【今回インストールするテクニカル指標】
[メインウインドウ]
なし
[サブウインドウ]
1時間足MACD2
4時間足MACD2
【マルチタイムMACD2の見方・使い方】
トレンドは上位の時間軸の方が長く続き、かつ信頼性が高いです。たとえば、4時間足と1時間足なら、4時間足の方が信頼性が高いというわけです。
今回は4時間足のトレンド方向と1時間足のトレンドが合ったタイミングで、エントリーする方法をご紹介しましょう。
以下のチャートは最上段のメインウィンドウが1時間足のローソク足、その下の2つのサブウィンドウのうち、上段が1時間のMACD2、下段が4時間のMACD2となっています。
まず、4時間のMACD2が表示されたサブウィンドウの下段を見てください。
青色の矢印(1)の部分で、MACD2ヒストグラムがマイナスからプラスへ転じました。そして、そこから赤色の矢印(2)の部分までMACD2ヒストグラムはずっとプラス圏で推移していますから、この間、4時間足は強気を示唆していることになります(最上段のメインウィンドウではこの期間を水色のラインで囲いました)。
4時間足が強気の間は買い目線でいるのが良いでしょう。
次に、1時間足で具体的なエントリーポイントを探ります。MACD2がマイナスからプラスになったタイミングで、買いエントリーするのが良いです。
メインウィンドウのローソク足のところに青色の矢印を3つ示しましたが、この3つのポイントでは、サブウィンドウの上段で1時間のMACD2がマイナスからプラスに転じています。ここが買いエントリーのポイントになります。
この間、1時間のMACD2は何度かプラスからマイナスへ転じています。でも、4時間のMACD2から強気相場ということがわかっていますから、新規で売りエントリーはしないのが賢明です。
実際、その時に売りエントリーを行なっても、勝率が低く、ムダなトレードとなってしまっています。
このように4時間のトレンドをフィルターに加えて、それが指し示す方向のみにエントリーすると、ムダのない、かなり効率的なトレードができると思います。
エグジットに関しては、2つの方法が考えられます。
(1)1時間のMACD2がマイナスに転じた時にエグジットする。
(2)1時間のMACD2がどう動こうが、4時間のMACD2がマイナスに転じるまでキープし、そこではじめてエグジットする。
(1)については前述のとおり、新規の売りエントリーはおすすめできませんが、利益確定するのなら、それもありだと思います。
実際のチャート上でいろいろと試して、ご自身のルールでトレードしてくださいね。
【インストーラーのダウンロード】
今回ご紹介したマルチタイムMACD2を簡単にインストールできるインストーラーを作成しましたので、ご活用ください。
インストーラーはメタトレーダー(MT4)のビルド600(Build600)系に対応したものを用意しました(※)。
以下のダウンロードボタンをクリックしてください。ZIP形式の圧縮フォルダがダウンロードできます。
(※メタトレーダー(MT4)のビルド600以前のバージョンは2014年8月1日以降、開発元であるMetaQuotes Software社のサポートが打ち切られることが発表されています)
ビルド600系用:mtfmacd-zaifx-600.zip
当コーナー「MT4インディケーターバンク」のバックナンバー記事に対する「ビルド600系対応」については、以下の記事をご覧ください。
【参考記事】
●8月以降、ビルド509は使えなくなります! バックナンバーのビルド600系対応について
圧縮フォルダがダウンロードできたら、ダブルクリックして解凍してください。そのなかには、「Ib_mtf_macd-zaifx-600.exe」というインストーラーと「インストール手順書」(PDF)が含まれています。
インストール手順書を参考にインストーラーを使って、お使いのメタトレーダー(MT4)へ今回ご紹介したマルチタイムMACD2をインストールしてみてください。なお、インストーラーのファイル情報は以下のとおりです。
| ファイル情報 ■インストーラーファイル名(インストール時にご確認ください) ビルド600系:Ib_mtf_macd-zaifx-600.exe ■定型チャート名(インストール後に確認できます) Ib_mtf_macd ■インディケーター名(インストール後に確認できます) #mtf_macd-2 |
【カスタム・インディケーターの表示方法】
インストールが完了したら、メタトレーダー(MT4)のメニューから「チャート」→「定型チャート」と進みます。
その中で、以下の図のように「Ib_mtf_macd」が表示されていれば、インストールは正常に終了しています。
そして、「Ib_mtf_macd」を選択すれば、以下のようにマルチタイムMACD2が表示されます。
お好きなチャートにマルチタイムMACD2を反映して、お使いください。
重要なお知らせ
当コーナー「MT4インディケーターバンク」は2015年6月一杯で終了し、削除させていただきます。欲しいインストーラーがある方は、当コーナーが終了する前に早めにダウンロードしていただきますよう、お願いいたします。
詳しいことは以下の記事をご覧ください。
「MT4インディケーターバンク」、コーナー終了のお知らせ