おはようございます。
7時になりました。
活発な前線の影響で、西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、九州では局地的に雷を伴って1時間に70ミリの非常に激しい雨が降っています。
九州では、きょうの昼前にかけて、非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、日本の南岸に延びる活発な前線の影響で、西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、けさは九州を中心に発達した雨雲がかかっています。
午前6時半までの1時間には、長崎県南島原市で56.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
また、熊本県が苓北町に設置した雨量計では、午前6時半までの1時間に、70ミリの非常に激しい雨を観測しました。
西日本を中心に大気の不安定な状態が続き、九州ではきょうの昼前にかけて、局地的に雷を伴って1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの雨で、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、熊本県には、土砂災害警戒情報が出されている地域があります。
あすの朝までに降る雨の量はいずれも多い所で、九州北部で200ミリ、九州南部で180ミリなどと予想されています。
気象庁は、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう、呼びかけています。
重い肺炎などを引き起こす、MERSコロナウイルス。
韓国で感染が広がっています。
韓国で感染が確認された人は、きのうの発表で100人を超え、このうち9人が死亡しました。
パク・クネ大統領は、来週から予定していたアメリカ訪問を急きょ延期する事態となっています。
アメリカ訪問を延期してまで対策を急ぐ姿勢を強調したパク・クネ大統領。
MERSコロナウイルスは、感染すると発熱やせき、息切れなどの症状が表れ、多くの場合、肺炎を起こして呼吸困難に陥ります。
特に、糖尿病や心臓病など、慢性的な病気を抱えている人や、高齢者が重症化しやすく、致死率は40%程度に上ると見られています。
しかし、予防のためのワクチンはなく、治療法も確立されていません。
韓国の保健福祉省によりますと、発端となった68歳の男性患者は、先月4日、中東から帰国。
その後、発熱の症状を訴え、15日からの3日間、韓国中部、ピョンテクの病院に入院します。
男性が感染していると分かったのは、別の医療機関に移ったあとの先月20日。
そのとき、すでに同じ病室や病棟にいた人や医療スタッフなど、36人が感染していたのです。
その後、ピョンテクの病院で二次感染しながら隔離されていなかった35歳の男性が、先月27日、ソウル市内の病院に入院。
病院には、保健当局からこの男性が感染者に接触した可能性があることは知らされず、治療に当たった医療スタッフなど34人が新たに感染しました。
韓国で先月以降、感染が確認されたのは108人、このうち9人が死亡しました。
韓国政府は、感染者と接触した人など、およそ3400人を、自宅や医療機関に隔離する措置を取っています。
MERSコロナウイルスに揺れる韓国社会。
ソウル市内を走る地下鉄では、運営会社の1つがこれまで週に1度だった車両の消毒を、毎日行うことにしました。
海外からの観光客にも影響が出ています。
韓国観光公社によりますと、今月1日からおとといまでの間に、韓国への旅行の予約をキャンセルした人が、7万人近くに達したということです。
韓国政府は、今週が感染拡大を防ぐためのヤマ場だと分析していて、対策に全力を挙げています。
周辺の国々でも、対策強化に乗り出しています。
中国では、空港などでの検疫を一層強化する考えを示しました。
ロシアでは、保健当局が特段の必要性がない場合、韓国への渡航を当面控えるよう呼びかけました。
日本でも対策を強化しています。
韓国のプサンを結ぶ定期航路の利用者が、年間40万人以上に上る博多港です。
検疫所の職員が、韓国からの乗客に対し、体の表面の温度を測るサーモグラフィーを使って、発熱している人がいないか確かめていました。
厚生労働省はおととい、感染症などの専門家が出席して会議を開催。
国内で患者が確認された場合は、同居する家族などについても、健康状態を確認したり、外出の自粛を求めたりする対応を決めました。
ここからは、先ほどの映像にもありました、MERSについての厚生労働省の専門家会議のメンバーで、感染症対策に詳しい、東北大学の賀来満夫教授とお伝えします。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
まず、致死率が40%というと、かなり怖い病気という感じがしますが、そもそもどういう病気なんでしょうか。
そうですね、このMERSという病気は、中東が起源の病気なんです。
MERS、いわゆるミドル・イーストとと書きますけれども、これは中東という意味です。
レスパイラトリイ、これは呼吸器という意味なんですけれども、それからシンドローム、これは医学用語でいろんな症状を表します。
頭文字を取って、MERS、マースと呼ばれているわけです。
このウイルスは2012年に初めて見つかった、新しいコロナウイルスなんですけれども、そういった意味で、全く今まで知られていなかったものということがいえます。
どうもヒトコブラクダが感染の原因ではないかと。
ラクダですか。
そうなんですね。
感染源ではないかといわれているんです。
このMERSという病気は、潜伏期間は2週間といわれています。
最初はかぜのような症状なんですけども、次第に息が苦しくなる、いわゆる肺炎を起こしてくる、そしてだんだん呼吸困難が起こってくるということになります。
特に慢性的な病気を持ってる方や高齢者の方は、重症化しやすいということがいわれているわけです。
どのように感染していくんでしょうか?
これは、通常のかぜやインフルエンザと同じように、飛まつ感染といわれています。
せきやくしゃみなどの飛まつを吸い込むことによって起こるといわれているんですね。
またこのウイルスが、いろんなドアノブとかいろんな所にくっついていて、そういったところを触って、そしてその触った手を自分の口や鼻につける、そういったことからも感染が起こってくるといわれています。
また、このウイルスは新しいウイルスなので、今のところ、インフルエンザほど感染力は強くないんですけども、ワクチンとか、そういった新しい薬が開発されていないという状況にあるわけです。
このMERS、世界ではどのくらい広がっているのか、そして韓国では今回、どうしてここまで広がったのか、このあたりはいかがでしょうか?
そうですね。
見ていただくように、中東地域ではもう1100名の方が感染しています。
今も増え続けているわけですね。
韓国では108名となっています。
もしかしたらまた拡大するかもしれないですね。
韓国では、中東から帰ってきた方が、中東という、MERSが感染している地域に行っていたということを、なかなか伝えていなかった。
そういった情報が共有できていなかった、すなわち初期対応がうまくいかなかったということで、感染が広がったのではないかといわれています。
そんな中、韓国に行く人、それから帰ってきた人、不安があると思うんですが、大丈夫なんでしょうか?
そうですね。
例えば韓国に行きまして、街なかを歩いて、すれ違っただけで感染するかというと、そういうことはないんですね。
今のところは、このMERSは病院の中での感染ということなので、市街地や観光地へ行かれても、特に今のところは心配ないと思います。
ただ、例えば人混みの中、あるいは換気があまりうまく行われていない所では、ウイルスの数が多くいるわけなので、そういう所に行くときはマスクを着けていただく。
あるいはいろんなものを触って、そういったものを自分の口や鼻につける、そういったことを避けるために、アルコールティッシュなんかを用意していただいて、十分に、よくアルコールティッシュで手を拭いていただくといったようなことを取るだけでも、かなり感染のリスクは減ってくると考えていいと思います。
こうした基本的な予防策をしていれば、それほど心配する必要はないと考えていい?
そうですね。
このようにマスク、あるいは手洗いを行うことで、リスクは確実に下がっていきます。
ただ、これから例えば、今は病院の中だけなんですけど、これが市外に広がる、例えば市中に感染が広がることがあるかもしれないので、ぜひ感染状況のチェック、そういったことをぜひお願いしたいと思います。
では、日本に感染が広がる危険性はどうなんでしょうか?
これはですね、ありえると考えていただいていいと思います。
まさに中東でも今、感染が広がってますし、アジアの韓国でも広がっていますね。
そういう意味では、もうグローバル化しているということを私たちは考えなければなりませんので、いつ入ってくるかも分からないというように考えていただいたほうがいいと思います。
分かりました。
ここまで、東北大学の賀来満夫教授とお伝えしました。
ありがとうございました。
では、次のニュースです。
労働者派遣法の改正案を巡って、維新の党は、党の主張などが与党側に一定程度受け入れられたとして、衆議院厚生労働委員会での採決に応じる方向で調整に入り、これを受けて与党側は、あす、委員会で採決する構えです。
一方、維新の党では、民主党との連携を重視する議員から不満の声が出ており、今回の対応をきっかけに、党内の不協和音が強まることも予想されます。
派遣労働の期間制限を一部撤廃する、労働者派遣法の改正案を巡って、与党側は、今週にも衆議院厚生労働委員会で採決したいとしており、維新の党に対し、あす、安倍総理大臣の出席を求めて改正案の質疑を行う用意があると伝えました。
さらに、維新の党の求めに応じて、きょう、年金情報の流出問題に関する3回目の集中審議を開くほか、維新の党が民主党などと共に対案として提出した、同じ仕事であれば、正社員と同じ賃金が得られる、同一労働・同一賃金を推進するための法案を修正したうえで、共同で再提出して可決させることを提案し、調整を進めてきました。
これに対し、維新の党は、対案の修正を巡る協議で、党の主張が一定程度受け入れられたとしているほか、与党側が集中審議の開催に応じたことなどは評価できるとして、委員会での採決に応じる方向で調整に入り、これを受けて与党側は、あす、委員会で改正案を採決する構えです。
一方、改正案の廃案を目指している民主党と共産党は、集中審議の開催を、自民党の渡辺委員長が職権で決めたことなど、委員会運営を巡る与党側の対応に強く反発しており、今の状況では集中審議には応じられないとしています。
こうした中、維新の党では、民主党出身の議員を中心に、将来の野党再編も視野に、民主党との連携を重視すべきだという意見も根強く、今回の対応は、両党の関係を損なわせるものだとして、不満の声が出ています。
これに対し、安倍総理大臣と政策的に近く、良好な関係を築いてきた大阪市の橋下市長に近い議員らからは、民主党が先に内定した次の衆議院選挙の公認候補のうち4人が、維新の党の現職と選挙区が競合していることへの反発が出ています。
維新の党では、安全保障関連法案を巡っても党内に温度差があり、今回の対応をきっかけに、党内の不協和音が強まることも予想されます。
政府・与党は、安全保障関連法案などの重要法案を成立させるため、今月24日までの国会の会期を延長する方針で、8月上旬までとする案が出ています。
その一方で、自民党の参議院側を中心に、成立を確実にするためには、8月末まで延長すべきだという意見もあり、審議の状況も見極めながら、検討することにしています。
政府・与党は、今の国会の会期末まで残り2週間を切る中、安全保障関連法案などの重要法案を成立させるため、会期を延長する方針で、安倍総理大臣はきのう、自民党の谷垣幹事長とこうした方針を確認しました。
安全保障関連法案の衆議院特別委員会での審議時間が、当初、衆議院を通過させる目安としてきた80時間の半分にも満たない、およそ35時間にとどまっていることについて、谷垣氏は。
政府・与党内では、安倍総理大臣が戦後70年のことし、総理大臣談話を発表することを踏まえ、8月15日の終戦の日を前に会期を終えることが望ましいとして、会期の延長は8月上旬までとする案が出ています。
その一方で、自民党の参議院側を中心に、安全保障関連法案などの成立を確実にするためには、十分な審議時間が必要という声が出ているほか、与党内には、法案が参議院に送られてから60日がたっても採決されない場合、否決されたとみなして、衆議院で再可決できるとした憲法の規定も念頭に置くべきだなどとして、秋の自民党総裁選挙の前の8月末まで、2か月余り延長すべきだという意見もあります。
政府・与党は、今後の審議の状況も見極めながら、どの程度会期を延長するか検討することにしています。
日本の主食、コメ。
消費量の減少や価格の大きな変動など、コメの生産は厳しい環境に置かれています。
しかし、だからこそ、自分たちの持つノウハウを生かせば、大きなビジネスチャンスになると見て、この分野に大手企業が参入する動きが出始めています。
水田の上を飛ぶ、無線操縦のヘリコプター。
種もみをまいています。
じかまきと呼ばれるこの方法。
苗を育てる工程などを省くことで、生産コストを1割減らすことができるとして、国が普及を目指しています。
しかし、種もみが浮いてしまうとうまく根づきません。
ここに新たなビジネスチャンスを見いだしたのが、大手鉄鋼メーカーのJFEスチールです。
使うのは鉄粉。
歯車などの自動車部品の材料となります。
鉄粉を焼き固めることで、さまざまな形状の部品になります。
新たに開発した鉄粉を種もみに付けて、おもりとして使おうというのです。
鉄粉の直径は50ミクロン。
より微細にすることで、種もみの表面に隙間なく埋まり、剥がれにくいということです。
メーカーでは、この鉄粉を粉美人と名付けて、専用の商品としました。
この鉄粉をつけたほとんどの種もみは水田に沈みました。
現在、じかまきで生産されているコメの作付面積は1%余り。
このメーカーでは、じかまきの技術開発が進めば、今後、需要が増えると見込んでいて、コメ専用の鉄粉の生産を、新たなビジネスに育てたいとしています。
農家と二人三脚で、コメビジネスに乗り出した企業もあります。
富山県の水田です。
田植えの様子を視察しているのは、大手化学メーカー、住友化学の社員です。
肥料や農薬の製造販売を手がけてきたこのメーカー。
農家の協力を取り付け、コメの生産から販売まで一貫して手がけようというビジネスをことしから始めました。
メーカーは、あらかじめコメの売り先を確保します。
その上で、地域の農協を介するなどして、農家に売り先に合わせたコメの生産を委託します。
収穫したコメは、メーカーが買い取り、確保した売り先に販売する仕組みです。
このメーカーがコメの売り先とするのは、コンビニや外食チェーンです。
業務用のコメは比較的需要が安定し、取り引きの規模も大きいことが魅力だと考えています。
業務用には、どのような品種のコメがふさわしいのか。
安定して、一定の収穫量を確保することが一つの条件だと考えました。
このメーカーはまず、ベンチャー企業から新しい品種を買い取りました。
新しい品種は、同じ面積でも収穫量が2割増えるといいます。
収穫量を増やす方法としては、肥料を多く与えることがあります。
しかし、穂だけでなく茎も長く成長してしまい、倒れやすくなるといいます。
新しい品種は、穂が成長しても茎はあまり成長しないので、倒れにくく、収穫量が安定するとメーカー側では説明しています。
新しい品種を生産するための指導も行っています。
こんにちは。
お世話になります。
農家に対し、最も効率的に収穫できる方法をアドバイスしています。
このメーカーの新たなビジネス。
農業経営の安定に向けた選択肢が増えたと受け止める農家もいます。
このメーカーは、各地の農協を訪ねて、自分たちのコメを生産してくれる農家を紹介してもらおうとしています。
こんにちは。
住友化学です。
一定の収益をあげるには、今の10倍以上の作付面積が必要になるからです。
ビジネスとして成り立たせるには、農家などの協力をどこまで広げられるかが大きな課題となります。
取材に当たった経済部の楠谷記者です。
企業が今、コメに目を向けているというのは、どうしてなんでしょうか?
新たな生産方法を取り入れたり、新たな販路を開拓したいと思ったりするコメ農家が出てくる中で、企業はみずからの技術を生かすチャンスが広がっているというふうに考えたからなんです。
実際、今回取材した企業以外でも、流通大手がコメの生産などに乗り出しています。
先ほどのリポートで紹介した鉄鋼メーカーの事例なんですけども、鉄粉は主力としている国内の自動車向けでは、大幅な需要の拡大が見込めないという中で、新たな用途を探していました。
もう一つの化学メーカーなんですが、肥料や農薬を単品で売るのでは、他社との違いを出しにくいという中で、コメを栽培してもらう農家に、自社の肥料や農薬を使ってもらうように進めることで、相乗効果も期待しているんです。
こうして、コメの分野に企業が入ってくることは、農家にとってはどんな意味があるんでしょうか?
コメの需要の減少や、価格の大きな変動に直面している農家にとりまして、安定した収入をどう得ていくのかというのが大きな課題になっているんです。
こうした中で、大手企業の参入というのは、経営の安定に向けた選択肢が増えるということを意味するといえそうです。
ただ、課題ももちろんあります。
種もみのじかまきは、田植えに比べて発芽しにくく、収量も減るという国の実証研究の結果がありまして、普及を進めるためには、さらなる技術開発が必要です。
また今回取材した化学メーカーでは、生産者にも売り先にもよりメリットがあるコメの品種改良をみずから行おうとしているんですけれども、農家にとって、コメの品種や売り先を変えるというのは、大きな決断でもあります。
ですから、うまくいかなければ撤退するというのではなくて、長期的に本腰を入れて取り組むという決意を、大手企業は示す必要があるというふうにいえると思います。
このような新たな取り組みが日本のコメ作りを活性化させる選択肢の一つとして育っていくかどうかというのは、こうしたさまざまな課題を乗り越える必要があるといえそうです。
ここまで、大手企業のコメビジネスへの参入の動きについてお伝えしました。
さて、太平洋戦争末期、旧日本軍が極秘に建設したとされる滑走路がありました。
本土決戦に備え、特攻隊が出動するための基地として各地に作ったとされています。
こうした事実に、改めて光を当てようという作業が進められています。
きのう、徳島県阿波市で行われた発掘作業。
戦争末期、阿波市には特攻隊の訓練用の滑走路がありました。
今回の作業は、滑走路に隣接するこの土地に、戦後、焼却した訓練機の一部を埋めたという住民の情報に基づいて、訓練機を探すために行われました。
特攻隊の記憶を語り継ぐ活動をしているグループの山下釈道さん。
重機を使って地面を掘り起こしながら、金属探知機で反応を調べました。
きのうの発掘では、茶色く焼け焦げた金属片が複数掘り出されました。
グループでは、これが機体の一部かどうか分析することにしています。
この秘密の滑走路について、旧日本海軍関係者が記した資料が残っています。
全国に55か所。
滑走路は、飛行場とさとられないよう、牧場と記され、存在自体が秘匿とされました。
資料に基づいて滑走路の計画があったと見られる場所を調べてみると、九州から東北まで、全国各地に広がっていたことが分かります。
その一つ、佐賀県の滑走路を取材しました。
佐賀県小城市の交差点です。
終戦間際、この場所から道路沿いに、旧日本軍の滑走路があったといわれています。
ただ、ご覧のように、現在ではその滑走路のことをうかがい知るものは何もありません。
しかし、地元ではこの場所を今も滑走路と呼んでいる人もいます。
この女性の母子手帳の住所には、滑走路と書かれていました。
小城市の歴史資料館です。
秘密の滑走路の一端をかいま見る資料が残されていました。
これがその資料です。
地元の郷土史家が作成した資料です。
それによりますと、滑走路は長さ750メートル、幅30メートルで、農地を造成して造られました。
小城市に実際どんな滑走路があったのでしょうか。
今の様子に重ねてみます。
JR小城駅から北西に2キロほど離れた、現在、国道が走っている場所に延びていました。
終戦間際、本土はアメリカ軍の激しい空襲にさらされました。
そのため、旧日本軍は全国各地に特攻用の滑走路を計画。
別の資料にも、滑走路の施工上の注意の1つに秘匿が挙げられ、アメリカ軍に悟られないように、その存在は徹底して隠されました。
当時の滑走路を知る人が少なくなっていく中、小城市にあった滑走路を記録としてまとめている、於保武志さん夫妻です。
戦争で父親を亡くした於保さん。
悲惨な思いを繰り返してはならない。
自分の記憶に加え、当時を知る人たちから聞き取りを行い、秘密の滑走路に関する記録を残してきました。
当時は小城でも、アメリカ軍の攻撃が激しくなり、滑走路の完成が近い時期に、赤トンボと呼ばれる練習機が離着陸していたことなどを記しています。
於保さんは、脳梗塞の後遺症で体が不自由になり、妻の力を借りて記録を続けています。
完成後、すぐに終戦を迎え、姿を消した滑走路。
地元でもあまり知られていない歴史上の存在を、後生に伝えていく地道な努力が続けられています。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
サッカー女子のなでしこジャパンからですね。
きのうもこの時間お伝えしましたが、初戦で途中交代した安藤梢選手。
その後の検査で、左足首を骨折していたことが分かり、チームを離れることになりました。
日本は安藤選手を除いた22人で大会を戦うことになります。
そんな中、第2戦のカメルーン戦に向けて、安藤選手に代わる攻撃的なポジションでの起用が見込まれるのが、こちらの選手です。
川澄奈穂美選手29歳。
スピードを生かした鋭いドリブル突破が持ち味で、サイドからの攻撃でチャンスを作るのがスタイルです。
川澄選手といえば、前回、4年前の大会も初めは控えの立場でした。
準決勝のスウェーデン戦で先発に起用されると、2得点の活躍。
なでしこジャパンの世界一に、大きく貢献しました。
川澄選手は、練習でも積極的にシュートを狙うなど、状態のよさをうかがわせました。
うーん、なでしこにとっては緊急事態ですよね。
そうですね。
1次リーグの残り2試合で、攻撃陣の連係、再構築する必要がありそうです。
川澄選手は、いろいろな人の思いを受けてここに立っている。
いつ出場してもいいように準備をしていくと話していました。
さて、次もサッカー、男子のほうの日本代表ですね。
ワールドカップロシア大会のアジア2次予選、日本は今月16日、シンガポールと初戦を戦います。
これを前に、きょうはイラクとの最後の強化試合が行われます。
日本代表はきのう、イラク戦を前に、およそ1時間半、調整しました。
試合形式の練習では、監督が求める球際に激しいプレー。
宇佐美選手は、力強い突破から。
ゴールにつなげ、持ち味を見せていました。
日本代表、コンディションは上々なようです。
きょうの相手、イラクはどんなチームでしょうか?
国際サッカー連盟のランキングは、日本の52位に対して、イラクは86位。
そして過去の対戦成績はこちら、日本の5勝3敗2引き分けとなっています。
まずはここで勝って、勢いに乗ってほしいと思います。
以上、スポーツでした。
続いて、世界が注目!ネット動画のコーナー。
合原アナウンサーです。
おはようございます。
けさはかわいいペットや赤ちゃんの動画です。
こーんなことが得意なんです。
まずはインコのピッピちゃんの得意技。
こちらは2つつながっているクリップ。
これをくわえて。
くちばしだけで。
外してしまいました。
えっ、偶然じゃないんですか?
違うんです。
よーく見てください。
まずクリップの端をそろえて、えいっ!おー。
クリップで遊んでいるうちに、できるようになったんだそうです。
器用ですね。
犬のティーニーちゃんが得意なのは、スクワットのような動きです。
飼い主さんの腕立てふせに合わせて。
さらにお手をして、鼻にキス。
飼い主さんと息ぴったりですね。
かつては飼い主さんのトレーニングの邪魔ばかりしていたティーニーちゃん。
ただこの運動を教えてからは、一緒に楽しんでくれるようになったそうです。
次に登場するのは、7か月の一翔くん。
得意なのは?あお向けのまま、移動すること。
壁に接近、ぶつかるかと思いきや。
見ててください。
ちゃんと方向転換。
そしてまたあお向けに。
でもちょっと待って、はいはいのほうが楽じゃないんですか。
そう思いますよね。
もちろん、はいはいもできるんです。
でも早く動けないのがもどかしいようで。
やっぱり何かとあおむけになってしまうんだそうです。
じゅうたんでもスムーズですね。
速いでしょ。
すごいよね。
将来は背泳ぎの選手ですね。
かも知れませんね。
一翔くん、とにかくいつも元気で、いつもこうやって部屋中、動き回っているそうです。
ただ、頭や背中にほこりがついちゃうので、お母さん、しっかり掃除しなきゃと話していました。
世界が注目!ネット動画でした。
続いて気象情報です。
九州の雨の降り方が心配ですね。
渡辺さん。
そうなんです。
西日本で大雨になりやすい季節がやって来ました。
こちら、東京・渋谷も今、雲が広がっていまして、これから天気、下り坂です。
そして今、気温、湿度ともに高くて、空気がとってもムシムシします。
この湿った空気の影響を受けて、梅雨前線の活動が活発になって、九州できょう、大雨となるわけです。
九州では土砂災害が起きたり、低い所が浸水するおそれがあって、警戒が必要です。
では、早速、今の雨の様子、ご覧ください。
九州の西の海上から陸地にかけて今、線状に発達した雨雲が発生していることが分かります。
こういった雨雲が同じ所にかかり続けると、集中豪雨をもたらすような危険な降り方になるんです。
長崎県では、3時間で100ミリを超えるような大雨になっている所もありますし、長崎県、熊本県では、土砂災害警戒情報が出ている所があります。
では、このあとの予想を見ていきましょう。
このあと大体お昼前にかけて、長崎県や熊本県では、1時間に70ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあります。
あす朝までに降る雨の量は、多い所で九州北部200ミリ、南部は180ミリの予想です。
そして雨雲、だんだん東へと移っていきます。
予報です。
けさお伝えしているニュースです。
活発な前線の影響で、西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、熊本県や長崎県では、局地的に雷を伴って、非常に激しい雨が降っています。
熊本県が苓北町に設置した雨量計では、午前6時半までの1時間に、70ミリの非常に激しい雨を観測しました。
苓北町は、午前7時に町内全域の3182世帯7718人に避難勧告を出し、避難所を4か所開設して、避難を呼びかけています。
九州ではきょうの昼前にかけて、局地的に雷を伴って、1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの雨で、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、熊本県と長崎県には、土砂災害警戒情報が出されている地域があります。
気象庁は、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や、川の増水、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
2015/06/11(木) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
韓国で感染広がる「MERSコロナウイルス」感染症の専門家が解説▼サッカーW杯なでしこジャパン・第2戦に向けての最新情報▼コメビジネスに大手企業が相次いで参入
詳細情報
番組内容
韓国で「MERSコロナウイルス」の感染者が100人を超えました。何が現地で起きているのか。感染症の専門家が詳しく解説します。▼なでしこジャパンはサッカーW杯第2戦のカメルーン戦に向けて練習を行います。最新情報をお伝えします▼鉄鋼や化学などの大手メーカーがコメビジネスに相次いで参入しています。本業で培ったノウハウをどう生かそうとしているのか取材しました。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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