本買取 アマゾンvs.ブックオフ
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同サービスでは買取価格を事前にAmazon.co.jp上で確認でき、本1冊から無料で集荷する。集荷の際は日時指定も可能だ。また買取センターで受領後24時間以内に査定・支払いが完了。支払いはAmazonギフト券で行われる(初回利用時のみ古物営業法上の本人確認手続きのため、銀行振込)。査定後、買取が成立しなかった商品は、配送料無料で返送するという。
事前に金額がわかるうえ1冊から無料集荷、返送も無料と、かなり手軽に利用できそうなサービスとあって注目度は抜群。大手中古本販売チェーンといえばブックオフがあるが、こちらの宅配買取サービス「宅本便」は、「古本20点以上」「ゲーム・DVD・CDのいずれかが3点以上」「買取価格が1000円以上の商品が1点」という3つの条件のうち、1つ以上を満たしている必要がある(支払いは銀行振込のみ)。
ツイッターでも、ブックオフと比較する声が多く、
「ブックオフやばいで・・・」
「ブックオフ潰す気やな(笑)」
「マーケットプレースorブックオフごろしですかね」
「amazonが買取始めたら、本当にちゃんとした古書店以外は終わりなんじゃないのか…。ブックオフ死亡。セドリの人々死亡」
など、Amazonが“圧勝”するのではないかとみる向きが圧倒的だ。ただ、支払いが「Amazonギフト券」となることについては、
「Amazonの買取サービス素敵やん?って思ったけど、これ初回以外はAmazonギフト券で支払われるのな。現金でくれ」
「amazonが本の買取を開始。やったあ、不良在庫押しつけちゃえ!と思ったら、支払いはギフト券か。微妙」
という声も。
ブックオフでは査定されるまで買取価格がわからず、また振込まで2週間ほどかかるデメリットもあるが、現金で受け取りたい場合はブックオフの買取サービスを利用するという選択肢もありそう。どちらにしても、早く本を売りたいか、それとも現金が欲しいか、利用者のニーズに応じて選べるようになったことは歓迎できそうだ。
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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