ローザンヌ=河野正樹
2015年6月8日23時05分
国際オリンピック委員会(IOC)は8日、スイス・ローザンヌで理事会を開き、2020年東京五輪の8競技の会場を新たに承認した。これで、実施が決まっている28競技のうち、自転車とサッカーを除く26競技の会場計画が確定した。
セーリングは東京都江東区若洲で実施する計画を取りやめ、1964年東京五輪で使った神奈川県藤沢市の「江の島ヨットハーバー」に決定。同じく名乗りを上げていた愛知県蒲郡市、千葉市は見送られた。
また横浜市への変更が一時検討されていたトライアスロンは、招致時の計画通り、港区のお台場海浜公園で実施する。レスリング、フェンシング、テコンドーの3競技は当初の東京ビッグサイトから千葉市の幕張メッセに移る。
20年大会は半径8キロ圏内に約8割の会場が集中するコンパクト五輪を掲げた招致時の青写真から、広域開催色がさらに強まった。こうした会場見直しは、開催都市の費用削減をめざしたIOCの中長期改革「五輪アジェンダ2020」に沿ったものだ。
大会組織委員会の武藤敏郎事務総長によると、招致段階の計画よりも17億米ドル(約2100億円)を削減できるという。決定が持ち越しとなった自転車は、トラックなどの一部種目を静岡県伊豆市の既存施設で開催することが検討されている。
また、サッカーは大会組織委が1次リーグの会場に加えたい方針を示している茨城県鹿嶋市、愛知県豊田市、大阪府吹田市などについて、引き続き調整する。(ローザンヌ=河野正樹)
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