新潟県のニュース
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東京電力 柏崎市で住民説明会
柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に向け住民説明会を続けている東京電力は、9日夜、原発が立地する柏崎市でも会を開きましたが、参加者からは反対意見が相次ぎました。
柏崎市の住民など130人ほどが参加した9日夜の説明会で、東京電力は事業計画の財源確保で大きな影響を持つとしている柏崎刈羽原発の再稼働に向けて、住民に対し安全対策への取り組みを説明し理解を求めました。
これに対し、出席した住民からは「福島第一原発の事故を見ると被ばくせずに避難することは不可能だ」とか「風向きで避難する方角が常に変わるのに実効性ある避難計画を立てられるわけがない」など再稼働に反対する意見が相次ぎました。
また、福島県から避難している男性から柏崎市で原発事故があった際の賠償について尋ねられると、ことし4月に設立された新潟本社の木村公一代表は「賠償を貫徹し公平公正な賠償に努めていきたい」と答えていました。
このほか、小型の無人機「ドローン」によるテロの対策については、現状では警備員による目視で監視しているとしたうえで、原発敷地内に侵入した「ドローン」を検出する機器の設置を進める考えを明らかにしました。
06月10日 07時09分