最多300万枚出荷で噴出する「AKB48」ゴミ問題〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 6月12日(金)8時1分配信
もはや恒例となったAKB48の総選挙が6月6日に迫った。これに合わせて投票券のついたシングルCD『僕たちは戦わない』(通常盤¥1646)は5月20日に発売されたが、初期出荷数は300万枚!
「シングル50万枚売れれば1位で大ヒットの時代に、有り得ない数字。20作連続初週ミリオンだそうですね。業界にとってはありがたいけれど音楽を聴くためじゃないのだから、馬鹿馬鹿しくなります。資源の無駄ですよ。投票券目当てで何十枚も買って、CDは再生されるんですかね」
吐き捨てるように言うのは、音楽CD会社の社員だ。
ヤフオクでは、投票券300枚(なんだこの数!)が24万円で出品される一方で、商品であるCDは4枚150円で叩き売りだ。
漫画家でAKBファンの小林よしのり氏も、CDを段ボール箱買いしたというが、5月28日のブログで、〈CDはスタッフと親戚の子たちに配るが、もういっそのこと投票券だけを売ってほしい。(中略)これ、運営がタダでいいから回収してほしいよ。目的は投票券だけなのだから、CDはいらないんだよな〉と本音を吐露しているほどだ。
「おまけのシール欲しさに商品のチョコを捨てる子供が続出して社会問題化した、かつてのビックリマンチョコ・ブームと一緒。しかし、AKB商法はメディアも含め、誰もおかしいと言わないところがおかしい」
とは上智大学の碓井広義教授(メディア論)だ。
天下の朝日新聞ですら〈センター争奪 混戦模様〉(5月30日付夕刊)と題し、“識者”4人による座談会を全段抜きで報じる始末。
「経産省の役人まで出てきて、誰が1位になるかを予想している。子供やファンから金を巻き上げるシステムに疑問を持つこともなく、大人もAKB商法に乗っかって浮かれているようにしか見えません」(同)
餌食になるのはファンばかり。『僕たちは戦わない』とは言いも言ったり。
※「週刊新潮」2015年6月11日号
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