【城南聯合ニュース】ソウル近郊の城南市で10歳未満の小学生が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスへの感染を調べる2次検査で陽性の判定を受けた。同市が12日明らかにした。
この児童はこれまでMERSが発生した病院や、MERS感染者が立ち寄った病院を訪れていないことが分かった。このため病院外での感染(地域社会感染)が疑われており、韓国で初めてとなる「4次感染」の可能性があるという。
城南市によると、この児童は父親が9日にMERSへの感染が確認されたため、自宅での隔離措置を受けていた。9日に実施した1次検査では陰性の判定を受けたが、この日行った2次検査で陽性の判定が出た。