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【社会】

「9条」再びノーベル賞候補 相模原の団体に「推薦受理」

記者会見する「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会のメンバー=10日、相模原市役所で

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 今年のノーベル平和賞に「憲法九条を保持している日本国民」を推薦する活動をしている相模原市の市民団体が十日、同市内で記者会見し、ノーベル賞委員会から、候補として正式に受理されたと発表した。受理は受賞を逃した昨年に続いて二回目。

 推薦した「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会によると、ノーベル賞委員会から、推薦人となった大学教授らに連絡があったのは九日。通知によると、今年の候補は二百七十の団体・個人で、受賞者の発表は十月九日という。

 活動を発案した主婦鷹巣(たかす)直美さん(38)は「憲法違反の『安保関連法案』を阻止し、日本国民みんなでノーベル平和賞を受賞し、さらに世界中に憲法九条を輝かせましょう」と声明文を朗読した。

 さらに「憲法を守りたい、戦争をやめてほしいという私たちの小さな声一つ一つが広まることが願い」と訴えた。推薦人は、衆参両院の国会議員六十一人を含む八十四人。

 

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