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 春の交通安全運動中の12日、女子マラソンの五輪メダリスト有森裕子さん(48)が南署の一日署長を務めた。制服姿で高齢者らに向け、交通事故に遭わないよう、注意を呼びかけた。

 有森さんは、大阪市中央区の商業施設「心斎橋ビッグステップ」であった「ミナミ交通安全大会」に出席。「マラソンを通して培ったフェアプレー精神に基づき、交通事故のないまちづくりに貢献することを誓います」とする交通安全宣言を読み上げた。

 11日現在、今年の府内での交通事故死者のうち、約半数が65歳以上の高齢者。有森さんは高齢者中心の参加者約100人に対し、「年齢とともに動きが鈍くなるが、交通事故に巻き込まれないよう、階段の上り下りなどで足腰を鍛えて」とアドバイスしていた。

 会の後、有森さんは参加者1人ずつに安全運転を呼びかけるリーフレットなどを手渡し、「交通ルールを守りましょう」と呼びかけた。台風接近による雨天の影響で、予定していたパレードは中止された。(田渕紫織)