韓国が日韓関係改善に動き出した？国民の45％が「外交と歴史問題は切り離すべき」、69％が「首脳会談を開催すべき」―韓国ネット

2015年6月5日、韓国KBSラジオによると、韓国国民のおよそ半数が、日韓関係の改善のために、過去の歴史と外交を切り離して対応すべきだと考えていることがわかった。

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KBSラジオ1が韓国放送文化研究所に依頼して、全国の成人男女1081人を対象に、日韓関係に関する認識を調査した結果、回答者の45．5％が「日韓関係改善のために歴史問題と外交を分けて考える必要がある」と回答した。

さらに、「関係改善のために過度の反日感情を持つのは避けるべき」との回答が24％、「日韓青年交流などの民間交流を拡大しなければならない」とする回答が12％となった。また、日韓首脳会談は、過去の歴史問題とは切り離して開催すべきだとの回答は68．9％に上り、開催すべきでないとした回答は31．1％に留まった。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「どんな人たちを対象に調査した？親日が多い地域を選んだんじゃないのか？」
「『過去の歴史問題は切り離そう』と扇動している雰囲気だな」

「こんな態度を取っているから、日本人に軽くあしらわれるんだ」
「簡単に、日韓の過去のわだかまりが、解消されると思うのは妄想だ」

「過去の歴史問題は切り離して考えるとしても、問題なのは今でも独島（※日本名：竹島）を狙っているということだ」

「日本との関係改善は必要だ。ただ頭を下げて付き合うような日韓関係は必要ないと思う。国力を育て、日韓関係を対等な関係に持っていくことが、われわれが行わねばならいことだ。そして、過去、日本に支配されたことも、必ずしも悪いわけではない。世界の動きに適応できなかった朝鮮王朝が滅びたのであって、私たち民族自体が滅びた訳ではない。むしろ日本に支配された時期に先進文化が導入され、われわれ民族の発展の基礎がもたらされた事実も認めなければならない」（翻訳・編集/三田）