***** 私は見た!! 不幸な結婚式 88 *****
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15: 愛と死の名無しさん 2010/07/15(木) 13:56:40
新郎は料理人、新婦は会社員という組み合わせ。
私は新婦ちゃんの先輩で、新郎とも一応顔見知り。
披露宴は順調で割と良い感じにすすんでいた…新郎友人のスピーチまでは。
新郎友人がニコニコと笑いながら
「新婦ちゃんは料理ができないそうですが、新郎が俺が基本から仕込んでやると豪語しているので…」
と言った瞬間、新郎の笑顔が凍りついた。
何せ、二人並んで私の前で
「新郎君がね、新婦ちゃんは料理下手でもいいんだよ。僕が一生君のためにご飯つくるからって言ってくれたの」
「いやー。新婦ちゃんって本当においしそうにご飯食べてくれるんで…この笑顔のためなら毎日つくりますよ」
なんてノロケ話を聞かされたのはほんの10日ほど前。
どうも新郎は職場では「亭主関白でいく」宣言をしているようで、友人スピーチもそこからきたものらしい。

…が、新婦ちゃんの機嫌は見る見る悪くなり、隣で挙動不審になる新郎。
「そっかー。新郎君、料理下手な女とはやっぱり結婚したくないんだー。そっかー。
基礎から仕込むなんて面倒なことするより、料理上手な奥さんみつけたら?」と言って
そのまま高砂から降りてずかずかと自主的退場を開始する新婦。
「ちょ・・ごめん!違うから!そんなこと言ってないから!!」と泣いて縋る新郎。
まるでその姿は貫一お宮のよう(古い?)だった。
「嘘だから!僕そんなこと絶対言ってないから!新婦ちゃんのために一生ご飯つくるから!!!」
絶叫に近い声で泣きながら訴える新郎をみて新婦ちゃんが
「ホントに?一生つくってくれる?」「うん!約束するよ!」
ここで自然に会場からは拍手が沸き起こった(小さかったけど)
一人悪者になった同僚は、スピーチ途中のまま席に戻り、なんだかちょっと居心地悪そうに自棄酒を飲んでいた。

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