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最終更新:2015年6月12日(金) 7時9分

国連PKO隊員、物資の見返りに“性交渉”か

 国連のPKO=平和維持活動にあたる隊員が、物資と引きかえに現地の女性に性交渉を要求するといった性的被害の申し立てが、6年間で480件に上ったことが国連の調査で明らかになりました。

 調査は国連の監察部門が行ったもので、2010年に大地震が起きた中米・ハイチでは、女性220人以上が、薬やベビー用品、携帯電話などの見返りにPKO隊員との性交渉に応じたと証言したということです。

 「PKO隊員による性暴力や性的虐待は、非難されるべきで、許されるものではない」(国連、ドゥジャリク報道官)

 同様のケースは、リベリアや南スーダンなどでも報告されていて、性的被害の申し立ては2008年からの6年間で、あわせて480件、うち3分の1は18歳未満の被害だということです。

 関与した隊員の国籍や人数は明らかになっていません。(12日03:32)

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