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甘利氏 米法案可決ならTPP大筋合意可能に
6月8日 18時15分

甘利経済再生担当大臣は、東京都内で講演し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉について、日米2国間の協議は大きなヤマを越えており、アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案が議会で可決されれば、交渉全体の大筋合意は可能になるという見通しを示しました。
この中で、甘利経済再生担当大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉を巡る日米2国間の協議について、「全部終わっているわけではないが、ことし4月に行った日米閣僚級協議で、大どころ、大きなヤマは越えたと思っている」と述べ、農産物5項目や日本製の自動車部品などの関税の取り扱いを巡る協議は、相当程度、前進しているという認識を示しました。
そのうえで、甘利大臣は、「今後の鍵は、アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案の議会での審議にかかっている。上院では法案は通ったが、下院でも一刻も早く可決してほしい。それができれば、ほぼ大筋合意には届くのではないかと思う」と述べ、アメリカ議会で法案が可決されれば、交渉全体の大筋合意は可能になるという見通しを示しました。

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