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警察庁サミット警備対策委設置
来年、三重県で開かれる「伊勢志摩サミット」に向けて、警察庁は、１２日、庁内に警備対策委員会を設置し、テロ対策を中心に警備計画の作成など本格的な準備作業を始めました。
来年のサミット・主要国首脳会議が、「伊勢志摩サミット」として開催されることが決まったことを受けて、警察庁は１２日、坂口次長を委員長とする警備対策委員会を設置し、警備計画の作成など本格的な準備作業を始めました。
今後、会場予定地の志摩市にある「賢島」や、その周辺を視察するなどして、警備に動員する警察官の人員や装備資機材など、テロ対策を中心に警備計画や交通規制の計画を作成することにしています。
今回は、過激派組織ＩＳ・イスラミックステートが日本をテロの標的にすると主張して以降、初めて日本で開かれるサミットで警察庁は、各地の警察本部と連携して準備を進めることにしています。
また、賢島は周囲を海に囲まれているため、海上保安庁とも連携して対策を検討することにしています。
一方、三重県警察本部の大賀眞一本部長はきょうの県議会で「サミットは国際テロ組織などにとって、存在を示す絶好の機会となり得る。
各国の首脳の安全を確保するとともに、住民の協力を得ながら会議場などの警備に万全を期したい」と述べました。
06月12日 18時15分