韓国 ソウル市民「空気中にもウイルスがあるような感じ」-新華網
2015年06月11日 10時20分
【新華網】 韓国では中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大している。韓国保健福祉部は10日、MERS感染者が新たに13人確認され、2人が死亡してMERS感染者数は計108人、死亡者数は9人に増加し、隔離対象者数も3000人を超えたと発表した。
最初の対応が手遅れになった韓国政府は最近予防措置宣伝を強化し、多くの公共交通手段で防疫措置を強め、タクシー業界などの組織は自発的に消毒キャンペーンを開始した。
政府がMERSコロナウイルスが医療機関内で伝染し、空気を通して伝染するのではないと再三強調しているが、猛威を振るっているMERSコロナウイルスの前で韓国人は恐怖を感じ、「マスク無しでは外に出られない」と言っている。
「空気中にもMERSコロナウイルスがあるようで、安全のためにマスクをかけている」と言うソウル市民もいる。
(翻訳 崔蓮花)
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