■パラメーターの設定方法
Daily Range Calculatorのレンジは、パラメーター設定で変更することができます。
一番上の値がRisk to Reward Ratioの変更で、下の3つがそれぞれのレンジの設定となっており、初期値では5日、10日、20日となっています。
海外のトレーダーのフォーラムを見ると、リスクマネージメントの観点から1年または半年間のAverageRangeを使うことも有効とされています。
いずれにしても、いろいろなアイデアでボラティリティの把握やリスク管理に有効なインディケーターだと思います。
■お役立ち系インディケーターを1つのチャートシステムに
さて、ここまで3回にわたりご紹介してきたインディケーターを、1つにまとめたチャートシステムにしました。
【参考記事】
●トレードに重要な“ちょうどの時刻”までの時間を表示してくれる「Candletimevbob2」
●MT4のスプレッドを一目でわかるように表示してくれる「SpreadIndicator」とは?
このチャートをベースにいろいろなテクニカル指標を組み合わせて、みなさんの必勝チャートを作ってみてくださいね。
マイチャートの作り方は、以下の記事をご参照ください。
【参考記事】
●【番外編】インディケーターを組み合わせてオリジナルのマイチャートを作ってみよう!
【今回インストールするインディケーター】
[メインウインドウ]
Candletimervbob
SpreadIndicator
[サブウインドウ]
Daily Range Calculator
【インストーラーのダウンロード】
今回ご紹介したDaily Range Calculatorと、前回、前々回にご紹介したCandletimervbob2、SpreadIndicatorが合わせて簡単にインストールできるインストーラーを作成しましたので、ご活用ください。
インストーラーはメタトレーダー(MT4)のビルド600(Build600)系に対応したものを用意しました(※)。
以下のダウンロードボタンをクリックしてください。ZIP形式の圧縮フォルダがダウンロードできます。
(※メタトレーダー(MT4)のビルド600以前のバージョンは2014年8月1日以降、開発元であるMetaQuotes Software社のサポートが打ち切られることが発表されています)
ビルド600系用:daylyrange-zaifx-600.zip
当コーナー「MT4インディケーターバンク」のバックナンバー記事に対する「ビルド600系対応」については、以下の記事をご覧ください。
【参考記事】
●8月以降、ビルド509は使えなくなります! バックナンバーのビルド600系対応について
圧縮フォルダがダウンロードできたら、ダブルクリックして解凍してください。そのなかには、「Ib_daylyrange-zaifx-600.exe」というインストーラーと「インストール手順書」(PDF)が含まれています。
インストール手順書を参考にインストーラーを使って、お使いのメタトレーダー(MT4)へ今回ご紹介したDaily Range Calculatorをインストールしてみてください。なお、インストーラーのファイル情報は以下のとおりです。
ファイル情報 ■インストーラーファイル名(インストール時にご確認ください) ビルド600系:Ib_daylyrange-zaifx-600.exe ■定型チャート名(インストール後に確認できます) Ib_daylygange ■インディケーター名(インストール後に確認できます) Daily Range Calculator ej_candletimevbob2 SpreadIndicator |
【カスタム・インディケーターの表示方法】
インストールが完了したらメタトレーダー(MT4)のメニューから「チャート」→「定型チャート」と進みます。
その中で、以下の図のように「Ib_daylygange」が表示されていればインストールは正常に終了しています。
そして、「Ib_daylygange」を選択すれば、以下のようにDaily Range CalculatorおよびCandletimervbob2、SpreadIndicatorが表示されます。
お好きなチャートにDaily Range Calculatorを反映して、お使いください。
重要なお知らせ
当コーナー「MT4インディケーターバンク」は2015年6月一杯で終了し、削除させていただきます。欲しいインストーラーがある方は、当コーナーが終了する前に早めにダウンロードしていただきますよう、お願いいたします。
詳しいことは以下の記事をご覧ください。
「MT4インディケーターバンク」、コーナー終了のお知らせ