くるよ　いくよさん遺影と共に仕事復帰　「今いくよ・くるよ」コンビ名継続表明

今いくよさんの遺影を手にする今くるよ＝大阪市内

　５月２８日に相方の今いくよさんを亡くした、女性漫才師の今くるよ（年齢非公表）が１３日、これまでいくよさんとのコンビで出演していたＫＢＳ京都ラジオのレギュラー番組「よしもとハッピーアワー〜いくよくるよのどやさマンデー〜」（月曜、後９・００）の収録で１カ月ぶりに仕事復帰。「今いくよ・くるよ」のコンビ名を継続することを表明した。

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　５月１１日に大阪・なんばグランド花月でいくよさんと最後の舞台を務めて以来。くるよはいくよさんの笑顔の遺影をスタジオに持ち込んで収録に臨んだことを明かした。

　約２時間弱の収録後に会見した、くるよは「いくよちゃんもどこかで参加してくれている。ホンマにいつもの感じで収録させてもらいました」と無事に仕事を終えたことを天国の相方に感謝した。

　今後はラジオ以外にテレビ出演など、徐々に１人での仕事を増やしていく。それでも、漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の看板については改めて降ろさない意向を示した。

　「『今いくよ・くるよ』の今くるよ」として活動を継続する。同番組のタイトルも変更しない。「１人で頑張るんやったら、ミュージカルスターとか女優とか、イリュージョンやらマジシャンやら」と笑いを交えながらコンビ解散を否定した。

　１人で舞台に立つことは「まだちょっとね。もう少し、落ち着いてから」と消極的だったが、天国のいくよさんから「『頑張りよし！やりよし！』という気持ちになった時に会社の人とミーティングをして」と将来的には含みを持たせた。

　同番組は４月にコンビ出演で収録していた分の放送を６月８日で終えていた。この日は後輩女芸人のシルク（年齢非公表）、なるみ（４２）をゲストに迎え、１５日から７月６日までの４週分を収録。また同局から「今いくよさん追悼特別番組『いくよさん、たくさんの愛と笑顔をありがとう』」（２８日、正午）の放送が発表された。