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神鏡、水銀党、霧式の3人によるマルチ創作サイト
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イラスト講座
illust lecture
デジタル編 減色ソフトを使うのだっ!
「うわー、この講座も久しぶりね」
「ほかの事で忙しいからな」
「むぅ〜、ハムちゃんがそんなだから、最近、私の出番が無いのよ? 私はこのサイトの看板娘だって事分かってる?」
「看板"娘"? どこにいるんだ、娘は」
ぐしゃあああああああああっ!
「前触れも無しか!」
「ハムちゃん、血飛んでる飛んでる。他の部屋でやってよ、この部屋の調度品は高いんだから」
「どこのアディーンだ、お前はっ! ……まぁいい。本題に入ろう」
「今日は何をするの?」
「うむ、今日はフォトショップユーザーにはあんまり関係ない講座だ。というか、俺もフォトショ使いの一人だから、この盲点に長らく気づかなかった」
「タイトルに、減色ソフトって書いてあるね」
「そう。フォトショップは初めから優秀な減色機能がついてるから、減色ソフトが(一応)必要無い。が、フォトショユーザーでない人はコレが無いとなかなか減色できない。もっとも、最近は256色にする必要性自体、減ってきてはいるが……」
「そういうもんなの?」
「そういうもんだ。まずは、減色について話す前に、色数というものについて説明しよう」
●色数について(若干難しい話なんで、前半分からないとか興味ないという方は飛ばしても可)
「一言で言えば、使える(表示できる)色の数だ」
「ぶっちゃけたわね」
「単純明快なほうが分かりやすいだろ。でだ、フィリス。二進法って知ってるか?」
「二進法? 当たり前でしょ、私はシステム・ガイアの管理責任者……」
「うわあああああっ、こんなところでネタばれすんなっ!!」
「うふふ、ごめんなさい、つい」
「このやろう、わざとやりやがって……
二進法ってのは、0〜1の数字を使って考えてく方法で、2になったら位が上が るやり方
だな。普通、俺達が使ってる数字は10進法だ(0〜9まで使って10になったら位が上がる)。
この辺のことを詳しく勉強したかったら、各自調べること」
「普通、コンピューターは2進法を使うわね。でも、それと関係あるの?」
「うん、実はこの色数も2進法で決まってる。いわゆる"
ビット数
"って奴だな。8ビットカラー、16ビットカラーなどなど… …手っ取り早く、このビットカラーが使われてる物を見たかったら、コントロールパネルから画面の設定から、ディスプレイの色数の設定を見るといい」
「ハムちゃんのパソコン、32ビットだね」
「あぁ。その辺の説明は後で詳しくやるとして、じゃあ、フィリス。1ビットカラーって何色(なんしょく)だと思う?」
「2色」
「即答しやがった、この女……まぁ、そのとおりだ。1ビットって、0,1の二つの数しかないから、二色、つまり黒と白し か表現できない。
じゃあ、2ビットカラーは?」
「00、01、10、11で4色」
「その通り。じゃあ、3ビットカラーは?」
「000、001、010、011、100、101、110、111で8色だよ」
「ブラボー! その調子で書き出すとこんな感じ」
4ビット 16色=2の4乗
8ビット 256色=2の8乗
16ビット 65,536色=2の16乗
24ビット 16,777,216色(1667万7216色)=2の24乗
32ビット 4,294,967,296色(42億9496万7296色)=2の32乗(ただし、実際に42億色使ってるわけではなく、24ビット +透明色など)
「後半、すごい数だよねー……」
「まったくだ。このうち、イラストの世界でよく出てくる色数は、
1ビット、8ビット、24ビット
だな。昔のパソコンは、2ビット、 4ビットしか表示できなかったらしいが、良く知らん。
1ビットを
モノクロ二階調
と呼ぶし、16ビットカラー(+15ビットカラー)を
ハイカラー
、24ビットカラーを
フルカラー
(または
トゥルーカラー
)と呼ぶ。一般的に、だけど」
「ふむふむ」
「ちなみに、さらっと流してたけど、念のため書いておくと、上の「○色」ってのは、1ピクセル当たりに使える色の数だ からな。それぞれのピクセル(画像を思いっきり拡大すると、小さな点の集まりであることがわかる。あの点一つ一つをピクセ ルという)において、8ビットなら256色使える(というより表現できる)、ということだし、ハイカラーだと6万5535色使えるという ことだ」
「気になってたんだけど、6万5536色とか、どうやって作ってるの?」
「いい質問だ。
光の三原色
を使ってる」
「光の三原色って、いわゆる
RGB
(赤、緑、青)?」
「そう。ディスプレイは色の三原色(赤、青、黄)ではなく光の三原色を使い、この3色それぞれにビット数を割り当て る。16ビットだと赤と青が5ビット、緑6ビットを割り当てるし、24ビットだと赤、青、緑にそれぞれ8ビット(256階調)ずつ割り当てる(256の3乗が1667万7216)」
「24ビットは、分かりやすいね。フォトショップで、Rいくつ、Gいくつ、Bいくつって設定するし、16進法表記(FFFFFF =白とか)でもあるもんね」
「その通り。
さて、話を元に戻そう。これら何ビットカラーという物を実際にイラストの世界でどう使うのかまとめてみた」
1ビット = モノクロ二階調(白黒マンガの原稿を印刷する時などに使う)
8ビット = 256色を明るさの情報として利用する=グレースケール、
いわゆる一般的な白黒画像
16ビット = ……何に使ってるんだろう? 良く知らない、ごめんなさい。
24ビット = jpegなど。フルカラー、トゥルーカラーと呼ばれる。
デジカメなどで取り込んだ一般的な写真の画像はコレ。
32ビット = ちゃんと確認してないけど、psd形式(フォトショップの保存形式)はコレを使ってるはず。基本、「色」の情報と しては24ビット(つまり、赤、緑、青それぞれ256階調ずつ)が最高。では、残りの8ビットはと言うと透明度など補助データと して使われる。アルファチャンネルがそれ。パソコンのディスプレイはコレ(少なくとも俺のは)だし、ツクールXP以降は利用している。
「こんな感じだ。さて、フィリス、ここで質問」
「何? スリーサイズなら教えないわよ」
「聞くか。つか、『胸がでかい』ぐらいしか設定作って無いから、スリーサイズなんぞ聞かれても答えられん」
「うわっ、人のネタばれは指摘しておいて、自分は楽屋ネタやるわけっ!?」
「やかましい。それより質問だ」
「なによ?」
「ツクール200Xで使ってる『256色』って何カラーだと思う?」
「
さぁ、パソコンの前のみんなも一緒に考えてみましょう!
」
「何やってんだ、お前。世界観壊すような事言うな」
「
アンタが言うな
」
閑話休題
「考えた?」
「考えたわよ」
「ほぅ、じゃあ答えは?」
「わざわざ聞くぐらいだから、256色(=8ビットカラー)じゃないっ!」
「この女はっ……!」
「だってわかんないんだもん! 『200Xは256色の画像しか使えない!』ってのは常識でしょ? 8ビットカラーじゃないの?」
「あぁ、まぁ、俺もいじわるな質問をしたんだがな。実は、
ツクール200XやXP(どちらも、主にドット絵だな)で使う『いわゆる256色』ってのは、実際8ビットカラーではない
んだ」
「じゃあ、なによ?」
「たとえば、edgeなど、256色の画像作製ソフトを使うとき、色を作るにはどうやっているか思い出してみろ」
「RGBを設定するよ。R(赤)200、G(緑)96、B(青)42みたいに」
「RGBそれぞれ256色ずつだろ? じゃあ、合計何色?」
「256×256×256……1667万7216色、24ビットだ!」
「そう。でも、実際24ビットカラー(フルカラー)の画像(たとえばjpeg)は、ツクール200Xにインポートできない。
ここで出てくるのが、『
インデックスカラー
』だ」
「インデックスカラー……フォトショップにはあるよね。そういえば、確かにこれにしないと200Xで使えないや」
「そう。インデックスカラーとは、カラーパレット(またはカラーマップなど、いくつか呼び名がある)に色を設定して、そ こから色を呼び出して表示する方法だ。この
カラーパレットに256個、色を設定できるから、『256色』と呼ばれる
んだ」
「お〜〜〜〜〜。でも、なんでそんな事するの?」
「24ビットって1667万7216色だろ? すげぇ多いじゃん。多いとどうなると思う?」
「う〜んと、容量が大きくなるのかな?」
「その通り。webやゲームに使うために、容量(読み込み速度やダウンロード速度に直結する)を軽くしようとしたのが コイツだ。1600万以上と256じゃ、比べ物にならんだろ?」
「うん、そうだね」
「ドット絵をやる人は、初めからカラーパレットに色を作っていく(webセーフカラーやウィンドウズシステムカラーなど、 始めから色が決まっている物を使うこともある)。これなら、減色する必要は無いよな、初めからインデックスカラーなんだも ん」
「うん。でも、フルカラー(トゥルーカラー)で画像を作ると、すごいたくさんの色を使ってる……うん、分かった!
減色っていうのは、要するに、たくさんの色を使っている画像の、その色の数(たとえば1000色)をカラーパレットの色 の数(256色)に合わせるって事、すなわち、フルカラーをインデックスカラーに直す事
なのね!」
「その通り! だから、『色を減らす』というわけだ」
●減色ソフトを使おう!
「減色とはいかなるものか、少しは分かったみたいだな」
「えっへん」
「減色とは、フルカラーをインデックスカラーにするということ。でも、人間が、ひとつひとつカラーパレットを作り直してたらキリが無い(というか無理)から、これをソフトに任せる事にする」
「便利な世の中よね〜」
「うむ。で、実は、ウィンドウズには初めから減色機能のあるソフトが入っている」
「えっ!? そうなの」
「うむ。アクセサリにあるペイントがそうだ」
「なーんだ、じゃあ、ペイントがあれば何の問題も無いじゃない」
「そう思うだろ? そんなに簡単にいかないのよ」
「え?」
「試してみればすぐ分かるけど、減色はしてくれるんだけど、むちゃくちゃな色になる。初めからあるパレットに無理矢理当てはめてるのか、パレット作るプログラムに問題があるのか、良く分からないけど。とにかく、使えない」
「ははぁ、フォトショップ使ってると、気づかないなぁ……ハムちゃん、良く知ってるのね」
「友達がやって(というか、やらせた気がする)失敗した」
「そ、そうなんだ……」
「減色という作業もプログラムがやる物だから、ソフトの性能に依存するんだ。ちなみに、フォトショは結構優秀」
「じゃあ、フォトショップ使えばいいじゃん」
「持ってる人はな。持って無い場合、どうする?」
「諦めたらぁ?」
「
……お前、もう
帰れ
」
「わぁぁっ、ごめんなさい! ちょっとふざけてみただけでっ!」
「ったく。そういう場合、減色ソフトというのがある。フリーで公開されているものもあるから、探してみるのもいいだろう。 一応、一つ紹介しておく」
Padie
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se063024.html
「正直ね。びびった。フォトショップより綺麗に減色してくれる(マジで)
論より証拠、百聞は一見にしかず。並べて見よう」
元の画像。24ビット(フルカラー)
フォトショップ 綺麗だけど、少しディザが出てる。
Padie 剣の中央の宝玉に注目。 ココが一番分かりやすい。
ペイント ドンマイ(笑
「すごいじゃん! じゃあ、コレ一つあれば安心だね!」
「うん。実は、俺もツクール2000用のイベントCGはコレで減色してる。
そうそう、俺も最初戸惑ったから一応書いておくけど、このソフトはフルカラーBMPを読み込んで、256色BMP(あるいは他の色数や、PNG形式)で保存してくれるソフトだ。Jpegやpngは読み込めないから気をつけてな(よく見れば、マニュアルに書いてあったけど)」
「ハムちゃん御用達ね」
「フォトショップを持って無い人は、インデックスカラーの画像を作りたい場合、直接作るか、減色ソフトを利 用する必要がある。覚えておこう。
ちなみに、余談だがPixiaには減色機能がついてない(と公式ページのQ&Aに書いてあった)。ので、Pixiaユーザー の人も減色ソフトを使う必要があるぞ」
「ふぃ〜、久しぶりの講座だったね」
「役に立ってるのか、謎だけどな。まぁ、それなりに大勢の人が見てくれてるみたいだから、また機会があったら何か書くけどさ」
「これからも頑張りましょ〜!」
おしまい
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