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中国人観光客の消費、ラオックス年間販売量の80%を占める

2015年06月09日 15時41分
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「経済之声」の報道によると、強大な購買力を持つ中国人観光客が日本の免税店を賑わしている。最近、日本の大手免税店ラオックスが東京・新宿繁華街で旗艦店を設立し、開業当日に大勢の中国人観光客が押し寄せた。ラオックスの集計によると、毎年70ヵ国あまりの観光客が訪れてきたが、年間販売量の80%は中国人観光客によるものだ。

 

強大な購買力を持つ中国人観光客はラオックスという80年あまりの歴史を誇る日本の免税店を徹底的に変貌させた。6年前に中国企業の蘇寧雲商が5730万元を出資し、ラオックスの27.36%の株式を買い取った。その後、蘇寧が3回追加投資し、約10億元を投下してラオックスの約65%の株式を取得した。

 

中国企業の海外投資は国民の海外消費習慣をも変えている。ラオックスが蘇寧の海外におけるサプライチェーンの支点に位置づけられ、中国人消費者がラオックスで購入した商品は蘇寧傘下拠点のアフターサービスを享受できる。2015年7月に、蘇寧がラオックス実店舗を蘇寧易購に導入する構えだ。

 

(翻訳 孫義)

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