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ドローン少年への支援額、100万円分に 「おもしろい動画配信してほしかった」 警視庁
小型無人機「ドローン」の飛行を示唆し東京・浅草神社の三社祭の運営を妨げたとして横浜市の無職少年(15)が逮捕された事件で、少年が受けていた支援の額が、約100万円分に上っていたとみられることが9日、警視庁への取材で分かった。東京地検は10日、少年を家庭裁判所に送致する。
同庁少年事件課によると、少年が支援を募ってホームページに公開していた口座に、計62万円分の現金が振り込まれていた。このほか、動画投稿サイトの視聴者らから得た15万円分のギフト券、25万円のパソコンや3万5千円のマイクといった配信機材の支援もあったとみられる。
支援したのは10~70代の男女18人。同課が数人から支援の理由を聞いたところ、「おもしろい動画をもっと配信してほしかった」などと答えたという。少年は一貫して、「答える必要はない」と調べに応じていない。