テーマ音楽)2015/06/11(木) 10:15〜10:40
NHK総合1・神戸
趣味どきっ! 美しい文字で 心をつかめ!第二回「思いを伝える短文を書こう」[解][字]

「美しい文字」で心も届ける!タレントの優木まおみさんが京都の書家・川尾朋子さんに「文字を美しく書く秘けつ」を習う。今回は「かな」を交え「一筆せん」に書く練習。

詳細情報
番組内容
冠婚葬祭だけでなくビジネスの場でも意外と出番が多い「手書きの文字」。読みやすく洗練された「美しい文字」を書ければ、印象がよくなり、気持ちもしっかり伝わるもの。タレントの優木まおみさんが、京都の書家・川尾朋子さんに「日々役立つ、文字を美しく書く秘けつ」を教えてもらう。今回は、ちょっとした「お礼」など、「かな」が混ざった短い文を、「一筆せん」に書く練習。古文書で、美しい「かな」も鑑賞する。
出演者
【講師】書家…川尾朋子,【生徒】優木まおみ,【語り】田代杏子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – 生涯教育・資格
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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