重要なお知らせ
当コーナー「MT4インディケーターバンク」は2015年6月一杯で終了し、削除させていただきます。欲しいインストーラーがある方は、当コーナーが終了する前に早めにダウンロードしていただきますよう、お願いいたします。
詳しいことは以下の記事をご覧ください。
「MT4インディケーターバンク」、コーナー終了のお知らせ
Daily Range Calculator(SpreadIndicator、Candletimevbob2つき)
>>このインディケーターのダウンロードページはこちら!
こんにちは、しろふくろうです!
3回にわたってご紹介してきましたお役立ち系インディケーター特集ですが、いよいよ今回で1つのチャートシステムが完成となります。
【参考記事】
●トレードに重要な“ちょうどの時刻”までの時間を表示してくれる「Candletimevbob2」
●MT4のスプレッドを一目でわかるように表示してくれる「SpreadIndicator」とは?
今回ご紹介するお役立ち系インディケーターは「Daily Range Calculator」です。
ここまでの2つのお役立ち系インディケーターは、どちらかというと直接トレードにはあまり影響がないものでしたが、今回ご紹介するDaily Range Calculatorインディケーターは、実際のトレードでも損切りや利食いの目安に使うことができる、非常に便利なインディケーターです。
Daily Range Calculatorはその名のとおり、1日のレンジ(値幅)をベースにいろいろな情報をまとめてサブウィンドウに表示してくれます。
【カスタムインディケーター解説】
文章で説明するより実際に見てもらったほうがわかりやすいと思いますので、さっそくチャートに表示して、確認してみましょう。
上のチャートの、赤い丸数字の詳細は、下記のとおりです。
(1)Prev 1 Day Range~Prev 20 Day Range
過去1日、5日、10日、20日それぞれの平均レンジを表示。
(2)Average Daily Range
(1)の4つの期間の平均値。
(3)Room UP、Room DN
Roomは余地という意味で、Daily Average Rangeをもとに現在のレートからどのくらい上昇(または下落)余地があるかを示しています。
(4)Risk to Reward Ratio
Maximum StopLossesを計算するための数値でパラメーターで設定が可能。
(5)Maximum StopLosses
(3)のRoom UP、Room DNをRisk to Reward Ratioで単純に割った値でLong、Shortのそれぞれを表示
(6)Daily High、Daily Low
今日の高値と安値の値です。
さて、この情報の使い方ですが、当然ながら1日の平均値幅は、デイトレードなどでは欠かすことができない重要な情報です。
また、(3)のRoom UP、Room DNは、Daily Average Rangeをもとにした現在からの余力余地ですが、買いを検討している時にあまりにRoom UPの値が小さいと、高値づかみになる可能性があるという見方ができます。
逆にこの値が大きい時は、大きく値幅が取れる可能性があるとも受け止められますね。
ただ、あくまでも平均値ですので、これだけでエントリーするのはもちろんダメですが、客観的に上値余地(下値余地)を把握しておくことは有効だと思います。
(次ページでは、Daily Range Calculatorのパラメーター設定方法などを説明します!)