根本仏教講義
Sabbe satta bhavantu sukhitatta
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              法(ダンマ)の六徳
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スヴァーッカートー(1) バガワター ダンモー  サンディッティコー(2)
 アカーリコー
(3)  エーヒ パッスィコー(4) オーパナイコー(5)
パッチャッタン ヴェーディタッボー  ヴィンニュー ヒー
(6) ティ

世尊の法は
  1. 善く、正しく説き示された(教理、実践方法、論理、言語の上だけではなく修行の結果に於いても完全な)教えである。
  2. 実証できる(何時でも誰にでも体験できる)教えである。
  3. 普遍性があり、永遠たる(真理そのものであり、時と場合により訂正すべきものではない、即座に結果が得られる)教えである。
  4. 「来れ見よ」(何人も試して、確かめてみよ)と言える確かな教えである。
  5. 実践者を涅槃へ導く(煩悩に汚れたこころの状態を確実に浄化し、解脱へと導く)教えである。
  6. 賢者たちによって各自で悟られるべき(自らこの教えを実践して体験すべき、他力救済を説かない)教えである。
スリランカ、釈迦尊坐像
ダンマン ジーヴィタ パリヤンタン
サラナン ガッチャーミ

(以上の徳が具われる)法に、
私は生涯帰依し奉る。
  更新情報
 ---2012年06月20日----
    ・ 30.『常に観察すべき五つの真理』、
                   既にPDF施本で配布しておりますので、ダウンロードしてお読み下さい。 →コチラ
 ---2012年03月12日----
    ・ 29.能力を奪う五つの障害  (1) なぜ覚えたことを忘れるのか?
 この「サンガーラワ経」は現在、協会施本で配布しております。
  ---2012年02月01日----
    ・ 28.希望と欲望  (7)最終回 不満の理解が心を向上させる
 根本仏教講義 目次

パティパダー連載 『根本仏教講義』 A.スマナサーラ述

1.釈尊の根本的教え
(1)四聖諦 (2)四聖諦(続き)
(3)八正道 (4)心のカウンセリング
(5)慈悲喜捨の冥想 (6)冥想法の基本
(7)真理を知る慈と愛の心 (8)仏教と仏教の違い
(9)心はこんなに汚れている
2.テーラワーダ仏教 
(1)テーラワーダ仏教とは (2)テーラワーダの真意
(3)すべては自ら確かめよ (4)二つの偈文に学ぶ教え
(5)自分という人間の実態
3.祈り ・ 感謝
(1)恐れが宗教を生む (2)人は何のために祈るのか
(3)祈りより感謝
4.死んだらどうなるか
(1)死んだらどうなるか (2)人間以下の生き方から人間らしい生き方へ
(3)人間らしく生きる」とは? (4)死ぬ瞬間をどう生きるか
(5)来世は自分で選ぶ (6)長生きへの執着は何をもたらすか
5.仏教とは何か
(1)仏教とは何か (2)「生きる道具」を「生きること」と間違えないように
(3)生きる道具とその上手な扱い方
6.心の働き
(1)幸せになる心と不幸になる心の違い (2)不幸の原因
(3)怠けという名のビールス (4)怒りを捨て安らぎを
(5)私のものはあなたのものでもある (6)自分の殻を抜け出す方法
(7)すべては心次第
7.業と因縁
(1)全てのことに理由がある (2)正しく原因究明を
(3)不幸になるという因縁 (4)業。あなたの心が問題
8.苦集滅道
(1)仏陀のひらめき (2)仏陀の苦行から悟りまで
(3)最初の説法が始まる (4)お釈迦様がおっしゃる道-生きる方法
(5)苦集滅道の理解で苦しみが終わる
9.心の法則
(1)心はうんちく好き (2)心とは具体的な働き
(3)からだという道具を運転する心 (4)精進は必須
(5)一旦停止で心の安全
10.診療カウンセリング
(1)仏教は心の科学 (2)頼らない心と自然法則を認める心
(3)優等生の心理療法 (4)「エゴ」と「目標」の問題
(5)基準が『鬼順』にならないように (6)精神的悩みにショックを与える
(7)心を見抜けば悩みから抜け出せる (8)問題を解決するのは自分です
11.幸せの分析
(1)人生は充実していますか (2)思考を少し変えてみましょう
(3)不幸は余計な思考から (4)インスタントな幸せの作り方
12.お経に何が書かれているのか
(1)お釈迦様が正しい理解について語る (2)正しい生き方は君が知っている
(3)仏教は宗教というより民主主義
13.もうひとつの生き方 I
(1)智慧もサマディも悟りではありません (2)頼りになるのは覚者だけ
(3)模範になった仏弟子たち
14.因縁の話
(1)仏教の中心的な教え〜因果説 (2)全てが無常であるならば『自己責任』はないのでは
(3)「因縁」を見れば怒りも消える (4)人間は自由か囚人か
(5)人間を囚人にする因果の法則 (6)因縁を理解すると囚人も自由になれる
15.もうひとつの生き方 II
(1)生きる目的を自問していますか (2)『曖昧』から『明晰』へ
(3)『感情』の恐怖と危険 (4)集中力の楽しみかた
(5)衰えた身体の中、幼児の心 (6)大人になる道
16.無常について
(1)科学の視点からこころを見る (2)『無常』は誤解されている
(3)無常に逆らうから苦悩は生まれる (4)無常が幸福に転換する
(5)無常が幸福に転換する
17.人とのつきあい方
(1)エゴイストは後を絶たない (2)悪友は貧乏神
(3)善友に勝る宝なし (4)「持ち逃げ屋」の見分け方
(5) 「善友かぶり」の見分け方 (6)善友は見逃しやすいもの
(7)善友選びから社会人へ (8)師弟関係・夫婦関係
(9)友人関係・職場の関係
18.ありのままを観る智慧 
(1)智恵を妨げるもの (2)智恵を妨げるもの
(3)人間関係とは苦しいものか (4)日頃の問題に対応できる能力が智恵
19.お受験で知識をはかれるか 
(1)人生はいつもお受験 (2)勉強の裏ワザ
(3)なぜ勉強しなければならないのか (4)勉強すべきかどうか判断しよう
(5)試験は地獄か、楽しみか (6)他人を試験するとき心は傷つく
20.仏陀の育児論
(1)両親は最初の先生 (2)子供は大学
(3)楽しく子供を教えよう (4)子育ての秘訣
(5)心育ては 『一生涯』の仕事 (6)偉大なる慈しみのメッセージ
21.損得勘定の智慧 
(1)損のない生き方 (2)人生はモノの流れの交差点
(3)人生の会計士 (4)仏教の会計学
(5)与えることの喜び (6)幸福の見積書
(7)最高の徳は解脱
22.智慧ある人は愉しんで生きる
(1)自ら実践し体得する  (2)相対論
(3)無常 (4)今の瞬間を生きる
(5)過去に悩まず、未来を期待せず (6)最高の愉しみ
23.刺激論
(1)眠っている頭 (2)生ごみより臭い妄想
(3)刺激の奴隷 (4)知っているのは「主観」
(5)パパンチャのからくり (6)囚われずに歩む
24.ストレス完治への道
(1)ストレスの正体 (2)心を直視する
(3)感情の入れ替え (4)感情のルーレット
(5)慈しみの心で人生を縫う
25.自ら試し、確かめる
(1)「誰にでも理解できる」教え (2)対機説法は最上の特効薬
(3)悟りを開いた人たち(1) (4)悟りを開いた人たち(2)
(5)悟りを開いた人たち(3) (6)悟りを開いた人たち(4)
(7)悟りを開いた人たち(5) (8)苦しみは聖なる真理
(9)智慧のある人は 各自で真理を体験する
26.人生改良計画
(1)「改良」の問題点 (2)無駄な思考をやめる  
(3)クタクタの脳細胞を元気にする   (4)偽善者に幸福は来ない  
(5)観察で妄想が消える   (6)善友は仏道の全て  
27.なぜ苦は偉大なる真理なのか
(1)私たちの知らない巨大な真理   (2)人生は迷路  
(3)出口のない迷路   (4)無価値を知って「楽」に生きる
(5)生きることは穴だらけ   (6)何を体得すれば「苦」がなくなるか?
28.希望と欲望
(1)底なしの欲 (2)糸が切れた凧
(3)猛獣の扱い方 (4)正しい希望の持ち方
(5)正しい希望の持ち方 2 (6)最上の希望は「悟り」
(7)不満の理解が心を向上させる
29.能力を奪う五つの障害 『サンガーラワ経』
(1)なぜ覚えたことを忘れるのか? この『サンガーラワ経』講義は、現在、協会から施本として配布中です。
今後連載しませんが、在庫終了後にPDF施本で配布の予定。
30.「常に観察すべき五つの真理」
施本PDF 『常に観察すべき五つの真理 Abhinhapaccavekkhitabbathânasuttam』 既にPDF施本で配布しておりますので、ダウンロードしてお読み下さい。→コチラ
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