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さけます流し網漁継続へ ロシアへの働きかけ強化を6月10日 17時38分
ロシア政府が排他的経済水域でのさけとますの流し網漁を禁止する方針を示していることを受けて、北海道の漁業関係者が10日、林農林水産大臣に対し、流し網漁が継続できるようロシア側への働きかけの強化を要請しました。
ロシア政府は漁業資源の保護を理由に、日本の漁船が操業している排他的経済水域でのさけとますの流し網漁を禁止する方針で、来年から禁止する内容の法案が議会で審議されています。
こうした事態を受けて、さけます漁が盛んな北海道の漁業関係者などが10日、林農林水産大臣に対し、継続を求める要望書を手渡しました。
要望書では、「さけますの流し網漁は北海道東部の地域経済の中核を担う重要な漁業だ」としたうえで、流し網が継続できるようロシア側への働きかけの強化を求めています。
これに対し、林大臣は「ロシアの議会の話ではあるが粘り強く対応し、今までどおり操業できるよう全力を挙げたい」と述べました。
要請のあと、根室市の長谷川俊輔市長は記者団に対し「さけますの流し網漁が禁止されれば、地域経済は崩壊するという実情を大臣に説明し、漁業での日本とロシアの協力関係を継続し、流し網漁が続けられるようにお願いした」と述べました。
こうした事態を受けて、さけます漁が盛んな北海道の漁業関係者などが10日、林農林水産大臣に対し、継続を求める要望書を手渡しました。
要望書では、「さけますの流し網漁は北海道東部の地域経済の中核を担う重要な漁業だ」としたうえで、流し網が継続できるようロシア側への働きかけの強化を求めています。
これに対し、林大臣は「ロシアの議会の話ではあるが粘り強く対応し、今までどおり操業できるよう全力を挙げたい」と述べました。
要請のあと、根室市の長谷川俊輔市長は記者団に対し「さけますの流し網漁が禁止されれば、地域経済は崩壊するという実情を大臣に説明し、漁業での日本とロシアの協力関係を継続し、流し網漁が続けられるようにお願いした」と述べました。