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FIFA 2026年W杯の開催地選定延期へ6月10日 23時30分
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FIFA=国際サッカー連盟は、2026年のワールドカップの開催地選びの作業を延期することを明らかにし、FIFAを巡る事件は、今後のワールドカップの開催に向けた準備にも影響を及ぼし始めています。
FIFAを巡っては、賄賂の受け渡しなどがあったとして、前副会長ら合わせて14人が組織的不正の罪でアメリカの司法当局から起訴されたほか、スイスの司法当局が、2018年のロシア大会と2022年のカタール大会の開催地を選ぶ過程で不正が行われた疑いがあるとして捜査を進めています。
こうしたなか、FIFAのバルク事務局長が10日、ロシア大会の開催都市の1つ、サマラを訪れて準備状況を視察したあと記者会見しました。
この中でバルク事務局長は、再来年5月の総会で決まる予定だった2026年大会の開催地について「現状を考慮すれば、作業を始めるのは適当ではない」と述べて、開催地選びに向けた作業を延期することを明らかにしました。
これについてFIFAの報道官は、来月、臨時の理事会を開催し、開催地の選定について今後の方針を決めるとしています。
一方、バルク事務局長は、2010年の南アフリカ大会の招致を巡って、みずからも不正な送金に関わった疑いがあると報じられていることについて、「捜査当局に事情を聴かれたこともない」と述べて、改めて関与を否定しました。
こうしたなか、FIFAのバルク事務局長が10日、ロシア大会の開催都市の1つ、サマラを訪れて準備状況を視察したあと記者会見しました。
この中でバルク事務局長は、再来年5月の総会で決まる予定だった2026年大会の開催地について「現状を考慮すれば、作業を始めるのは適当ではない」と述べて、開催地選びに向けた作業を延期することを明らかにしました。
これについてFIFAの報道官は、来月、臨時の理事会を開催し、開催地の選定について今後の方針を決めるとしています。
一方、バルク事務局長は、2010年の南アフリカ大会の招致を巡って、みずからも不正な送金に関わった疑いがあると報じられていることについて、「捜査当局に事情を聴かれたこともない」と述べて、改めて関与を否定しました。