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 第2次世界大戦の末期、旧ソ連軍が対日侵攻の拠点にしたモンゴル東部の巨大基地などの遺構を本社機「あすか」から空撮し、基地の全体像をとらえた。はるか遠くに続く対戦車壕(ごう)に囲まれた基地の内部には、幾何学模様の配列で砲台や連絡壕、司令部跡とみられる廃虚が並んでいた。

 三つの巨大基地は、関東軍がその存在を把握していなかった総延長約400キロの軍用鉄道で結ばれている。1942年6月、スターリンが極秘に建設調査を指示したものだ。基地内には、攻撃を受けた時に身を隠す連絡壕や物資の貯蔵施設、司令部に使われたとみられるれんがや鉄筋コンクリート造りの建物跡が配されていた。