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【コラム】今年25周年を迎えたドイツ統一の思い出
2015年06月11日14時15分[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
韓国では、私がドイツから来たといえば、いつも統一ドイツについて尋ねられる。しかし当時は4歳だったためドイツの統一について特に知っていることはない。統一ドイツ後も同じだ。私の世代はこの問題にあまり関心がないようだ。統一ドイツに関心を持つようになったのは韓国に来てからだ。先日、統一教育センターで開催された「非首脳統一会談」の準備のためにドイツの統一過程を調べながら多くのことを知った。
今年でドイツ統一25年となる。その間、東ドイツのドレスデンやライプツィヒのような大都市は文化的にかなり発展した。ドイツ全体の経済に大きく寄与している。過去の西ドイツと東ドイツの住民の間に差がないわけではないが、以前に比べて減っているのが事実だ。お互いに認め合う態度も見られる。さらに現在のメルケル首相とガウク大統領も東ドイツ出身だ。
しかし統一当時は良くないことも多かった。まず、まだ旧東ドイツ地域の経済水準が旧西ドイツ地域に比べ30%も低い。共産主義から資本主義に変わり、旧東ドイツ地域の企業が民営化したが、競争社会に適応できず破産が相次いだ。このため失業率が高まり、購買力が落ち、経済事情が悪化し、若者が就職できないという悪循環が生じた。同時に外国人嫌悪が増え、1990年代に入ってからは青少年犯罪率も高まった。
突然の吸収統一による莫大な費用も無視できない。旧東ドイツ地域のインフラを新しく建設するのに約2兆ドルが投入されたという。結果的にドイツ経済に大きな負担を与えた。この費用のために付加価値税・たばこ税をはじめとする多くの税金が大幅に引き上げられた。多くの統一費用は中産層に属する会社員の税金が基礎となった。
東西ドイツの統一環境は韓国・北朝鮮と比較できない。統一当時、旧西ドイツは6000万人、旧東ドイツは1600万人と人口比率は4対1であり、国土も旧西ドイツが旧東ドイツに比べ3倍も広かった。分断されたにもかかわらず旧西ドイツの市民は旧東ドイツを訪問できたし、旧ドイツの市民は旧西ドイツのテレビを視聴できた。これに対し韓国と北朝鮮は人口比率が2対1、国土比率は1対1であるため、ドイツより統一費用が大きく、問題も多いかもしれない。ドイツ人は当時、多くの費用がかかり問題も発生すると予想したが、自由の価値を重要視したため喜んで統一を選択した。韓半島(朝鮮半島)でも平和な統一が実現することを心から望む。
ダニエル・リンデマンJTBC「非首脳会談」出演者
今年でドイツ統一25年となる。その間、東ドイツのドレスデンやライプツィヒのような大都市は文化的にかなり発展した。ドイツ全体の経済に大きく寄与している。過去の西ドイツと東ドイツの住民の間に差がないわけではないが、以前に比べて減っているのが事実だ。お互いに認め合う態度も見られる。さらに現在のメルケル首相とガウク大統領も東ドイツ出身だ。
しかし統一当時は良くないことも多かった。まず、まだ旧東ドイツ地域の経済水準が旧西ドイツ地域に比べ30%も低い。共産主義から資本主義に変わり、旧東ドイツ地域の企業が民営化したが、競争社会に適応できず破産が相次いだ。このため失業率が高まり、購買力が落ち、経済事情が悪化し、若者が就職できないという悪循環が生じた。同時に外国人嫌悪が増え、1990年代に入ってからは青少年犯罪率も高まった。
突然の吸収統一による莫大な費用も無視できない。旧東ドイツ地域のインフラを新しく建設するのに約2兆ドルが投入されたという。結果的にドイツ経済に大きな負担を与えた。この費用のために付加価値税・たばこ税をはじめとする多くの税金が大幅に引き上げられた。多くの統一費用は中産層に属する会社員の税金が基礎となった。
東西ドイツの統一環境は韓国・北朝鮮と比較できない。統一当時、旧西ドイツは6000万人、旧東ドイツは1600万人と人口比率は4対1であり、国土も旧西ドイツが旧東ドイツに比べ3倍も広かった。分断されたにもかかわらず旧西ドイツの市民は旧東ドイツを訪問できたし、旧ドイツの市民は旧西ドイツのテレビを視聴できた。これに対し韓国と北朝鮮は人口比率が2対1、国土比率は1対1であるため、ドイツより統一費用が大きく、問題も多いかもしれない。ドイツ人は当時、多くの費用がかかり問題も発生すると予想したが、自由の価値を重要視したため喜んで統一を選択した。韓半島(朝鮮半島)でも平和な統一が実現することを心から望む。
ダニエル・リンデマンJTBC「非首脳会談」出演者