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MERS余波 青森と韓国の中学生交流中止

 青森市教委は11日までに、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染拡大の懸念を理由に、7〜8月に予定した韓国ピョンテク市との中学生交流事業を中止することを決めた。
 7月24〜29日に青森市の中学生8人がピョンテク市を訪れ、ピョンテク市の中学生12人が8月5〜9日に青森市を訪問予定だった。
 市教委社会教育課によると、ピョンテク市内の病院でMERSに感染した患者がいるという情報があった。市教委は事業を中止する意向をピョンテク市側に伝え、同市からも中止の連絡を受けた。同課の杉山潔課長は「保護者の不安視する声があり、安全に配慮すべきだと判断した」と話した。
 青森市とピョンテク市は友好交流協定を結んでおり、同事業は、中学生が観光やホームステイを通じて両国の文化を互いに学び合うのが狙い。1996年度から15回実施された。


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2015年06月12日金曜日

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