【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は12日午前、オバマ米大統領と電話で約20分間会談し、訪米を延期したことについて理解を求めた。韓国青瓦台(大統領府)が明らかにした。
朴大統領は10日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大に対応するため、14~18日に予定していた訪米の延期を決めた。
オバマ大統領は「MERS対応に専念するため、訪米を延期した決定を十分に理解する」と表明。MERS対応のため、必要な支援を提供する準備を整えているとして、「最も都合の良い早い時期の訪米に向け、韓国側と必要な協議を行うよう指示した」と伝えた。
これに対し、朴大統領は「首脳会談の日程が再調整され、早期にワシントンでオバマ大統領と再会することを期待している」と述べた。