【TDIの見方・使い方】
先ほどのチャートは10月の雇用統計時のユーロ/米ドルチャートですが、ピンク色の○で囲んだ部分で、3つの線が収縮から買い方向に条件が整っているのがわかりますね。
さて、このTDIですが、メインウインドウにEASYトレードと同じ平均足を組み合わせて使うのがスタンダードで、これがSYNERGY TRADE METHODという名前のチャートシステムとして知られています。
EASYトレードで詳しく説明しましたが、もう一度メインウインドウのおさらいをしておきましょう。
【参考記事】
●平均足とCCIを使うEASY TRADEチャートを使えば、売買タイミングが明確にわかる!
・Average Price Bars(平均足のことです)…APBと呼びます。
・Price Action Channel(黄色の2本の線ではさまれたチャンネルです)…PACと呼びます。
<買いサイン>
・APBが青色
・PACチャンネルの上限をABPの終値が抜けたとき
<売りサイン>
・APBが赤色
・PACチャンネルの下限をABPの終値が抜けた時
また手仕舞いのサインとして、
<ロングの場合>
・APBが青から赤に変わってクローズした場合。
<ショートの場合>
・APBが赤から青に変わってクローズした場合。
となります。
先ほどのチャートに、エントリーのタイミングをコメントしてみました。
ちょうど雇用統計の発表前に、ユーロ/米ドルは長い保ち合いが続いていました。
SYNERGY TRADE METHODは、メインウインドウでプライスアクションを、そしてサブウインドウのTDIはマーケットセンチメントを表すとされています。
ぜひこのSYNERGY TRADE METHODをみなさんの得意技としてご活用ください。
【今回インストールするインディケーター】
[メインウインドウ]
#mtf_movingaverage
heikenashi_dm
[サブウインドウ]
Traders Dynamic Index
【インストーラーのダウンロード】
今回ご紹介したTDIを簡単にインストールできるインストーラーを作成しましたので、ご活用ください。
インストーラーはメタトレーダー(MT4)のビルド600(Build600)系に対応したものを用意しました(※)。
以下のダウンロードボタンをクリックしてください。ZIP形式の圧縮フォルダがダウンロードできます。
(※メタトレーダー(MT4)のビルド600以前のバージョンは2014年8月1日以降、開発元であるMetaQuotes Software社のサポートが打ち切られることが発表されています)
ビルド600系用:tdi-zaifx-600.zip
当コーナー「MT4インディケーターバンク」のバックナンバー記事に対する「ビルド600系対応」については、以下の記事をご覧ください。
【参考記事】
●8月以降、ビルド509は使えなくなります! バックナンバーのビルド600系対応について
圧縮フォルダがダウンロードできたら、ダブルクリックして解凍してください。そのなかには、「Ib_tdi-zaifx-600.exe」というインストーラーと「インストール手順書」(PDF)が含まれています。
インストール手順書を参考にインストーラーを使って、お使いのメタトレーダー(MT4)へ今回ご紹介したTDIをインストールしてみてください。なお、インストーラーのファイル情報は以下のとおりです。
ファイル情報 ■インストーラーファイル名(インストール時にご確認ください) ビルド600系:Ib_tdi-zaifx-600.exe ■定型チャート名(インストール後に確認できます) Ib_tdi ■インディケーター名(インストール後に確認できます) #mtf_movingaverage heikenashi_dm Traders_Dynamic_Index |
【カスタム・インディケーターの表示方法】
インストールが完了したらメタトレーダー(MT4)のメニューから「チャート」→「定型チャート」と進みます。
その中で、以下の図のように「「Ib_tdi」」が表示されていればインストールは正常に終了しています。
そして、「Ib_tdi」を選択すれば、以下のようにTDIを含んだSYNERGY TRADE METHODのチャートが表示されます。
お好きなチャートにTDIを反映して、お使いください。
重要なお知らせ
当コーナー「MT4インディケーターバンク」は2015年6月一杯で終了し、削除させていただきます。欲しいインストーラーがある方は、当コーナーが終了する前に早めにダウンロードしていただきますよう、お願いいたします。
詳しいことは以下の記事をご覧ください。
「MT4インディケーターバンク」、コーナー終了のお知らせ