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大変久しぶりです。
半年ぐらいでしょうか。
その半年の出来事をについて話したいと思います。
まずはMMPについて報告。今日、MMPのレポジトリをv0.2.1の状態に戻しました。
v0.2.1はQtエディタの開発を始めた前の最後のコミットです。
この半年の間、ずっとMMPのレポジトリを滅茶苦茶な状態に置いてしまったことが気になって気になって仕方がなかったんです。せめてこれでもっと片付いた状態になったと思います。
当時はgitを使うのが初めてで、動画を投稿した後に色んな人が集まってきて、その人達の要望をどうやって対応していくべきかよく分からずに進もうとしていたと思います。今はそのような要望もgitもよく使っていますからもうちょっと慣れていますが…
それでレポジトリを戻したのはいいけど、それでどうするのかという話になりますが…MMPの開発をこれ以上進めるつもりはありません。その理由は以下の文章で分かるようになります。
MMPの解説動画を投稿した以来、色んな人達からお勧めや教えや要望があったんです。「このようなMMD派生ソフトがあるけどMMPがやろうとしていることと同じなんじゃないのか」というようなコメントが幾つかあったんですが、大抵の場合はLinuxでは使えないなどとの理由であんまり気にすることはなかったんです。
しかし一つだけ気になったコメントがありました。MMPでアニメーションを作れる機能を追加してみようかと提案した時、「BlenderでPMXをインポートして使うスクリプトがあるんだけどBlenderを使えばいいんじゃないのか?」という問いがあったんです。
当時は「MMPをもっとユーザーフレンドリー的な感じにすれば…」とか言った覚えがありますが、自分がBlenderを使った経験がほぼ無かった上にBlenderを使ってみたいと前から思っていました。だからこのコメントがごもっともなのではないかと思いました。
ツイッターでフォローして頂いている方ならもうご存知かもしれませんが、米国任天堂で働くことになりました。見方によれば、これは僕が五歳の時からずっと追いつづけていた夢がやっと叶えたと言えます。本当は日本任天堂を目指していたのでまだ叶ってないとも言えますが、どちらにせよ自分の人生では非常におめでたいことです。
秘密保持契約をサインした以上、その仕事の内容についてはなんとも言えませんが、あそこで出会った一人について少し話たいと思います。
Nathan Vegdahl.
彼はBig Buck BunnyやSintelという映画の制作にも参加した、言わばBlenderの達人である。
Blenderを使えるようになりたいと思ったら目の前にBlenderの達人が現れて、本当に幸運としか言いようがないです。
彼の存在もあって、米国任天堂で働くことになってからはずっとBlenderの勉強に挑んでいます。
3Dデザインにはパーティクルシステム、物理演算、リギングとアニメーション、モデリングなどと、色んな部面があるので一つの部面に集中することが多いんですが、一つの部面に集中せずにBlender全体を勉強しています。
そして僕は納得させられました。Blenderは使い方さえ分かればなんだって出来ますし、プログラム自体のデザインには問題がありながらも普段金払わないと貰わないような、他の3Dデザインアプリよりいい所もあるような素晴らしい出来です。だからボーカロイドコミュニティがBlenderをもっと使った方がいいと思うようになりました。
だから最近は色々と検討しています。どうすればBlenderをボカロ動画の製作に使えるのか。そして検討すれば検討する程、*Blenderがこのような動画作成に向いていると気づいています*。
納得させられたことにより、MMPの開発を進めるより、Blenderの教育・開発などに力を入れるべきのではないかという結論に辿り着きました。
これからの活動は、主に物作りになると思いますが、作りながらも少しずつ学んだことを解説していけたらなと思っています。
それでは失礼します。これからも宜しくお願いいたします。
半年ぐらいでしょうか。
その半年の出来事をについて話したいと思います。
まずはMMPについて報告。今日、MMPのレポジトリをv0.2.1の状態に戻しました。
v0.2.1はQtエディタの開発を始めた前の最後のコミットです。
この半年の間、ずっとMMPのレポジトリを滅茶苦茶な状態に置いてしまったことが気になって気になって仕方がなかったんです。せめてこれでもっと片付いた状態になったと思います。
当時はgitを使うのが初めてで、動画を投稿した後に色んな人が集まってきて、その人達の要望をどうやって対応していくべきかよく分からずに進もうとしていたと思います。今はそのような要望もgitもよく使っていますからもうちょっと慣れていますが…
それでレポジトリを戻したのはいいけど、それでどうするのかという話になりますが…MMPの開発をこれ以上進めるつもりはありません。その理由は以下の文章で分かるようになります。
MMPの解説動画を投稿した以来、色んな人達からお勧めや教えや要望があったんです。「このようなMMD派生ソフトがあるけどMMPがやろうとしていることと同じなんじゃないのか」というようなコメントが幾つかあったんですが、大抵の場合はLinuxでは使えないなどとの理由であんまり気にすることはなかったんです。
しかし一つだけ気になったコメントがありました。MMPでアニメーションを作れる機能を追加してみようかと提案した時、「BlenderでPMXをインポートして使うスクリプトがあるんだけどBlenderを使えばいいんじゃないのか?」という問いがあったんです。
当時は「MMPをもっとユーザーフレンドリー的な感じにすれば…」とか言った覚えがありますが、自分がBlenderを使った経験がほぼ無かった上にBlenderを使ってみたいと前から思っていました。だからこのコメントがごもっともなのではないかと思いました。
ツイッターでフォローして頂いている方ならもうご存知かもしれませんが、米国任天堂で働くことになりました。見方によれば、これは僕が五歳の時からずっと追いつづけていた夢がやっと叶えたと言えます。本当は日本任天堂を目指していたのでまだ叶ってないとも言えますが、どちらにせよ自分の人生では非常におめでたいことです。
秘密保持契約をサインした以上、その仕事の内容についてはなんとも言えませんが、あそこで出会った一人について少し話たいと思います。
Nathan Vegdahl.
彼はBig Buck BunnyやSintelという映画の制作にも参加した、言わばBlenderの達人である。
Blenderを使えるようになりたいと思ったら目の前にBlenderの達人が現れて、本当に幸運としか言いようがないです。
彼の存在もあって、米国任天堂で働くことになってからはずっとBlenderの勉強に挑んでいます。
3Dデザインにはパーティクルシステム、物理演算、リギングとアニメーション、モデリングなどと、色んな部面があるので一つの部面に集中することが多いんですが、一つの部面に集中せずにBlender全体を勉強しています。
そして僕は納得させられました。Blenderは使い方さえ分かればなんだって出来ますし、プログラム自体のデザインには問題がありながらも普段金払わないと貰わないような、他の3Dデザインアプリよりいい所もあるような素晴らしい出来です。だからボーカロイドコミュニティがBlenderをもっと使った方がいいと思うようになりました。
だから最近は色々と検討しています。どうすればBlenderをボカロ動画の製作に使えるのか。そして検討すれば検討する程、*Blenderがこのような動画作成に向いていると気づいています*。
納得させられたことにより、MMPの開発を進めるより、Blenderの教育・開発などに力を入れるべきのではないかという結論に辿り着きました。
これからの活動は、主に物作りになると思いますが、作りながらも少しずつ学んだことを解説していけたらなと思っています。
それでは失礼します。これからも宜しくお願いいたします。
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