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民主 マイナンバー制度運用開始延期も検討を
6月8日 12時43分

民主 マイナンバー制度運用開始延期も検討を
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民主党の枝野幹事長は、国会内で記者団に対し、日本年金機構のシステムから大量の個人情報が流出した問題を受け、政府の情報管理体制に不安があるとして、来年1月からのマイナンバー制度の運用開始を遅らせることも検討すべきだという考えを示しました。
この中で、民主党の枝野幹事長は、年金情報の流出問題に関連して、「国民の中に年金情報の流出に対する不信と不安があるので、マイナンバー制度を予定通り来年の1月1日に施行してよいのか、党内で早急に検討しているところだ。場合によっては、施行期日を延期することも視野に入れた対応をしていかなければならない」と述べ、政府の情報管理体制に不安があるとして、マイナンバー制度の運用開始を遅らせることも検討すべきだという考えを示しました。
また、枝野氏は、参議院で審議が行われている、マイナンバー制度の利用範囲を金融や医療などの分野に広げることなどを目的とした、マイナンバー法などの改正案への対応について、「民主党は衆議院では賛同したが、年金情報の流出という現実が突きつけられたので、それを踏まえた議論ができなければ、到底、採決できる状況ではない。場合によっては、衆参で賛否が変わってもおかしくないくらいの変化だ」と述べました。

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