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最終更新:2015年6月13日(土) 0時32分

日本の世界遺産登録に反対、韓国が独に協力要請か

 韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相がヨーロッパ歴訪を始めました。「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録に反対する韓国への協力を各国に要請するとみられます。

 「韓国の尹外相が到着しました。この後始まる会談では日本の世界遺産登録問題が取り上げられると思われます」(記者)

 最初の訪問国ドイツに到着した韓国の尹炳世外相。“日韓の歴史問題に巻き込まれたくない”というドイツの思惑を反映してか、公開されたのは冒頭のわずか30秒でした。

 ユネスコの諮問機関ICOMOSが、世界文化遺産への登録を勧告した「明治日本の産業革命遺産」。韓国は対象となっている23施設のうち7施設で朝鮮半島出身者が強制労働をさせられたとし、強く反発しています。今月末には登録の可否を決める委員会が始まります。外相会談では、議長国ドイツに対し、強制労働の歴史が反映されるよう協力を要請したとみられます。

 会談を終えた韓国の尹外相は、強制労働記念館を訪問。会談について問われると・・・

 「(ドイツは)彼らなりに役割を果たしてくれるでしょう」(韓国 尹炳世 外相)

 尹外相は、このあと、副議長国のクロアチアを訪問し、同様に協力を求めるとみられます。(12日23:50)

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