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ミステリーをちゃんと読もう

ストーリーが思い出せない、犯人すら出てこない…そんな私のための読書備忘録

夏休みはうしおととら!

 こんにちはみどりの小野です。

   前回は課題図書が苦手、という話を書きました。
でも夏休みにはやっぱり親子で本やマンガ、映画を楽しみたい。
 そこで子供と大人がいっしょに楽しめるオススメ本を何冊かピックアップしてみました。夏休みシリーズとして何回かに分けて紹介したいな~と思ってます。
 今回は男子向け、熱く血の沸るオススメマンガです!
 

うしおととら藤田和日郎

うしおととら 完全版 1 (少年サンデーコミックススペシャル)

 熱い少年マンガといったらやっぱりこれ!
蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!
 中学生の少年「潮」と二千歳を超える大妖怪「とら」の物語。1990年頃の「週刊少年サンデー」で連載されていました。(あの頃のサンデーは素晴らしかった!)
  現在30~40代の人なら一度は見たことがあるのでは?
 コミックスで全巻持ってましたが古びてきたのと文庫版のオマケ(画集のみに収録されていたマンガが載ってます)が気になったので子供に読ませたい、という名目で文庫で買い直しました。 
 

 息子の反応は

 
 そうして去年の夏、張り切ってオススメしてみたのですが。
読んでもらえませんでした…。息子曰く、妖怪が怖い、話が難しい。
 うーん。たしかに白面の者は怖い。絵に迫力があるので昔読んでいた時(中学生くらい?)は怖かったような記憶も。設定や伏線も凝っているので小3には難しいのかな~。
 
 でも大人になった今改めて読みなおすと、「うしおととら」という物語は潮という少年の成長物語、ジュブナイルとして本当に良くできていると思います。子供に伝えたい熱い気持ちがぎっしりと詰まっているのです。
 
 ちなみに連載当時は麻子と真由子の女の子コンビが大好きで彼女たちに肩入れして読んだのですが、今は潮の両親の気持ちがよくわかってせつなくて。
 大好きな本って、時が経って自分が変わるとまた新たな物語の楽しさを見つけることが出来ますよね。これだから本は捨てられない。
 
 「うしおととら」は7月3日からアニメが放送されるそうです。楽しみ!
 我が家の息子もこれを機に潮ととらの熱い冒険にはまってくれるといいなぁ。
いい大人の私は、とらと真由子のいちゃいちゃが見たいです…!
 
 勿論知ってるよ!の方も、未読の方も。アニメやマンガで熱い少年たちの夏休みを楽しんでみてはいかがでしょうか?
 私も中学生の頃の気持ちに帰って、アニメ「うしおととら」すごく楽しみにしています!