函館市役所:「ツチくじら定食」始めました

毎日新聞 2015年06月08日 18時44分(最終更新 06月08日 18時48分)

函館市役所の食堂で提供が始まったツチくじら定食。この日も12時過ぎに売り切れた=北海道函館市2015年6月8日午後0時27分、遠藤修平撮影
函館市役所の食堂で提供が始まったツチくじら定食。この日も12時過ぎに売り切れた=北海道函館市2015年6月8日午後0時27分、遠藤修平撮影

 北海道・函館市役所の地下食堂で8日、「ツチくじら和風竜田揚げ定食」(税込み580円)の提供が始まった。水揚げ地・函館をPRし、消費拡大を図ろうと2008年から行われている。

 5月下旬から道南の日本海で解禁された商業捕鯨で捕獲されたツチクジラを使用。国が捕獲枠を定めているが、国際捕鯨委員会の規制対象外。赤身肉をショウガじょうゆに漬け、臭みを抑え軟らかく仕上げた。

 1日限定30食で昼休み前に完売することも。入荷がある限りで、6月末には終了予定。高たんぱく低カロリーが特徴で、担当者は「鯨飲馬食とはいかないが、多くの人に味わってほしい」。【遠藤修平】

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