韓国の日刊紙、国民日報(8日付電子版)によると、MERSの被害拡大を受け、最大野党・新政治連合と市民団体が8日までに、専門調査会社「ウリリサーチ」に朴氏の責任を問う国民調査を依頼した。調査対象は19歳以上の男女1000人で、このうち43・3%が「朴大統領の責任が最も大きい」と回答した。
朴氏に加え、MERS対策にあたる保健福祉省のトップや副首相など、政府関係者の責任が大きいとする回答は75・9%に達したという。
経済低迷に側近の裏金疑惑など課題山積の朴政権。MERS禍という新たな難題が政権をさらに追い詰めている。