「もう元気、無罪放免」慎太郎節健在も声弱々しく

2015年6月9日6時0分  スポーツ報知
  • ゆっくりと1人で歩いて羽田空港の出口に現れた石原慎太郎氏

    ゆっくりと1人で歩いて羽田空港の出口に現れた石原慎太郎氏

 島根県益田市で行われた7日の講演中に体調不良を訴え、同市の病院に救急搬送された石原慎太郎元東京都知事(82)は8日に退院し、空路で東京に戻った。取材に対して「もう元気になり、無罪放免になりました」と“慎太郎節”で応じたが、声は弱々しかった。体調不良の要因を「講演会で早口で話しすぎて脱水症状になったため」とし、今後の活動への影響は「全くない」と強調した。

 羽田空港に到着した石原氏は、午後3時すぎ、空港出口に姿を現した。近くの関係者の手は借りず、1人で歩いて迎えの車に向かったが、その足取りはゆっくりとしていた。

 約1時間半の搭乗を終え、少々疲れたような表情。「もう元気になり、無罪放免になりました」と“慎太郎節”で回復をアピールしたが、声は聞き取りづらいほど弱々しかった。今後の通院に関して問われると「東京では病院に行かない」と答えた。

 この日、東京の自宅に戻るため、島根県の石見空港に立った石原氏。「講演会で早口で話しすぎて、脱水症状を起こしたようだ。迷惑をかけて申し訳ない」とわびた。体調を問われると、「どっこい生きてるよ」と軽く手を上げて笑顔を見せた。

 石原氏は7日の講演で、開始から30分後に不調を訴え、講演を中断していたことも複数の参加者への取材で分かった。

 参加者によると、石原氏は7日午後3時半頃から益田市内の施設で、地元の青年会議所が主催した講演会で話し始めた。30分が過ぎた頃に後頭部を押さえながら「あれ、おかしいな」「前に脳梗塞をやったから」などと繰り返し、水を頻繁に飲み、ろれつが回らない様子だったという。

 午後4時10~15分頃、「深呼吸をしてくる」と言い、講演を中断し、1人で歩いて舞台袖に退いた。その後、主催者側の男性が119番し、午後4時40分頃、救急車で益田赤十字病院(益田市)に搬送された。

 益田広域消防本部によると、搬送時に石原氏は意識があり、「頭が重たい感じがする」と話していたという。

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