米太平洋軍司令官 韓国哨戒艦撃沈事件犠牲者を追悼
【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問中のハリス米太平洋軍司令官は10日、ソウル近郊の京畿道・平沢の韓国海軍第2艦隊司令部を訪れ、北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件で犠牲になった46人の冥福を祈った。
米太平洋軍司令官が韓国海軍第2艦隊司令部を訪問し、同事件の犠牲者を追悼したのは今回が初めて。
4月10日にはカーター米国防長官が同司令部を訪れている。
ハリス氏はまた、韓国軍の崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀本部議長と会談し、朝鮮半島の安保情勢をはじめとする懸案について意見を交わした。
その席でハリス氏は北朝鮮が挑発した場合、韓米両国が連合防衛態勢を基盤に断固かつ強力に対応するとした。
ハリス氏は先月27日に司令官に就任。在韓米軍部隊の視察のため韓国を訪問し、9日には朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談した。
米太平洋軍司令部は在韓・在日米軍を含め米地域司令部では最も広い地域を管轄している。朝鮮半島での有事の際には、米軍戦力支援の責任を負う。
関連記事
- 朴大統領 新米太平軍司令官と会談=北朝鮮問題など協議06-09 20:18
- 北全域を攻撃可能な弾道ミサイル試験発射 朴大統領が参観06-03 14:22
- 韓米連合師団発足 世界初の混成部隊06-03 11:34
- 韓米が対北ミサイル作戦原則樹立 THAAD運用を示唆06-02 16:16
- 韓国の陸海空軍 東海岸で合同射撃訓練実施06-02 14:00