2015年6月12日19時51分
欧州特許庁は、優れた発明家を表彰する今年の「欧州発明家賞」の「非ヨーロッパ諸国部門」に、カーボンナノチューブを発明・開発したNEC特別主席研究員の飯島澄男・名城大終身教授ら3人を選んだと発表した。
受賞したのは飯島氏のほか、小塩明・三重大助教と、湯田坂雅子・名城大特任教授。カーボンナノチューブは炭素でできた筒状の物質で、直径が毛髪の1万分の1ほど。鉄鋼より強く、さまざまな材料に使われる。飯島氏が発明し、小塩氏と湯田坂氏が製造法を開発した。
欧州発明家賞では昨年、「QRコード」を開発した日本人研究者らが「人気賞」に選ばれている。
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