ロシア海軍の新型揚陸艦ピョートル・モルグノフは2015年6月11日に起工される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月9日15時41分配信
【ロシア海軍最大の揚陸艦は6月11日に起工される】
モスクワ、6月9日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍の為の最大の大型揚陸艦-プロジェクト11711「ピョートル・モルグノフ」は、6月11日に造船工場「ヤンターリ」で起工される。
火曜日、海軍の代理人イーゴリ・ディガロ1等海佐は記者団へ伝えた。

プロジェクト11711の1番艦「イワン・グレン」は、現時点で建造の最終段階に在り、試験後、大方は2015年末に海軍へ引き渡される事になるだろう。

「6月11日、カリーニングラード造船工場ヤンターリにおいて、海軍の為の新たなプロジェクト11711大型揚陸艦が起工されます。
それは海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将の指示により、ピョートル・モルグノフと命名されています」
ディガロ
は伝えた。

艦は5000トンの排水量を有しており、これは、現在、ロシア連邦海軍に在籍する大型揚陸艦の中でも最大級となる。

プロジェクト11711大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、艦上に13両の戦車或いは30両以上の装甲兵員輸送車及び歩兵戦闘車を搭載可能であり、海軍歩兵大隊を積載する能力が提供される。
艦の生活条件は大幅に改善され、乗組員、空挺部隊員及び海軍歩兵の居住区が配置されている。

大型揚陸艦は4000海里の航続距離を有しており、遠海ゾーンでの任務遂行を可能とする。
プロジェクト11711大型揚陸艦の艦上には、艦載輸送戦闘ヘリコプターを搭載できる。


[新型揚陸艦イワン・グレン]

プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]

「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は既に始まっています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]

「ピョートル・モルグノフ」の正式な起工は2015年7月8日の予定でしたが、約1ヶ月早い6月11日になりました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2015年6月11日に起工される]

そして今回、ロシア海軍側からも起工日は6月11日になる事が発表されました。
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ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2015』第2段階は2015年8月に日本海で実施される

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『タス通信』より
2015年6月9日13時39分配信
【ロシア連邦と中国の士官は今後の演習『海洋協同』のエリアの視察を実施した】
モスクワ、6月9日/タス通信

日本海で8月に行なわれるロシア-中国演習『海洋協同-2015』第2段階の実施エリアの視察は沿海地方において完了した。
6月9日、東方軍管区広報サービス部長アレクサンドル・ゴルデーエフ大佐は発表した。

「この活動中に東方軍管区管理部及び太平洋艦隊本部の士官、中国人民解放軍海軍の代表は、クネヴィチ飛行場(沿海地方)からの視察を行ない、更には、海洋揚陸部隊の上陸場所として、クレルカ岬エリアの太平洋艦隊射爆場を調査しました」
ゴルデーエフ
は説明した。

また、軍はクレルカ岬射爆場上空を飛行し、中国の士官は演習-訓練複合体の能力を高く評価した。
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視察グループの作業結果に関する会議は、6月10日にウラジオストクで開催される。

以前、ロシア中国は、8月に『海洋協同』第2段階の実施を計画していると報じられた。
演習は、ピョートル大帝湾エリアで実施されることになるだろう。

演習の第1段階は、5月中旬に地中海で実施され、ロシア中国の約10隻の艦船が参加した。


ロシア海軍中国海軍合同演習『海洋協同-2015』の第1段階は、2015年5月11日から21日まで地中海東部で実施されました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

そして2015年8月、合同演習『海洋協同-2015』の第2段階が日本海(沿海地方沖)で実施されます。
[2015年8月に日本海でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]

今回、ロシア海軍中国海軍の士官団は、『海洋協同-2015』第2段階の実施予定エリアを空から視察しました。
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演習実施エリアの1つであるクレルカ岬は、太平洋艦隊上陸演習が行なわれている場所です。
[沿海地方でロシア海軍歩兵部隊と空挺軍部隊の演習が実施される]

これまでの『海洋協同』において上陸演習が行なわれた事は有りませんが、今回は初めて行なわれることになるようです。

ロシア海軍黒海艦隊艦船はエジプトのアレクサンドリアに居る

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年6月8日17時17分配信
【黒海艦隊艦船支隊はエジプトのアレクサンドリア港に居る】

ロシア-エジプト合同演習『友情の橋-2015』の実施準備プログラムに沿って、黒海艦隊戦闘艦支隊エジプトアレクサンドリア港への訪問を続ける。

演習計画下での合同沿岸および艦本部の形成:2つの海軍の船員は実地行動の打ち合わせを完了し、来たる海洋における取り組みの為の部隊の行動計画会議が毎日開催されている。

本日(6月8日)、エジプト海軍士官グループは、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」を訪れた。
ロシア艦への士官の訪問は、2ヶ国海軍の合同演習へも参加するP.S.ナヒーモフ記念セヴァストーポリ高等海軍学校の士官候補生のエジプトフリゲート「ダミアット」艦上への訪問の答礼として実施された。

文化的プログラムの枠組みにおいて、黒海艦隊の艦船乗組員は、エジプト最古の都市の1つであるアレクサンドリアの図書館や他の歴史的名所を訪れた。

明日(6月9日)、黒海艦隊エアクッションロケット艦「サムーム」へ、アレクサンドリア市ロシア人協会の代表が到着する予定である。
ロシア人住民代表の為、艦内の見学旅行が行なわれる。

演習の全ての課題に関する事前合意は6月9日の完了が予定されており、その後、当事者は海上での実地行動を始める。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月9日9時17分配信
【ロシア連邦とエジプトの演習の活動段階(アクティブ・フェーズ)は地中海で6月10日から始まる】
モスクワ、6月9日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアエジプトの戦闘艦は、6月10日から地中海で合同演習を開始する。
火曜日、ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報管理部代表イーゴリ・ディガロ1等海佐は発表した。

「地中海の指定海域におけるロシア-エジプト艦船グループの実際の任務遂行を前提とする海洋活動段階は、明日6月10日からの開始が計画されています」
彼は指摘した。

ディガロによると、火曜日、管理部は、対空防衛と「小型水上目標からの攻撃への反撃」の課題へ取り組む艦船乗組員への統制説明会を開催した。

「更に、双方の観察士官の交換が行われます」
ディガロ
は付け加えた。

ロシア連邦国防省は更に、本日の終わりに会議が開催されると発表した。
アレクサンドリア港に滞在しているロシア海軍の艦-親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」は、明日(6月10日)の抜錨の為の最終的な準備を行なっている。


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黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」の4隻は、6月6日にエジプトアレクサンドリアを訪れました。
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はエジプトを訪れた]

この4隻+バルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」が、ロシア・エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』へ参加します。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2015』は地中海で実施される]
[ロシア海軍とエジプト海軍は合同演習『友情の橋-2015』の打ち合わせを行なった]

エジプト海軍からはフリゲート「タバ」、「ダミアット」、ミサイル艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」の他に、エジプト空軍からF-16戦闘機2機も参加します。

合同演習陸上司令部アレクサンドリアエジプト海軍合同管理センターに置かれ、ロシア海軍側の演習統制官は黒海艦隊副司令官ワレリー・クリコフ中将エジプト海軍側の演習統制官はエジプト海軍戦闘訓練管理部長アフメド・マヒムド・ムファラフ中将が務めます。

合同演習海上司令部「モスクワ」艦上に置かれます。

演習参加艦は6月10日から地中海東部で実際の演習活動を開始します。

ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクはセヴェロドヴィンスク市へ到着した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年6月8日16時20分配信
【原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスクは技術的作業を実施する為にセヴマシュへ到着した】

多目的原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、6月6日・土曜日の朝、「セヴマシュ」工場で技術的修繕を実施する為、セヴェロドヴィンスク市へ到着した。

『海軍産業』(フロートプロム)北方艦隊の情報提供者より伝えられた。
彼は、計画された作業は、修理には関連していない事を指摘した。

計画によると、「セヴェロドヴィンスク」は4月に「セヴマシュ」で改修を実施する事になっていた。
しかし、その後、『海軍産業』によると、潜水艦「セヴマシュ」へ来なかった。

[『海軍産業』参考資料]
「セヴェロドヴィンスク」
原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」のトップである。
同艦は1993年に「セヴマシュ」で起工され、2010年に進水した。
2013年12月には試験運航の為に採用され、2014年6月17日にロシア海軍の一員となった。

ロシア連邦の海軍ドクトリンによると、将来、プロジェクト「ヤーセン」潜水艦は、ロシア多目的原子力潜水艦の基礎とならなければならない。
6隻の「ヤーセン」の建造が計画されている。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水したプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中ロケット巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2013年12月30日、受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]

2014年6月17日、ロシア海軍旗初掲揚式典が開催され、北方艦隊潜水艦部隊・第11対空母原潜師団へ編入され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは最新の原子炉セキュリティシステムを有する]


その後も白海で各種試験が実施され、2014年9月、常駐基地となるザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かいました。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは駐留基地ザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かった]

11月10日、ザーパドナヤ・リツァ浮上救助室の動作試験が行なわれました。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは救助カプセルの動作試験を行なった]

その後の動向は明らかにされる事はありませんでしたが、2015年5月9日の大祖国戦争勝利70周年記念日には、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク沖の観艦式へ参加しました。


そして2015年6月6日、セヴェロドヴィンスク市へ到着しました。

『オレグ・クルショフ氏のブログ』より
2015年6月8日15時03分配信
【原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は「セヴマシュ」へ到着した】
セヴェロドヴィンスク市に到着した原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」の写真です。

今回、「セヴェロドヴィンスク」は、艦の修理では無く、何らかの新型機器を搭載する為にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」へ回航されたようです。

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦2隻は地中海東部へ入った

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年6月8日10時05分配信
【地中海の大型揚陸艦は交代した】

黒海艦隊の2隻の大型揚陸艦は次の航海の為に地中海へ向かい、バルト艦隊の同型艦は黒海へ入った。

日曜日・6月7日、黒海艦隊大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」「ノヴォチェルカッスク」ボスポラス海峡を南へ向かって通過した。
同日、バルト艦隊大型揚陸艦「コロリョーフ」海峡を北へ向けて通過した。
『ボスポラス海軍ニュース』は報じた。

「ツェーザリ・クニコフ」にとって、これは今年初の地中海航海となる。
「ノヴォチェルカッスク」にとっては5回目となる。
「コロリョーフ」は5月20日にバルチースクを出港し、6月初頭にロシア連邦海軍地中海作戦連合部隊へ加わった。


バルト艦隊大型揚陸艦「コロリョーフ」は、2015年5月20日にバルチースクを抜錨して地中海へ向かい、6月初頭には地中海東部へ入りました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフは地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊へ加わった]
今回、就役以来初めて黒海へ入りました。

黒海艦隊大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」は2013年7月からブルガリアでオーバーホールが行なわれ、2014年11月末に復帰しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフはブルガリアでの修理を完了した]
そして今回、2年ぶりに地中海へ出てきました。


現在、地中海に展開するロシア海軍艦船は、少なくとも、この11隻になります。
(その大半は地中海東部に居ますが)

親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(黒海艦隊)
警備艦「プイトリーヴイ」(黒海艦隊)
エアクッションロケット艦「サムーム」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(北方艦隊)
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)
中型偵察艦「プリアゾヴィエ」(黒海艦隊)
海洋曳船「MB-31」(黒海艦隊)
工作船「PM-138」(黒海艦隊)


大型揚陸艦は、黒海東岸ノヴォロシースクからシリアタルトゥース「貨物」を輸送しています。
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