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首相 力による一方的現状変更認めることできない6月9日 0時05分
安倍総理大臣は訪問先のドイツで記者会見し、ウクライナ情勢をはじめ、海洋進出を強める中国を念頭に、「力によって一方的に現状が変更される。これはヨーロッパでもアジアでも認めることはできない」と述べ、いかなる紛争も平和的に解決すべきだという考えを強調しました。また安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領の訪日を年内の適切な時期に実現したいという考えを示しました。
この中で安倍総理大臣は、ウクライナ情勢をはじめ、南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、「力によって一方的に現状が変更される。強い者が弱い者を振り回す。これはヨーロッパでもアジアでも世界のどこであろうと認めることはできない。法の支配、主権、領土の一体性を重視する日本の立場は明確で一貫している」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「いかなる紛争も力の行使や威嚇ではなく国際法に基づいて平和的に解決すべきだ」と強調しました。
また安倍総理大臣はロシア外交に関連して、「ロシアには責任ある国家として国際社会のさまざまな課題に建設的に関与してもらいたい。そのためにも私はプーチン大統領との対話をこれからも続けていく考えだ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「ロシアとは戦後70年たった現在もいまだに平和条約が締結できていないという現実がある。北方領土の問題を前に進めるため、プーチン大統領の訪日を本年の適切な時期に実現したいと考えている。具体的な日程は、今後、準備状況を勘案しつつ、種々の要素を総合的に考慮し、検討していく考えだ」と述べ、プーチン大統領の訪日を年内の適切な時期に実現したいという考えを示しました。
そのうえで安倍総理大臣は「いかなる紛争も力の行使や威嚇ではなく国際法に基づいて平和的に解決すべきだ」と強調しました。
また安倍総理大臣はロシア外交に関連して、「ロシアには責任ある国家として国際社会のさまざまな課題に建設的に関与してもらいたい。そのためにも私はプーチン大統領との対話をこれからも続けていく考えだ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「ロシアとは戦後70年たった現在もいまだに平和条約が締結できていないという現実がある。北方領土の問題を前に進めるため、プーチン大統領の訪日を本年の適切な時期に実現したいと考えている。具体的な日程は、今後、準備状況を勘案しつつ、種々の要素を総合的に考慮し、検討していく考えだ」と述べ、プーチン大統領の訪日を年内の適切な時期に実現したいという考えを示しました。